2019年1月10日(木)スタート!
【毎週木曜】よる8:00~放送
※初回は2時間スペシャル



20年間の記憶を失って“ゼロ”になった刑事―
主演・沢村一樹!
木曜ミステリーに新シリーズ誕生!!
前代未聞!!記憶のない刑事が2019年、始動する!
かつて、これほどまでに“まっさら”な刑事がいただろうか…!?
ベテランでありながら、20年間の記憶を失い、
刑事としての常識も捜査テクニックもノウハウも
何もかもが消えてしまった、“ゼロ状態”の男!
2019年新春、沢村一樹が、異端のヒーローを作り出す!
■記憶も経験も“ゼロ”! 常識にとらわれないニューヒーローが登場!

 2019年――歴史と伝統を誇る『木曜ミステリー』枠に、まったく新しい刑事ドラマが誕生します!
 そのニューヒーローとは、“記憶”をなくした刑事=京都府警捜査一課・時矢暦彦(ときや・れきひこ)。
 優秀な刑事だった時矢はある事件がきっかけで、刑事になった直後からの“20年間”の一切の記憶を失ってしまったのです。
 刑事は、場数を踏むことで能力を磨かれていく職業…。コツコツと積み重ねてきた経験値がリセットされたことは、すなわち“刑事としての死”を意味する悲劇ですが、それは同時に、これまでにない“新たな刑事の誕生”でもあったのです――!
 記憶を失った刑事がどうやって事件を解決するのか――異端のヒーローが産声を上げます!

■五感が研ぎ澄まされた“生まれたての刑事”がズバズバ難事件を解決!

 “日常”や“生活”については覚えているものの、“仕事”“刑事”“犯罪”に関することは一切、記憶から消えてしまった時矢。そんな時矢にはある才能が残されていました――それは“生まれたての五感”と“洞察力”です。
 赤ん坊は警戒心が強く臆病であるがゆえ、危機回避能力が高く、大人以上に研ぎ澄まされた洞察力を持っているといわれています。それは、あらゆる生物が外敵から身を守るために神様から与えられた、いわば“天性の武器”。人間は経験を積み、常識を身につけていく中で、いつしかその大事な“武器”を失っていくのではないでしょうか。
 記憶をなくすまでの時矢も、多くの刑事と同様、やはり“経験”に頼った捜査を実践していました。しかし、幸か不幸か、刑事にまつわるすべての経験が“ゼロ”になったことで、“敏感になった五感”と“洞察力”をたよりに時矢は、思いもよらないアプローチで事件を解決へと導いていくのです!

■記憶喪失に隠された、重大な秘密! 空白の20年の謎とは!?

 時矢に襲いかかった記憶喪失は、犯人を追いかける際に負った外傷が直接的な原因ではありますが、実は“心理的要因”が大きく影響していました。時矢は記憶を失う直前、“ある秘密”を知ってしまったのです。はたして、その“秘密”とは…!?
 なぜ自分は記憶をなくしてしまったのか…!? “空白の20年”には何があったのか…!? 事件捜査とともに時矢の心の葛藤を描いていくことで、“いったい自分は誰なんだ”と、もがき苦しみながら人々を救っていく刑事の姿を色濃く描いていきます。

■挑むのは、トリッキーな難事件!コンビを組む女性刑事とのコミカルな関係にも注目!!

 記憶をなくす前の時矢が手がけてきたのは、新聞の三面やワイドショーを賑わせるような、リアルで地に足のついたような事件がほとんど。しかし、なぜか記憶をなくした時矢に舞い込んでくるのは、“密室殺人”“見立て殺人”“ダイイングメッセージ”など、本格ミステリー調かつ、ケレン味たっぷりな謎多き事件ばかり。いいかえれば、生まれ変わった時矢は、常識の枠にガチガチにとらわれていた以前の時矢には解決できないような難事件にも、予断を持たずに素直にアプローチできるのかもしれません。
 そして、“記憶喪失”という秘密を共有することになるパートナー・佐相智佳(さそう・ともか)刑事の存在も忘れてはなりません。「京都府警に時矢刑事あり」とまで言われた、記憶を失う前の“ビフォー時矢”に憧れていた彼女は、時矢が手がけた事件の調書をすべて読み込んでおり、今の時矢にとっていわば“外付けハードディスク”的役割。記憶喪失が周囲にバレないように奔走する、2人のコミカルなやりとりも大きなみどころです。

■沢村一樹が、記憶ゼロのダメ男に! かつてない新ヒーローを具現化する!

