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2015年5月25日

東山紀之さん、番組プロデューサーコメント

東山紀之 コメント

 この作品は人の想いをくみ取りながら事件を解決していく物語。人間的な魅力にあふれた作品だな、と思いました。僕が演じる天樹は、事件の裏に隠された“人の願いや想い”をくみ取ることを常に真剣に考えている、優しい男です。と同時に、変わった男でもある! 他の人には予想のつかない言動を含め、先の読めない天樹を面白く演じたいと思いました。
 共演者の皆さんはどなたも素晴らしく、そして思わず「濃いな~!」と言っちゃったほどの顔ぶれ! これだけのキャストに囲まれた僕はとても幸せであり、とても不幸せです(笑)。なにせ、この強烈な個性や経験、お顔(笑)を持っていらっしゃるメンバーと勝負しなきゃいけないわけですから! どう考えても顔のインパクトでは皆さんに劣るので(笑)、違うところで勝っていかなきゃいけないな、と考えているところです。これから3カ月、皆さんと関わることによって、僕自身も深みを出せるような人間になりたいですね。
 もちろん、今回は物語も濃いです! 世の皆さんも濃い人間ドラマを観たがっていると思うし、そういう作品の中心にいられることに喜びを感じています。そんな濃い作品をさらに充実させ、先輩たちが作ってきた刑事ドラマの伝統枠に恥じないものを作りたいと思います。
 ちなみに、天樹は「時間」にこだわる男ですが、僕らタレントにとっても「時」は命。「時」によってすべてが始まりもすれば、終わりもする。「時」が経つことによって、どういう人なのかも分かる――そんなふうに、長きにわたって活動していくにあたり、非常に大切な要素なんです。もちろん、遅刻なんて問題外! 今や僕は遅刻した人間を怒る立場にありますから、「時間にはすごく正確に、もしくは厳しくないといけない」と肝に銘じているんです。1分1秒で世界は変わってしまうし、2分もあれば人間関係は壊れますからね! 実は、そういう恐ろしさを知って「時」をひも解いていくと、逆に人の気持ちも読めてくるようになるんです。そこは天樹の捜査スタイルに通じるものがあるんじゃないかなって思いますね。

三輪祐見子(テレビ朝日ゼネラルプロデューサー) コメント

 伝統の水曜よる9時枠に新しい刑事ドラマのレジェンドを作りたい! という思いからこのドラマを企画し、この豪華なメンバー7名にお集まりいただきました。主人公には、現代劇でも時代劇でもご活躍の東山紀之さんにご出演いただきました。かねてよりこの枠にぜひ、“東山刑事”をお迎えしたく、熱望していましたが、今回その願いが叶いました!そこで、東山さんの新たな一面をお届けしたいと思っています。主人公の天樹刑事は、ちょっと風変わりかつ、天才的な推理力を持つ刑事です。つかみどころがなく、時にお茶目に、時にシリアスに、加害者被害者の「空白の時間」を埋めていきます。そして周りのメンバーの皆さんも、それぞれの得意分野を活かし、ぶつかり合いながらも事件解決へと向かっていきます。
 見どころは、7人の「眼力の強さ」(笑)。被害者と加害者の時と時が重なり合った瞬間、殺人事件は起こってしまいます。そのタイムラインを繋げていき、事件を解決するという新たな視点でお贈りするドラマです。
この夏の毎週水曜夜9時を、視聴者の皆さんとドラマ「刑事7人」が繋がる時間にしていただけたら嬉しいです。暑い夏だからこそ、この熱いメンバーで繰り広げる、濃密な人間ドラマに是非ご期待ください!!

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