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“ブレない男”が帰って来る!上川隆也が硬骨の検事を演じる“佐方貞人シリーズ”最新作3年ぶり登場!!「待ちわびていました!」第4弾実現に上川が“快哉”!

2019年12月1日

検事・佐方貞人が正義のために闘う
人気ミステリー最新作が登場!
上川隆也が、3年ぶりに“信念の男”を熱演!!
被告人は――無罪!? 佐方の信義が“問題判決”に…!?

■“佐方貞人シリーズ”第4作!ファン待望の骨太ミステリーがこの冬、帰って来る!

 骨太の人間ドラマと緻密な構成でミステリー通をうならせ、『このミステリーがすごい!』大賞、第15回大藪春彦賞、第69回日本推理作家協会賞など数々の賞に輝く、人気作家・柚月裕子氏。
 氏の代表作でもある“佐方貞人シリーズ”は、『最後の証人』『検事の本懐』『検事の死命』の3作で累計42万部を超える大ヒットを記録。テレビ朝日では主演に上川隆也を迎え、2015年~2016年にかけて、その3作を映像化、いずれも大反響を巻き起こしました(※『最後の証人』2015年1月24日放送 / 『検事の死命』2016年1月17日放送 / 『検事の本懐』2016年12月3日放送)。
 そして――この冬、佐方シリーズ最新作『検事の信義』所収の一篇『裁きを望む』をドラマ化! 「犯した罪はまっとうに裁かれなければならない」――熱い信念を貫く、硬骨のヒーロー・佐方貞人が帰ってきます!

■窃盗事件の陰に資産家一族の骨肉の争い!?問題判決で佐方が辞職の危機に!

 最新作で佐方が挑むのは、資産家宅で起きた空き巣事件。大手不動産会社の前社長が病死し、その通夜の晩、豪邸に男が侵入。書斎から高級腕時計を盗みだしたのは、なんと亡き前社長の“婚外子”だった。認知を拒絶された恨みによる犯行だと思われたが、公判に入ると突如、彼は「あの腕時計は譲り受けたものだ」と無実を主張。
 状況証拠や証言、すべてが有罪を示す中、男の真意はどこにあるのか…!? 彼は、本当に無実なのか…!? 佐方は真実を求めて、補充捜査を開始する。

 日本の刑事裁判における有罪率は99.9%といわれており、検察官が無罪の論告をすることになれば、異例中の異例――いわゆる“問題判決”となってしまい、起訴を担当した同期の検事・庄司真生の栄転も消えてしまいかねません。しかし、「どんな事件も真っ当に捜査し、どんな罪も真っ当に裁かせる」という信念を貫く佐方は、真実を明らかにするため、ただひたすらに奔走します。
 ところが、事件は予想外の方向へ…! 佐方は窮地に立たされ、辞職の危機に…!? 佐方が秋霜烈日のバッジにかけて突き止めた、驚くべき事件の真相、そして被告人の心情とは…!?

■「新作を待ちわびていた!」 上川隆也、3年ぶり“信念の男”と向き合う!

 そんな佐方を演じるのは、卓越した演技力と圧倒的な存在感で舞台、映画、ドラマと縦横無尽の活躍を続ける上川隆也。本シリーズへの出演は約3年ぶりとなりますが、上川もまた佐方同様、役柄を全うすべくひたむきに演技と向き合い、“硬骨のヒーロー”を鮮烈によみがえらせます。
 「佐方の生き方はある意味、不器用。“法に愚直”であるところに、愛しさを感じます」と、主人公・佐方に熱い思い入れを抱く上川。「第4弾が決まったときは、ひそかに快哉を叫びました(笑)」と笑顔を浮かべるほど、新作の実現を待ちわびていたことを明かしました。
 さらに「この作品は法曹ドラマですので、法廷シーンがクライマックスに来るのが定番です。しかし今回は趣が少し違います。法廷ではない場所で描かれる今回ならではのクライマックスこそが今回のみどころ。それは、“愚直なまでに検事である”佐方だからこそ…。ぜひそこを楽しみにしていただきたいです」と、メッセージも呼びかけていました。

■充実のレギュラーメンバーも集結! 個性あふれるゲストたちが佐方を翻弄する!