 主人公・時矢暦彦を演じるのは、確かな演技力でシリアスからコメディーまで変幻自在にこなし、今なお進化し続ける俳優・沢村一樹。記憶を失う前の<デキる男=ビフォー時矢>と、現在の<ビビリ男=アフター時矢>の巧みな演じ分けにも注目です。
 脚本は、『相棒』、『科捜研の女』、『スペシャリスト』など数々の大ヒット刑事ドラマを手がけてきたサスペンスドラマ界の旗手、戸田山雅司氏! 濃密な人間ドラマを織り交ぜたハイクオリティーなサスペンスを1話完結形式で描きながらも、時矢の“記憶喪失の秘密”を大きな縦軸に据え、連続ドラマとしての醍醐味をも存分に併せ持つ、まったく新しい刑事ミステリーを作り上げていきます!

ニュース

20年間の記憶を失った刑事、沢村一樹をとりまく超豪華キャスト決定!!実力派が総結集!!

2018年12月13日
■豪華レギュラーキャストが決定!

 刑事拝命以来の20年間の記憶を失い、捜査テクニックも刑事としてのノウハウもすべてが消えてしまった、“ゼロ状態”の男――。沢村一樹がそんな“異端のヒーロー”に挑む、『木曜ミステリー』の新シリーズ『刑事ゼロ』。来春スタートが待ちきれないこの作品を盛り上げる、レギュラーメンバーがついに決定! 寺島進、横山だいすけ、猫背椿、渡辺いっけい、財前直見、武田鉄矢…という超豪華な顔ぶれが揃いました!

■異端のヒーローをめぐる人間関係を、実力派キャストが構築!

 記憶を失った時矢の“トリセツ”的役割を担う新人刑事・佐相智佳役を瀧本美織が演じることはすでに発表されていますが、そんな2人を取り巻く、個性豊かなメンバーが、このほど決定しました!
 長年、時矢とコンビを組んできたにもかかわらず、心の底では常に時矢をライバル視してきたベテラン刑事・福知市郎を演じるのは、独特の存在感が魅力の寺島進。
 福知と新たにコンビを組むことになった若手刑事・内海念也役には、NHK『おかあさんといっしょ』の11代目うたのおにいさん、横山だいすけをキャスティング! 強面のベテラン&爽やか青年の異色コンビが、物語をパワフルに盛り立てます。
 また、時矢の大ファンを公言する鑑識課員・背川葉奈役を、名バイプレーヤー・猫背椿がコミカルに熱演! 上役の顔色ばかり見る“ヒラメ上司”根本留夫役を、演技巧者・渡辺いっけいが絶妙なバランスで表現します。

■主人公の秘密に関わる人物!? 別れた妻・財前直見&伯父・武田鉄矢の動きに注目

 さらに、記憶を失う前の時矢のプライベートを知り尽くす2人のキャラクターの存在が、記憶喪失の秘密にどう絡んでくるのかも大注目です! 時矢の別れた妻・奥畑記子を演じるのは、確かな演技力でシリアスからコメディーまで幅広くこなす女優・財前直見。敏腕弁護士の記子は時矢となぜ離婚したのか、そして時矢の記憶喪失にどこまで関わっているのか――彼女の動きから目が離せません!
 そして、時矢の伯父で町医者の生田目守雄役で武田鉄矢が登場! あらゆる役柄を人間味たっぷりに演じてきた名優・武田が、本作では、医師としても身内としても時矢が記憶喪失について唯一相談できる相手である生田目役を味わい深く演じていきます。
 まさに、実力派キャストが総結集した新ミステリー『刑事ゼロ』――。初回は2時間スペシャルで堂々スタートします。新年1月からの放送に、ぜひご期待下さい!

