「現場近くの防犯カメラ。映っているのは、お前だな？」
健査官・内藤が見せるタブレットを覗き込むと、男性は。

「よく見えないです…。若い頃からひどい近眼で」
さらに、暗いと色の違いが分かりづらいという男性。靴下は黒と紺を片方ずつ履いてしまっている。
「お前・・・白内障、気をつけた方が良いぞ」

加齢により水晶体が濁り視力が低下する白内障。早い人では40代で発症し、年と共に患者は増える。
また、年を取ってからの視力低下は、本が読みにくくなったり、外出がおっくうになるなど生活の質を低下させる。
日本橋白内障クリニックの赤星隆幸院長は、僅か5分ほどの手術で、近視や乱視、老眼までも治す事が可能だという。