ストーリー

5月14日(日)放送

11怪奇!クモ仮面の男

東映特撮ファンクラブでこの話を視聴する

 ギラ(酒井大成)と4人の王様たちが起こした奇跡を自分の手柄にしたラクレス(矢野聖人)。そこで4人の王様たちは、死んだことになっているギラの葬式をして、彼が生き返ったように見せる「ギラ奇跡の大復活計画」を考える。この計画が成功すれば、シュゴッダム国民たちにウソがバレたラクレスは大変なことになるはず…。悪だくみで盛り上がる王様たちだったが、同じ頃に蜘蛛の仮面をつけた謎の男がバグナラクと怪しげなやりとりをしていることに気づかなかった…。
 ついにやってきたギラの葬式当日。作戦通り登場するはずだったギラは棺から出られず、王様たちは大慌て。原因は、何者かの手によって蜘蛛の糸が棺に巻き付けられていたからだった。そんなことをした犯人は、バグナラクのもとにいたあの謎の蜘蛛仮面の男! 葬式中に突然現れたと思いきや、ギラが入っている棺を抱えて逃走するのだった。
 やがて、人気のない場所で蜘蛛仮面の男と対峙するギラの前に巨大ナガバジームが出現。いつの間にか消えた蜘蛛仮面の男が気になりつつも、ギラはキングオージャーを召喚するが、デズナラク8世のワナによって三大守護神を奪われてしまう。デズナラク8世は、壁画に書かれてある言い伝えの「世界をひっくり返す奇跡」を起こそうとしていたのだ。
 しかしそこに、またしても蜘蛛仮面の男が登場! 実はこの男、三大守護神を集めてある儀式をするためにデズナラク8世を利用していたのだ。儀式によって蜘蛛仮面の封印が解かれたこの男の名は、ジェラミー・ブラシエリ(池田匡志)。「時代遅れの語り部」を名乗る彼は、いきなり銃型の武器でデズナラク8世を爆破し、姿を消した。はたして、ジェラミーは何者で目的は何なのか? 人類とバグナラク、どちらの味方なのか? それが明らかになるのは、また次のお話…。

脚本:高野水登
監督:加藤弘之
アクション監督:渡辺 淳
特撮監督:佛田 洋(特撮研究所)