寺島 進(福知市郎 役)コメント

 僕が演じる福知という男は、時矢とは対照的。昭和のアナログ的な刑事、という面を強調して、べらんめぇ調で演じています。少し滑稽なところもあるので、そこは見てのお楽しみですね。京都での撮影は久々なので、久しぶりに会ういつもの仲間たちと楽しくやっていきたいと思っています。 
 沢村一樹さんが演じる時矢は敏腕刑事が記憶を失ったという設定で、記憶喪失前とその後の“ビフォーアフター”を演じ分けなければいけないので、すごく難しい役だと思います。ドラマ作りの中で、僕なりに少しでも主役をサポートできれば、と思っています。
 このドラマは、『木曜ミステリー』の中でもエッジが効いていて、画期的な作品。トライしていこう、という意気込みを現場で感じます! 今までにない異色作になると思いますので、ぜひ楽しみにしてください。

横山だいすけ(内海念也 役)コメント

 自分は今まで“うたのおにいさん”として柔らかい笑顔を浮かべることが多かったのですが、今回は刑事としてキリッとした表情で事件を解決していく役。“おにいさん”とは真逆のような存在かな、と思いながら、しっかり演じようと気持ちを引き締めています。
 まだ緊張して周りが見えていない状況ですが、沢村さんが「だいちゃんの話は聞いているよ」とやさしく声をかけてくださり、現場の居心地がものすごくよくなりました(笑)!
 僕と寺島進さんのコンビは、沢村一樹さん、瀧本美織さんのコンビとはライバル的な存在。それでいて13係として全員で力を合わせて事件を解決していく側面もあるので、そんなチーム力や謎解きの緊迫感を皆さんにお届けできたらと思います。

猫背 椿(背川葉奈 役) コメント

 戸田山雅司さんの脚本は本格ミステリーでありながら軽やかな感じも盛り込まれていて、監督さんから「ポップさを意識してください」と言われていることもあり、葉奈が登場する場面は少しポップな感じで演じています。皆さんがどんなふうに見てくださるのか、とても楽しみです。
 主演の沢村一樹さんは演技で冴えない感じを出さなければいけない、という“カセ”が大変ではないかなと思います。実をいうと、カッコいい沢村さんが冴えないことをやっている姿を、私は「かわいいゼ…!」と思いながら見ています(笑)。また、私が時矢さんに対して“ラブラブ~”みたいな態度をとると、瀧本美織さん演じる智佳がバッと入ってくるのですが、それが記者会見で質問を遮る事務所の方みたいで…(笑)、私の役とは真逆な感じがとてもいい! みどころになると思います。

渡辺いっけい(根本留夫 役)コメント

 第1話の脚本を読んだとき、「こう来たか!」と驚きました。設定が斬新で、事件も複雑! 非常に面白い作品だなと思うと同時に、これはゆるい気持ちで撮影に入ってはいけないな、きちんとやらなくては、という気持ちになりました。企画、脚本、キャストなどすべてにおいて新鮮な作品なので、視聴者の皆さんも一度ご覧になれば、「これは今までないドラマだ!」と感じていただけることと思います。
 僕が演じる根本留夫は事態を引っかき回すようなタイプの男ではないので、存在が作品のプラスになるよう演じていきたいですね。実は僕、最近になってお酒に目覚めたのですが、飲めるようになって初めての京都での撮影なので、皆さんで楽しく飲みに行くような機会があればうれしいです。

財前直見(奥畑記子 役)コメント

 私が演じる記子は時矢の元妻ですが、今のところ別れた理由もわからなければ、元夫が記憶を失っていることもわかっていない。「?」がいっぱいで演じています(笑)。時矢が仕事人間でありすぎた故に夫婦関係が破綻したのかな、と想像はしているのですが…。でも、番組タイトルの“ゼロ”からは、時矢が子どものようなピュアな心を持っている、というイメージを感じます。そんな子どものような心で捜査をするからこそ、複雑な事件も解決できるのではないかな。…えっ!? 時矢とヨリを戻す? …それはどうでしょう、まったく予想がつきません(笑)。
 沢村一樹さんのことは以前から知っているので、元夫婦間に漂う“慣れ親しんだ感”が自然と現れるのではと思います。瀧本美織ちゃんとも以前、母娘を演じたことがありますし、よく知っている共演者が多いのでこれから楽しく撮影を頑張っていきたいと思っています。