 本作には、佐方の同期検事・庄司真生役の松下由樹、佐方を陰ながら支える筒井義雄部長役の伊武雅刀ら、“佐方ワールド”に欠かせないおなじみのキャストも集結!
 また、映画『洗骨』(2019年)のヒロイン役で注目を集めた水崎綾女が、佐方付きの検察事務官・小田薫を熱演! そして昨年、映画『ウスケボーイズ』で海外の主演男優賞に輝いた渡辺大が、佐方を翻弄する被告人・芳賀渉を繊細な演技で具現化していきます。
 このほか、松尾貴史、利重剛らベテランの演技巧者たちも登場、ドラマにさらなる深みをもたらしています。
 新時代“令和”に突入した2019年――“ブレない男”佐方貞人が、また新たな感動をもたらします。ぜひ、放送にご期待ください!

上川隆也 コメント

――第4弾が決定したときの、率直な感想は?
 実は…待ちわびていました。柚月裕子先生が新作を書き上げられ、それをドラマとして演じられる日がいつ来るだろうかと、心待ちにしておりましたので、第4弾が決まったときは、ひそかに快哉を叫びました(笑)。
――上川さん自身が考える、佐方貞人とはどんなキャラクターですか?
 彼の生き方はある意味、不器用です。これまでの3作で紐解かれたプロフィールから抽出すると、佐方は「罪はまっとうに裁かれるべき」という父親から受け取った言葉を決して手放さず、いまだに父の影を色濃く背負いながら歩いている男。
 また、彼は後々、検事を辞めて弁護士へとキャリアを変えますが、検事時代の佐方は常にタイトロープのようなところを歩きながら、自らの職業に対する矜持を保っているように思えます。タイトロープを選んでしまうところが不器用だと思いますし、そこが同じ男として愛しい部分だと感じます。
 最新作では、法律の盲点を巧妙についた事件が描かれていきますが、佐方は周囲の反対を理解しながらも“法の上ではこれが正しい”という一点から、“ある結論”を出します。搦め手を使うなど、打つ手はいくらでもあると思うのですが、それを選ばないのが佐方。“法に愚直”であるところに、やはり愛しさを感じます。
――上司役の伊武雅刀さん、同期役の松下由樹さんらレギュラーメンバーも揃いましたが、現場の雰囲気はいかがでしたか?
 伊武さん、松下さんは前作から時間が経ったから何かが変わる、ということはまったくなく、再会してすぐ、これまでと同じ空気の中で芝居ができて、とてもありがたかったです。また、今回、新たに事務官として水崎綾女さんが入ってくださいましたが、彼女の空気はこれまでパートナーを務めてくださった方々とはまた違って、底抜けの明るさがありました。骨太なストーリーに柔らかな風をもたらしてくださいました。
――視聴者のみなさまにメッセージをお願いいたします!
 シリーズ4作目となりますが、これまでの作品と遜色のない、そしてまた、ひと味違った法曹ドラマをお楽しみいただけると思います。この作品は法曹ドラマですので、法廷シーンがクライマックスに来るのが定番です。しかし今回は趣が少し違います。法廷ではない場所で描かれる今回ならではのクライマックスこそが今回のみどころ。それは、やはり“愚直なまでに検事である”佐方だからこそ…。ぜひそこを楽しみにしていただきたいです。

2019年12月26日放送

被告人は――無罪!? 佐方の信義が“問題判決”に…!?


【主な登場人物】

佐方貞人(さかた・さだと)

上川隆也

米崎地方検察庁検事。検察官の仕事は“罪をまっとうに裁かせること”だという信念を持つ。
偏屈でとっつきにくそうな男だが、その胸には自らの正義を貫くための情熱が燃えさかっている。
本作では、同期の真生が起訴した窃盗事件の公判を担当するが、被告人が突然無罪を主張し…。

庄司真生(しょうじ・まお)

松下由樹

米崎地方検察庁刑事部検事。佐方とは同期で、刑事部のエース。“どのような理由であれ、罪を犯した人間は裁かれるべき”という信念を持ち、自らの正義感に忠実に職務に向かっている。
米崎地検次席・本橋信次郎の推薦で東京地検特捜部への栄転が決まっていたが…!?

