STORYストーリー

2018年8月22日(水)よる9時~

第7話

 暴力団に出入りしているチンピラの沼田篤史(神農直隆)が刺殺体で発見される。現場にあった車のシートの間からヘアピンが見つかり、そこから20年前に17歳で失踪した皆本あずみ(駒井蓮)の指紋を検出。当時あずみが車の助手席に乗る姿が目撃されており、今回の現場にあった車の特徴とも一致した。

 天樹悠(東山紀之)と野々村拓海(白洲迅)は、あずみの両親・治(斉木しげる)と春子(山下容莉枝)の元へ。ヘアピンの写真を見て「生きているかもしれない」と興奮する春子に寄り添う治…。あずみの親友だった藤沢仁美(岩佐真悠子)も、今でも春子たちを心配して時々訪ねてくれているのだという。

 一方、沼田について調べていた水田環(倉科カナ)と青山新(塚本高史)は、通話記録の中に大病院の理事長・阿久津秀夫(中西良太)とのやりとりが何度もあることを知る。阿久津は最近の度重なるセクハラ発言で世間から騒がれてもいる人物。環たちが彼を訪ねると、阿久津は沼田とは知人で、1週間前に投資用の資金として300万円程を渡したと証言。死亡推定時刻はホテルにいたと主張する。

 一方、天樹と野々村は20年ほど前に沼田と一緒に恐喝で逮捕されたことのある男と接触。当時の沼田は売春グループを作って稼いでいたと聞く。拓海が皆本宅から借りてきた、あずみの写真を見せると、男は「懐かしいな」とポツリ。だが、その彼が指したのはあずみではなく、彼女の隣で仲良く一緒に写る別の人物で――!?