武田鉄矢(生田目守雄 役)コメント

 主演の沢村一樹さんはなかなか爽やかで愉快な方なので、作品としてとてもうまくいきそうで、私自身も楽しみにしています。
 私の役柄は、沢村さん演じる時矢暦彦を見守る伯父の医師ですが、人間の心はひとつの理屈で割り切れるようなものではなく、もっと深いもの…。そんな人間心理の微妙さを、“肌触り”として感じられるように描けるとよいなと思っています。
 また、ミステリーとして、犯罪の裏側にある人間の深み、みたいなものが描けるといいなという思いもあります。犯罪の中には、“許さざるを得ない罪”というものもあるのではないでしょうか…。“悪も含めた、人間の可憐さ”というものを、この作品でなんとか描くことができないかなと思っています。


記憶ゼロの刑事×すべてを記憶したトリセツ女!?主演・沢村一樹 瀧本美織と初タッグ!!

2018年12月9日
■沢村一樹×瀧本美織、ドラマ初共演!

 刑事拝命以来の20年間の記憶を失い、捜査テクニックもノウハウも何もかもが消えてしまった、“ゼロ状態”の男――。沢村一樹がそんな“異端のヒーロー”を創り上げていく『刑事ゼロ』。
 2019年1月、歴史と伝統を誇る『木曜ミステリー』枠に鮮やかに舞い降りるこの新シリーズに、瀧本美織の出演が決定!沢村一樹演じる主人公・時矢暦彦(ときや・れきひこ)とコンビを組む新人刑事・佐相智佳(さそう・ともか)を演じることが決まりました。

■瀧本美織ふんする新人刑事は、時矢のトリセツ!? コミカルなやりとりがみどころ!

 瀧本美織ふんする、念願かなって捜査一課に異動してきた新人刑事・佐相智佳。実は、智佳は記憶を失う前の敏腕でスマートな“ビフォー時矢”に憧れ、時矢が手がけた事件の調書をすべて読み込んでいたのです…! ということは、記憶と経験を失ってしまった今の“アフター時矢”にとって、智佳は自分の刑事としての過去をまるっと収録してある“外付けハードディスク”か“バックアップデータ”、はたまた“ビフォー時矢”の“取扱説明書”ともいうべき存在。
 思いがけず“記憶喪失”という秘密を共有することになってしまった智佳は一転して小心者になってしまった今の時矢をピシャリとやり込めたり、弱音を吐く彼を叱咤激励したり…。記憶喪失が周囲にバレないように奔走する2人のコミカルなやりとりは、ドラマの大きなみどころとなっていきます。

■かつてない刑事コンビが生まれる予感! 沢村一樹、瀧本美織が意気込みを披露!

 瀧本といえば、帯ドラマ劇場『越路吹雪物語』(2018年1月~3月)で主人公・越路吹雪の青年期を熱演。その確かな演技力と伸びやかな歌声に賞賛の声が集まったのも、記憶に新しいところです。
 瀧本と対面した沢村は「何より“目ヂカラ”がスゴイですね。まっすぐな瞳をしている」と、彼女のひたむきな眼差しを絶賛! 「僕が演じる時矢は、瀧本さんふんする佐相刑事がいないと成立しない役。2人はギクシャクしたり、噛み合っていなかったりしますが、とにかく今までの刑事ドラマではありえない、面白いコンビになると思います」と、これまでにないコンビの誕生を予言しています。
 瀧本もまた、「沢村さんはカッコいいのに面白い一面があって、しかも幅広い役柄をこなす、“なんでもできる俳優さん”!」と、かねてから沢村にリスペクトを寄せていたことを告白。「皆さんもぜひ事件を推理しながら、私たちのかけあいを楽しく見ていただけたら…。私も“ゼロ”からまったく新しいものを作るという意気込みでチャレンジしていきたい」と意気込んでいます。
 20年間の記憶と経験を失った刑事と、彼が手がけた事件のすべてを覚えている新人刑事――この凸凹な2人はどんなコンビネーションで事件を解決していくのでしょうか…!? 
 初回はなんと2時間スペシャルで堂々スタートすることも決定! ぜひ新年1月10日(木)からの放送にご期待下さい!

