ストーリーSTORY

2023年6月28日 よる9時~

第4話 正義

 天樹悠(東山紀之)は、同期である鑑識のエース・岡崎周平(藤本隆宏)に事件現場の証拠を捏造、改ざんしているのではと詰め寄る。岡崎は天樹を「生ぬるい正義」と非難するも、事実を認めない。しかし、暴露チャンネル《ポリス浄化ぁ》の次のターゲットは、その岡崎で…。そして、その動画を清掃業の青年・関口俊介(深澤嵐)は一人見つめるのだった。また、《ポリス浄化ぁ》の首謀者を追う警視庁の監察官・正木哲也(山田純大)と部下の焼津大地(泉澤祐希)は、殺された元警官の下松と同様に、10年前の夫婦殺害事件の捜査に岡崎も関わっていたことが気がかりで――。
 やがて、弁護士の末永晃(朝倉伸二)が、何者かに殺害される。天樹、海老沢芳樹(田辺誠一)、青山新(塚本高史)、坂下路敏(小瀧望)は事件現場を臨場するが、財布とスマホが見当たらないことから、強盗である可能性を示唆。天樹は単身、末永の自宅に向かうが、そこには、「国立レモネード毒殺事件、容疑者逮捕」の見出しが書かれた8年前の新聞があった。7人も殺害され、多数の重傷者を出した青酸カリによる毒殺事件だが、逮捕され死刑を言い渡された福地陽子(須藤理彩)は犯行を否定したまま獄中で死亡。その最後の弁護人が末永だったのだ。彼は8年前の事件を再び掘り起こそうとしたために殺されたのか? そして天樹は、陽子の犯行を決定付ける証拠を見つけたのが岡崎だったと知り…。
 一方で、路敏の執念の捜査によって、末永がここ最近で頻繁に会っていた男が判明。それが、関口俊介で――!?
 はたして、俊介と8年前の事件との関係は? そして再度、岡崎のもとを訪れた天樹は、自身の信じる《正義》を貫き通すことができるのだろうか――!?

  • 監督:柏木宏紀
  • 脚本:吉本昌弘