NEWSニュース

2015年7月6日

制作発表記者会見を開催!

 7月4日(土)、東京・日本橋の「マンダリン オリエンタル 東京」にて、『刑事7人』の制作発表記者会見を開催。水曜よる9時枠に初登場となる主演の東山紀之を筆頭に、髙嶋政宏、片岡愛之助、鈴木浩介、倉科カナ、吉田鋼太郎、北大路欣也が登壇しました。

■東山、濃いメンバーとの撮影に手応え十分! 「いい勝負ができている」

 『刑事7人』は難解な“刑事事件”に挑む7人のドラマ。「時間」に執着する一風変わった主人公・天樹悠(東山)をはじめ、“刑事の墓場”と揶揄される「警視庁捜査一課12係」のメンバーはいずれも個性派ばかりです。そんな7人のキャラクターを演じるキャストは、スーツや白衣などビシッとした役衣装をまとい、まばゆい光を背に会場に登場! そのカッコよさに、取材陣と東山さんのファンが集まった会場は、ため息と歓声、拍手で埋め尽くされました。
 登壇した7人は演じるキャラクターに負けず劣らず(!?)、とにかく濃いメンバーばかり。会見でも、全員で吉田の色気をいじったりと、個性を武器に場を盛り上げてくれました。もちろん、撮影現場の雰囲気とチームワークもバッチリ! 東山も「日々皆さんとの戦いを楽しんでいます。いい緊張感といい雰囲気が混ざり合いつつ、ダラダラはしていない。この間のなでしこジャパン×イングランド戦のように、いい勝負ができている感じがします」と、手応えをにじませました。

■東山ら7人のキャストが“「時間」へのこだわり”を告白!

 会見では、天樹が「時間」にこだわる刑事という設定にちなみ、7人に「それぞれがこだわる時間」についても直撃。東山が「(楽屋の)入り時間。ほかの人より早く現場に入ると、ちょっと偉そうにできるので(笑)」と冗談まじりに言うと、髙嶋がすかさず「僕はセットの入り時間。ほかの人より早く現場に入って待っていれば、偉そうにできるので!」と被せて笑わせました。また、片岡や倉科、吉田、北大路もそれぞれ、人に対する誠実さや仕事へのプロ意識などを感じさせるこだわりを告白(※詳細は各登壇者コメント欄を参照)。そんな中でただ一人、「こだわりは一切ございません!」と言ってしまった鈴木は、諸先輩方の答えを聞いて猛省…。「早めに現場に入ろう、と今思いました」と、決意を新たにしていました。

■会見特別企画! 7人が役のオフスタイルをイメージした衣装に着替えて登場

 さらに、この日は特別企画も! 劇中ではスーツや白衣姿で事件解決のために奮闘する7人ですが、なんとこの日は役のオフスタイルをイメージした衣装を用意。ファッションショー形式で披露したのです。役衣装の時とは一転、東山は「青のジャケット+白×紺のポロシャツ+白のパンツ」、髙嶋は「赤いチェックのシャツ+白のTシャツ&パンツ」、片岡は「黒一色のスーツスタイル+サングラス」、鈴木は「ゆったりした無地のシャツ+パンツ」、倉科は「マルチカラーのトップス+ジーンズ」、吉田は「白いシャツ+緑のジャケット+黒のパンツ+ミラーサングラス」、北大路はパイプをくわえながら「赤いパーカー+ボーダーTシャツ+白いパンツ」という独自のファッションで、会場に再び登場! 7人は会場から歓声を浴びるたび少し照れた表情を浮かべながらも、レッドカーペットの上をノリノリで歩いていました。