沢村一樹(時矢暦彦 役)コメント

――ドラマ初共演となる瀧本美織さんの印象は?
  瀧本さんとは7年ほど前にバラエティー番組で少しだけ共演させていただいたのですが、お芝居をご一緒するのは初めてです。当時は役柄でショートカットでボーイッシュな雰囲気をしていた頃だったこともあり、今回お会いしてまず“女性らしくなられたなぁ”という印象を受けました。何より、瀧本さんは“目ヂカラ”がスゴイですね。年を重ねて汚れてしまった僕のような人間から見ると(笑)、まぶしいぐらいの目ヂカラで、まっすぐな瞳をしているなと思いました。
――初タッグの意気込みをお願いします!
 僕が演じる時矢は、瀧本さんふんする佐相刑事がいないと成立しない役なんです。2人はギクシャクしたり、噛み合っていなかったりしますが、とにかく今までの刑事ドラマではありえない、面白いコンビになると思います。僕たちがどんなコンビを演じるのか、楽しみにしていただけるとうれしいです。瀧本さん、記憶をなくした僕のこと、ぜひよろしくお願いしますね(笑)。

瀧本美織(佐相智佳 役)コメント

――ドラマ初共演となる沢村一樹さんの印象は?
 テレビで拝見していて、ずーっと「なんてカッコいい方なんだろう!」と思っていました。私はユーモアがある男性が好きなのですが、沢村さんはカッコいいのに面白い一面があって、しかも幅広い役柄をこなす、“なんでもできる俳優さん”! まさに理想のタイプかも…(笑)。今回の初共演が本当に楽しみです。
――初タッグの意気込みをお願いします!
 私が演じる佐相智佳はハキハキしていて、“ダメなものはダメ”とハッキリとした意見を持っている女性です。でも一緒に捜査をしていくうちに、時矢刑事の影響を受け、頭でっかちだった智佳が、よい意味で柔軟になって、成長していくのではないかな。この2人のやりとりは面白くて、私の“ツボ”に入りまくりです。皆さんもぜひ事件を推理しながら、私たちのかけあいを楽しく見ていただけたらと思います。
――撮影に向けて意気込みをお願いします!
 京都の冬はとにかく寒いという印象ですが、京都でしか味わうことのできない雰囲気を感じ取りながら演じていきたい。タイトルも『刑事ゼロ』なので、私も“ゼロ”からまったく新しいものを作るという意気込みでチャレンジしていきたいと思っています。

主な登場人物

時矢暦彦(ときや・れきひこ)(51)

沢村一樹

京都府警本部刑事部・捜査一課13係刑事、警部補。
 31歳で刑事を拝命して以降、捜査一課刑事として数々の難事件を解決。“京都府警に時矢あり”といわれるほど優秀な男だった。だが、ある事件の容疑者追跡中に転落事故に遭い、刑事として生きてきた20年間の記憶を失ってしまう。
 記憶を失う前は、組織捜査と客観的証拠を重視した捜査を行っていた。
ところが――記憶が消えてからの彼は、一転して小心者で自信喪失気味の男に。タフさも信念も鳴りをひそめ、周囲の目を気にしてビビリまくり。
 だが、犯罪を憎む根っからの正義感は失っておらず、記憶を失う前の時矢とはまったく違ったアプローチで事件に臨む。バツイチだが、妻に関する記憶も失っていて…。

佐相智佳(さそう・ともか)(29)

瀧本美織

京都府警本部刑事部・捜査一課13係の新人刑事。
 長年、刑事部の庶務係として事務仕事に専念してきて、ようやく念願の府警本部捜査一課に配属されたばかり。“京都府警に時矢あり”といわれるほど優秀な刑事・時矢暦彦に憧れ、彼が手がけた事件の調書をすべて読み込み、頭の中にすべてインプットしている。そのため、時矢の記憶喪失が周囲にバレないよう、彼の“バックアップデータ”もしくは“取扱説明書”の役割を担うハメに…。
 性格は、生真面目で努力家。
 仕事一途の生活を送って来たため、恋愛経験は少なめ。ビフォー時矢に憧れていたが、今の時矢の情けない姿を目の当たりにして、実は百年の恋も醒めてしまった状態で…!?

