ストーリー

8月20日(日)放送

25王と民の戦い

東映特撮ファンクラブでこの話を視聴する

 巨大化した後にチキューの核に突入して内側から破壊する、デズナラク8世の「チキュー破壊計画」がついに始まった。王様たちがこの計画を止めるには、新しい守護神の力に頼るしかない。20体のシュゴッドを合体させた最強の守護神には、同じ人数のパイロットが必要だ。なお、1人でもパイロットが欠ければ、チキュー破壊計画阻止作戦の成功率は半分まで下がってしまう。
 パイロットの人選について王様たちが話し合う中、シュゴッダムで大量のサナギムが暴れまわる事態に! 実は、この騒動はゲロウジームが起こしたものだった。騒動を止めようとするジェラミー(池田匡志)に、「優しさと綺麗事だけで何ができますか? 王にならんとするならば、傷つけ、血に汚れ、命を背負うご覚悟を!」と言い放ったゲロウジーム。ゲロウジームに諭されたジェラミーは、デズナラク8世を倒してバグナラクの王様になることを誓い、自分がギラ(酒井大成)たちと手を取り合うことで人類との共存を考えた。こうしてジェラミーと主従関係を結んだゲロウジームは、パイロットに選ばれるのだった。
 その後、他の王様たちも新たな守護神の適合パイロットをそれぞれ探したが、最後の1人は見つからなかった。しかし、ギラには適合者の心当たりがあった。意を決して彼が声をかけたのは、まだ幼いブーン(木曽源)だった。
 「誰1人欠けることもケガをすることもなく、チキューを守って絶対に帰る」と覚悟を決めた王様たちと、そんな王様に命を預けた側近と国民たち。パイロットである20人の戦士たちは、伝説を超える最強の守護神「ゴッドキングオージャー」を降臨させてついにチキューの核へ! マグマの中央にいたデズナラク8世を地上に引きずり上げることに成功し、連続攻撃で見事爆散させた。
 元の大きさに戻ったデズナラク8世に、王様たちは最後の戦いを挑む。2000年にわたる人類とバグナラクの戦いが終わるのは、また次のお話…。

脚本:高野水登
監督:加藤弘之
アクション監督:渡辺 淳
特撮監督:佛田 洋(特撮研究所)