■キャストコメント

【東山紀之(「警視庁捜査一課12係」刑事・天樹悠 役)コメント】
 時間に非常に強いこだわりを持ち、人の心や業をひも解いていく新人刑事の役をいただきました。日々、本当に素晴らしいキャストの皆さんとの戦いを楽しんでいます。いい緊張感といい雰囲気が混ざり合いつつ、ダラダラはしていない。いい感じだな、と思います。この間のなでしこジャパン×イングランド戦のように、いい勝負ができている感じがします。その戦いをテレビの前の皆さんにも感じていただき、楽しんでいただければ、と思っております。ちなみに、現場のムードメーカーは髙嶋さん。北大路さんは空気を引き締めてくれて、鋼太郎さんは良くも悪くも勉強になる“ちょっとHな話”をしてくれる存在です(笑)。
 原作ものにもいい作品はたくさんありますが、オリジナル・ドラマを作っていくスタイルも、テレビ的には大事。伝統のある枠でこのスタイルを貫き、素晴らしい作品を作っていきたいです。なでしこじゃないけど、美しいプレーで安心して見ていただけるドラマにしたいです。
≪個人的なこだわりの時間≫
 (楽屋の)入り時間。ちょっとでも遅れると、スタッフの方にも迷惑をかけますしね。それに、ほかの人より早く現場に入ると、ちょっと偉そうにできるので(笑)。
≪7人の中で誰とバディを組みたい?≫
 鋼太郎さん。舞台のリハーサルも見に行ったくらい、大ファンなんです。僕はこの仕事を始めた16歳からこれまで、清廉潔白に生きてきましたけど、鋼太郎さんは真逆な感じがするので。どんなヒドいことをしてきたのかって、ちょっと憧れがあるんです(笑)。
≪7人の中で謎めいているのは誰?≫
 鈴木さん。すっごくいい人なんですよ。でも、本当にいい人なのか、実は裏があるのか、まだ見極められてないんです(※このコメントに対し、「僕、お腹の中、真っ黒なんで!」と鈴木)。

【髙嶋政宏(「警視庁捜査一課12係」刑事・沙村康介 役)コメント】
 僕の役は昭和な刑事(デカ)です。犯人を前にするとちょっとやりすぎてしまうため、捜査一課でありながらメインストリームに出られない! そんな刑事です。東山さんとは今から10年以上前でしょうか…(ドラマ『夜に抱かれて』で)キスをさせていただいて以来の共演でございます。今回はキスシーンがないのが残念ですが(笑)、よろしくお願いします。
≪個人的なこだわりの時間≫
 セットの入り時間ですね(笑)。ほかの人より早く現場に入って待っていれば、偉そうにできるので(笑)。もちろん、僕よりも東山さんの方が偉そうにできる立場ですけどね!
≪7人の中で誰とバディを組みたい?≫
 倉科さん演じる水田です。理由は「腹を殴ってくれるから!」です(笑)。第1話では「女王様」と呼んでいるのですが、その謎は話数が進むにつれて解き明かされるので、ご期待ください。
≪7人の中で謎めいているのは誰?≫
 東山さん。膨大なセリフをスラスラ言って、それでも涼しい顔をしているところが謎めいてるな、と。あんなにセリフが多いのに、文句も言わないんですよ。

【片岡愛之助(「警視庁捜査一課12係」刑事・山下巧 役)コメント】
 インドア派のインテリ鑑識ということで、なかなか外には出ないのですが、インドアというわりにはずいぶん日焼けしているな…という感じです(笑)。東山さんとは映画『小川の辺』(’11)以来、久しぶりにご一緒させていただきます。
≪個人的なこだわりの時間≫
 僕は時計をすべて10分進めています。自分が待つのは平気なんですけど、人を待たせるのは良くないと思うので。
≪もし『刑事7人』のメンバーを誘って出かけるとしたら?≫
 観劇が好きですから、歌舞伎を観に行きます。「ちょっと失礼」って言って、舞台にも上がります(笑)。
≪7人の中で誰とバディを組みたい?≫
 北大路さん。自慢のクルーザーに乗せていただきたいです。
≪7人の中で謎めいているのは誰?≫
 吉田さん。素敵すぎる! その素敵さはどこから出てくるんだろう、と思います。

【鈴木浩介(「警視庁捜査一課12係」刑事・永沢圭太 役)コメント】
 東山さん演じる天樹さんとは比較的バディを組むタイミングが多い、脱サラ刑事を演じています。よろしくお願いします。
≪個人的なこだわりの時間≫
 この仕事をしていると曜日感覚がないので…時間に対するこだわりは一切ございません! でも、諸先輩方が入り時間に気をつけていらっしゃるということなので…。僕は今回、いちばん後輩ですから、早めに現場に入ろう、と今思いました。
≪7人の中で誰とバディを組みたい?≫
 髙嶋さん。熱血刑事感にツボッちゃってるんです。楽しくお仕事できそうな気がします。
≪7人の中で謎めいているのは誰?≫
 東山さん。現場での姿が素敵なんですよね。いつもリズムを刻んでらっしゃるんですけど、それがハンパないんですよ! (東山から「あれは貧乏ゆすりです」と言われ)でしょ~? 謎めいてらっしゃる! 

