ストーリー

4月2日(日)放送

5冬の王来たる

東映特撮ファンクラブでこの話を視聴する

 三大守護神のひとつゴッドカブトを味方にしてバグナラクを倒したギラ(酒井大成)、ヤンマ(渡辺碧斗)、ヒメノ(村上愛花)、カグラギ(佳久創)。しかしその勝利の裏には、カグラギの悪だくみが隠されていた。まんまと彼のワナにはまったギラは、ゴッカン国の王様兼最高裁判長リタ(平川結月)によってザイバーン城へ連れていかれ、マイナス10度の牢屋に入れられてしまった。
 国家反逆の罪に問われたギラの身辺調査をするべく、リタはシュゴッダム、ンコソパ、イシャバーナ、トウフを訪れ、各国の王たちに話を聞いて回ることに。その頃ギラは、無慈悲なリタのことを恨んではいなかったが、最悪な現状を悲しんでいた。
 ついにやってきたギラの裁判当日。傍聴席にはヤンマ、ヒメノ、カグラギやその側近たちのほか、あのラクレス(矢野聖人)の姿もあった。「リタはギラを死罪にするだろう」と誰もが思っていたが、彼女が下した判決はなんと無罪。さらにはリタの調査によって、ギラの本名が「ギラ・ハスティー」であることや、彼がラクレスの弟でシュゴッダムの王族であることも明らかになった。
 各国の民の証言もあってギラが晴れて自由の身となったのも束の間、ザイバーン城付近にサナギムとジゴクジームが出現! ギラ、ヤンマ、ヒメノ、リタ、カグラギの5人が一斉に変身して戦闘を繰り広げる中でジゴクジームが巨大化し、ギラたちはキングオージャーで戦うことに。それぞれの主義主張が激しいために5人の攻撃はバラバラだったが、最終的にはなんとか巨大ジゴクジームを倒すことができた。
 戦いを終えてギラたち5人がそれぞれの国に帰る中、ザイバーン城ではリタの側近モルフォーニャ(長谷川かすみ)が傷だらけになっていた。なんと、ギラたちがジゴクジームと戦っている間にカメジムが秘宝ゴッドスコーピオンのシュゴッドソウルを奪っていたのだ。三大守護神のひとつがバグナラクの手に渡ってしまった今、チキューの平和はどうなってしまうのか!? それはまた次のお話…。

脚本:高野水登
監督:上堀内佳寿也
アクション監督:渡辺 淳
特撮監督:佛田 洋(特撮研究所)