福知市郎(ふくち・いちろう)(54)

寺島 進

京都府警本部刑事部・捜査一課13係、警部補。
 時矢暦彦とバディを組んで幾多の事件を解決してきたベテラン刑事。スマートでハンサムな時矢に対して、強面でガラの悪い相方として扱われてきたため、一方的に時矢をライバル視。時矢が失脚すれば、自分が次の主任になれると思い込んでいる。

内海念也(うつみ・としや)(32)

横山だいすけ

京都府警本部刑事部・捜査一課13係、巡査部長。
 新人刑事・佐相智佳が配属される前までは13係の最年少メンバーだったため、若手刑事として体を張って捜査に当たってきた。新たに福知とコンビを組むことになったが、時矢の失脚を虎視眈々と狙う福知には若干、引き気味で…!?

背川葉奈(せがわ・はな)(40)

猫背 椿

京都府警鑑識課・第6係。
 犯罪現場に臨場して遺留品を採取し、時矢たち刑事に状況を報告する鑑識課員。時矢の大ファンで、隙あらば時矢にすり寄ろうとする。ウワサ好きで、どんなSNSよりも情報の拡散スピードが速い、と恐れられている。

根本留夫(ねもと・とめお)(56)

渡辺いっけい

京都府警本部刑事部・捜査一課13係係長、警部。
 長年捜査畑を歩いて来たベテラン。人当たりもよく、温厚な人柄で13係をまとめているようだが…実は常に上の方しか見ていない“ヒラメ男”。定年までにもう一階級出世したいという貪欲な欲求を抱いている。

奥畑記子(おくはた・のりこ)(48)

財前直見

時矢の元妻。京都第三弁護士会所属の弁護士。
 刑事事件を多く担当しており、7年ほど前に、ある事件を通して、当時すでに刑事だった時矢と出会い、電撃的に結婚。ところが、2人の間に何があったのか、数年後には協議離婚が成立。以降は独身を貫いている。
 勝気な性格で弁護士ゆえに弁も立ち、口げんかでは誰にも負けない。一度決めたらテコでも動かない頑固な気質もあり、時矢との離婚も半ば勢いと意地で進めてしまったため、心の奥底では彼への未練がくすぶっている。

生田目守雄(なまため・もりお)(66)

武田鉄矢

時矢暦彦の母方の伯父。京都市内で小さな診療所を営んでいる医師。
 時矢が制服警官時代に相次いで両親を亡くしてから、親代わりとして何かと相談に乗って来た。離婚して住まいを失った時矢を、自宅に下宿させている。
 医師ゆえに精神医学や心理学にも詳しく、時矢が刑事としての記憶を取り戻すため専門家的アドバイスをするなど、ひょうひょうとしているように見えて、身内として時矢のことを心から気に掛けている。

