ストーリー

4月23日(日)放送

8王と王子の決闘裁判

東映特撮ファンクラブでこの話を視聴する

 児童養護園の子供たちを人質にされたギラ(酒井大成)は、ラクレス(矢野聖人)と"決闘裁判"をすることに。シュゴッダム国王と国家反逆の王子であるふたりの戦いの勝ち負けは、どちらかが降伏するか、あるいは片方の死で決まる…!
 一方その裏では、ヤンマ(渡辺碧斗)、ヒメノ(村上愛花)、リタ(平川結月)、カグラギ(佳久創)が、それぞれの思惑でひそかに行動していた。それは各国の王様だけでなく、バグナラクも同じで…!?
 そして、ついにやってきた決闘裁判の当日。立会人のリタとモニター越しのシュゴッダム国民たちが見守る中で、ギラとラクレスは王鎧武装! ギラはクワガタオージャーに、ラクレスはオオクワガタオージャーに変身して、場所を変えながら激しい戦いを繰り広げる!
 そんな因縁の兄弟対決を追うリタのもとに、謎のシュゴッダム兵士たちが参上! 彼らの正体はヤンマ、ヒメノ、カグラギ。リタは話を聞いていなかったが、王様たちは決闘裁判前に4王国の通信会議で秘策「ギラは私のもの作戦」を考えていたのだ。作戦の流れは、カグラギが事前にラクレスへゴッドスコーピオンの毒入り注射器(実はすり替えた麻酔薬)を渡し、決闘裁判でラクレスがその毒を使ってギラを倒し、ギラの死を偽装することで追っ手を撒くというもの。しかし、カグラギのうっかりミスで本物の毒入り注射器がラクレスの手に渡ってさあ大変!
 その頃、ラクレスに追い詰められてギラも大ピンチに! さらにそこへゲロウジームとサナギムたちがやってきて…!? 思いもよらぬ方向に進んだ決闘裁判だったが、最終的にラクレスの渾身の一撃によってギラは敗北し、崖の底に落ちてゆくのだった…。
 誰もがギラの死を確信したが、なんと彼は急所が外れて生きていた! 4王国がこれから本格始動させる「ギラ死んだフリ作戦」は成功するのか? そして、天から突然現れた三大守護神の一体ゴッドホッパーは人類に力を貸してくれるのか? それはまた次のお話…。

脚本:高野水登
監督:山口恭平
アクション監督:渡辺 淳
特撮監督:佛田 洋(特撮研究所)