【倉科カナ(「警視庁捜査一課12係」刑事・水田環 役)コメント】
 男どもに負けてたまるか! 任せられるか! 口は悪いですが、度胸のあるアメリカ帰りの女刑事・水田環を演じています。よろしくお願いいたします。
≪個人的なこだわりの時間≫
 睡眠時間をとても大事にしています。眠くなると集中力も落ちますし、若干イライラしてしまうこともあるので、短い時間でもできるだけ睡眠を取るようにしています。撮影現場にも枕と布団とアロマオイルを持ってきています(笑)。
≪男性陣のオフスタイルをイメージした衣装を見た感想≫
 愛之助さんと吉田さんは、普段の役衣装とはすごくギャップがあるな、と思いました! 吉田さんは“大人の悪い男”という感じですね。吉田さんが演じる片桐さんは大人の色気があるんですけど、休日の片桐さんは色気がありすぎます(笑)! 北大路さんのパイプも素敵です!
≪7人の中で誰とバディを組みたい?≫
 髙嶋さん演じる沙村さんです!
≪7人の中で謎めいているのは誰?≫
 片岡愛之助さん。まだ撮影でも一、二度しかご一緒していなくて…。そんなにお話をしていないので、謎めいています。

【吉田鋼太郎(「警視庁捜査一課12係」係長・片桐正敏 役)コメント】
 敵か味方か!? 12係を召集した超放任主義の係長を演じております。東山さんとは『七つの会議』(’13)で共演させていただきました。
≪個人的なこだわりの時間≫
 舞台の開演時間は5分くらい押すのが普通なんですが、あの押している時間が僕はとてもイヤなんです。時間通りに来てくださっているお客さんは待っているのが嫌だろうな、と思って…。これが7分、10分と延びた日には、居ても立ってもいられなくなるんです。
≪7人の中で誰とバディを組みたい?≫
 東山さんですね。僕も東山さんの大ファンなので。今回、撮影に入る前日に東山さんから「明日からよろしくお願いします」というメールをいただいたんです。その時に「俺もとうとうヒガシからメールが来るようになったか!」と興奮しまして(笑)。周りに自慢しました。
≪7人の中で謎めいているのは誰?≫
 東山さんです!

【北大路欣也(「東都大学医学部」法医学教室教授・堂本俊太郎 役)コメント】
 6人の刑事さんの足を引っ張らないよう、また強烈な個性に負けないよう、私は法医学の方でしっかりと支えていきたいと思います。東山さんと私は初共演です。お互いに切磋琢磨して楽しい作品になればいいな、と思います。
 今回は8番目のチームメイトとして、猪崎(宣昭)監督の愛犬「てぶくろ」も出演しています。僕が一生懸命衣装合わせをしているのに、ダラーッと寝ていた姿がとてもかわいかったので、僕から監督に「堂本が飼っている犬として出演してほしい」と交渉したことで実現しました。実は、監督は犬のカットを撮ると、犬に向かって「君、うまいね」と言うんです。「それは僕に言ってください」と言ったら、笑ってました。実にいい存在感をもって、参加してくれている犬です。
≪個人的なこだわりの時間≫
 家から現場まで何分で行けるか、どこを通っていくか。その計算をすることが楽しいですね。今日の会見会場も初めて来る場所だったんですけど、わりと早く着きました。
≪7人の中で謎めいているのは誰?≫
 鋼太郎さんですね。あれだけの舞台をこなされて大変だと思うんですけど、さらにはテレビにも出てきて魅力を出し、またすっと舞台へ戻っていかれる。スタミナも含めて、その切り替えがすごいな、と思います。

BACKNUMBER