第1話あらすじ

 京都府警捜査一課刑事・時矢暦彦(沢村一樹)は“京都府警に時矢あり”といわれるほど優秀な刑事。だが、容疑者を追跡中、廃工場の貯水プールに転落。病室で目を覚ましたとき、なんと刑事拝命以来の20年間の記憶を失っていることに気づく…!
 時矢は見舞いにやって来た元相棒・福知市郎(寺島進)のことを暴力団関係者と誤解するばかりか、新たにコンビを組むよう命じられた新人女性刑事・佐相智佳(瀧本美織)から、深夜に女性府議会議員・椎名蒼が刺殺されたことを聞いてビビりまくり。その遺留品を見せられても、まるでピンとこない。
 記憶喪失のことを周囲に打ち明ける間もないまま、新たに発生した殺人事件の初動捜査に当たることになった時矢。被害者のフリーライター・今宮賢は公園の鉄棒に吊るされていた挙げ句、鉄棒と遺体の前面には色付きの粘着テープが奇妙な形で貼られていた。このテープが示す図は、犯人からのメッセージなのか!? メッセージといえば、府議会議員殺害現場にもアルファベットなのか記号なのかわからない血文字が残されていたが、有名な府議会議員としがないフリーライターの間に接点があるとは到底思えない…。
 ところが、粘着テープに顔を近づけた時矢は、「同じ匂いがする…!」と、驚愕の一言を発する。実は、失った記憶の代わりに鋭い嗅覚など研ぎ澄まされた五感が備わった時矢は、そこに議員殺害現場の遺留品と共通する匂いを嗅ぎ取ったのだ。
 敏腕刑事と周囲には思われている時矢のつぶやきがきっかけとなって、あれよあれよという間に合同捜査本部が設立されることになったが、2つの事件が同一犯による連続殺人であるという根拠はほかに何も見当たらず、捜査は難航。時矢の立場は、本部内で微妙なものに…。
 そんな中、時矢は2つの事件に残された図形が香りを聞き分ける遊び、“組香(くみこう)”に関係しているのではないかと直感。調べを進めるうち、事件の周辺に高名な小説家・鳴島恭三の影がちらついてくるが、その矢先、第三の事件が起きて…!?

コメント

沢村一樹(時矢暦彦 役)コメント

 『木曜ミステリー』という、長い間、皆さんに親しまれているドラマがずらりと並ぶ中に入れていただき、大変光栄です。“新参者”のようなフレッシュな気持ちで臨めるのではないかと、今、とてもワクワクしています。
 僕はこれまで数多くの刑事を演じてきましたが、“時矢暦彦”は今まで演じたことのない刑事です。皆さんも“記憶ゼロ”の刑事にお目にかかることなんて、なかなかないと思います。そんな型破りな刑事が、京都という風情溢れる街で事件に挑んでいきます。
 舞台となる京都では、当然ですが、東京では撮れない“画”を撮ることができます。そんな京都ならではの人情味や風情を感じていただけるような、そして幅広い世代の方に楽しんでいただけるような、新しいミステリーをお届けしていきたいと思っています。
 僕には時矢のような特に優れた洞察力はありませんが、僕のスペックとしては“透視”ができます。それはもちろん冗談でして、洞察力は普通ですね。
 もし仮に、僕が時矢のように記憶をなくしてしまったとしても、また俳優の仕事をやりたいと思う気がします。身体のどこかで役者をやっていることを覚えているような気がして…。できればさわやかな自分として生まれ変わりたいのですが、やっぱり3年くらいしたら“あのキャラ”に戻ってしまっているのでは(笑)。
 時矢刑事が記憶をなくす前と後ではキャラクターがガラリと変わるのですが、記憶をなくした後の時矢の行動は、“誠実さ”がいちばん大きな比重を占めていると思います。“絶対に犯人を捕まえるんだ”ということより、被害者の気持ちを考えて、「この人を助けてあげたい」という思いで事件を解決していく…。そんな感じでベクトルが変わっていく、というのは意識して演じていこうと思っています。

テレビ朝日・横地郁英ゼネラルプロデューサーコメント

 沢村一樹さんが、初めて木曜ミステリーに登場します!数多くの名作ミステリーを生み出してきたこの枠で、初めて“記憶がない主人公”が事件を解決します。沢村さんならではの、とぼけたコミカルな魅力と、ハードでヒロイックな魅力、両方を生かしたミステリードラマにしていきます。脚本の戸田山さんによる、毎回の謎解きは、定番からトリッキーなものまで、様々なテーマが続々出てきます。記憶がないなか、謎を解き明かしていく主人公の活躍をどうぞお楽しみにお待ちください。

スタッフ

(ゼネラルプロデューサー)

横地郁英(テレビ朝日)

(プロデューサー)

川島誠史(テレビ朝日)、和佐野健一(東映)、望月 卓(東映)

(脚 本)

戸田山雅司

(音 楽)

横山 克 Evan Call

(監 督)

及川拓郎 ほか

(制 作)

テレビ朝日、東映