小田 薫(おだ・かおる)

水崎綾女

米崎地方検察庁の検察事務官。地検イチのウワサ好き。振り回されてイライラすることもあるが、真相究明のため奔走する佐方にとことんつきあう。

筒井義雄(つつい・よしお)

伊武雅刀

米崎地方検察庁公判部部長。佐方の上司であり、よき理解者。佐方と同じく、検察官の職務は正しく裁きを行うことにほかならないという信念を持つ。

本橋信次郎(もとはし・しんじろう)

松尾貴史

米崎地方検察庁の次席検事。検察の権威を何よりも重んじ、起訴した検察が自ら無罪を認めるなどあってはならないことだと佐方に激怒する。

芳賀 渉(はが・わたる)

渡辺 大

勝一郎の婚外子。運送会社の契約社員。郷古家に窃盗に入った罪で起訴されたが、公判で突然、無実を主張する。

芳賀明美(はが・あけみ)

石野真子

渉の母。30年前、勝一郎の秘書として働いていたが、半年ほどして突然退職。以来、連絡を絶っていたが、実はその間に勝一郎との子・渉を生み育てていた。2019年3月に病死。

児島隆雄(こじま・たかお)

利重 剛

郷古家の顧問弁護士。剛腕で切れ者だが、佐方が手強い相手であることは認めている。

郷古勝一郎(ごうこ・しょういちろう)

津嘉山正種

大手不動産会社『GOKO ESTATE』の前・代表取締役社長。傾きかけた会社を建て直したやり手の実業家であり、米崎市の名士。2019年4月にがんで他界した。

郷古麻恵(ごうこ・あさえ)

立石涼子

勝一郎の妻。プライドが高く、明美と渉のことを蔑む。

郷古勝哉(ごうこ・かつや)

池内万作

勝一郎の長男。亡き父の跡を継いで、『GOKO ESTATE』の社長に就任した。

郷古恭治(ごうこ・きょうじ)

黄川田雅哉

勝一郎の次男。大学時代にゲーム用アプリの会社を立ち上げた青年実業家。

吉田高子(よしだ・たかこ)

山下容莉枝

郷古家の家政婦。30年以上、郷古家に仕えてきた。


【あらすじ】

 2019年5月、米崎地裁、第1回公判――。米崎地検の公判担当検事・佐方貞人(上川隆也)は、ある空き巣事件についての冒頭陳述を行っていた。
 その事件とは――大手不動産会社『GOKO ESTATE』前社長・郷古勝一郎(津嘉山正種)の通夜の晩、郷古家に男が侵入し高級腕時計を盗んだというものだった。物音に気づいた長男・勝哉(池内万作)らに現行犯で取り押さえられたのは、亡き勝一郎が30年前、元秘書・芳賀明美(石野真子)との間にもうけた“婚外子”、芳賀渉(渡辺大)だった。防犯カメラ映像には、裏の壁を乗り越えて侵入する渉の姿が映っており、時計が入っていた書斎の引き出しにも渉の指紋が付着。当の渉も郷古家に侵入したことを認めており、状況証拠や証言、すべてが有罪を示していた。なにより、この事件の起訴を手がけたのは東京地検特捜部への栄転が内定している米崎地検刑事部のエース・庄司真生(松下由樹)で、落ち度などあるはずはないと思われていた。
 ところが――突如、法廷で渉が「俺は、やっていない!」「あの腕時計は父から譲り受けたものだ。郷古家のやつらにハメられた」と声を張り上げたのだ。渉は、盗んだとされる高級腕時計は、都内のホテルで生前の勝一郎から譲渡されたものだと主張。しかし、逮捕されたショックで記憶がぼんやりしており、譲り受けた日にちや詳しい場所も思い出せないと話す。
 起訴してくれといわんばかりの不利な証拠を現場に残し、有利な事実を忘れたと言い張る渉の言動は明らかに不自然であり、まるで自ら“裁きを望んでいる”かのように思える…。彼の狙いは何なのか、佐方は疑問を抱きながらも、真実を求めて補充捜査を開始する。しかし、もし渉が無実であったならば、いわゆる“問題判決”となり、真生の栄転も白紙に戻ってしまいかねない。はたして、事件の裏に潜む、驚くべき真相とは…!?
 しかも、四十九日法要を終え、勝一郎の遺言書を開示した郷古家では、一族を揺るがす衝撃の事態が発覚! 郷古家から糾弾された佐方は、ついに辞職の危機に立たされ――!?


【スタッフ】

原作

柚月裕子 『裁きを望む』(KADOKAWA刊『検事の信義』所収)

脚本

酒井雅秋

監督

兼﨑涼介

プロデューサー

佐藤凉一(テレビ朝日)
和佐野健一(東映)
大西文二(東映)

制作

テレビ朝日
東映