ストーリー

7月30日(日)放送

22シュゴッド大集合

東映特撮ファンクラブでこの話を視聴する

 ギラ(酒井大成)たちの前に再び現れて巨大化した一撃将軍ダイゴーグ。巨大化の原動力は、なんとシュゴッドソウルだった。しかもダイゴーグは、三大守護神とゴッドタランチュラのシュゴッドソウルを取り込み、今までの怪ジームとは比べ物にならないくらい巨大だった。ギラはすぐにキングオージャーを降臨させるが、シュゴッドたちの異変に気付いて反応が遅れてしまう。その結果、ダイゴーグの強力な衝撃波でシュゴッダムの外れ街が消し飛んでしまった。巨大化が止まらないダイゴーグの力が最大に達するのは、明日の夜明け。その強大な力が放たれれば、シュゴッダムが滅亡するのは確実だ。
 シュゴッドを「仲間」、シュゴッドソウルを「命」と呼ぶギラに対して、「人工知能で動いているだけの機械」「奪われても代用品なら作り直せる」と言うヤンマ(渡辺碧斗)。怯えるシュゴッドたちを守りたいギラだが、多くの民の命を預かる王様という立場から決心が揺らいでしまう。そんな時、カグラギ(佳久創)とスズメ(加村真美)の隠密調査からコーカサスカブト城が巨大ロボットになることが判明する。超巨大ダイゴーグに対抗すべく、ギラは城を動かそうとするが…!?
 ギラが城を動かそうと奮闘する中、「シュゴッドハンター」の異名を持つイラガジームが電撃で妨害! 城にいたシュゴッドたちが感電して動けなくなり、イラガジームと戦う王様たちの変身も解除されてしまう。絶体絶命のピンチで、ヤンマはシュゴッドたちが「自らの意思で動かない状態」だと見抜く。そして、「これが、てめェらがあの邪悪の王と一緒に戦ってきたことを学習してきたオチか?」「やべェ時、あいつが何してきたか、記録されているはずだよな」「いつまでビビッてる。仲間ァ助けたくねェのか!」と、シュゴッドたちを奮い立たせた。その結果、シュゴッドたちは自らの意思でギラのもとへ集結し、金色に輝きながら荘厳なビームでイラガジームを見事爆散! その光景は、シュゴッドに唯一認められた初代シュゴッダム国王が人類を救った2000年前の伝説の絵画と同じだった。
 シュゴッドとの絆をさらに深めたギラは再び城を動かそうとするが、まだ「何か」が足りないらしい。焦る王様たちの視界の端でダイゴーグは巨大化し続け、その体は熱を帯び、赤く発光していて不気味だ。滅亡のタイムリミットが迫る中、ギラたちはシュゴッダムを救えるのか? ダイゴーグに対抗できる城が真の姿を見せるのは、また次のお話…。

脚本:高野水登
監督:茶谷和行
アクション監督:渡辺 淳
特撮監督:佛田 洋(特撮研究所)