STORYストーリー

2021年12月2日(木)よる8:00~

第7話

 人気男性アイドルグループの追加メンバーを決めるオーディションの合宿場で、参加者の豊原輝(清水学)が額から血を流して死んでいるのが見つかった。臨場した榊マリコ(沢口靖子)は、被害者の口元にピンク色の繊維が数本、付着していることに気づく。また、遺体の付近には三角錐の形をした、謎のプラスチック片が転がっていた。
 グループのプロデューサー・サニー(斉藤陽一郎)によると、このオーディション合宿に参加していたのは、輝を含め7人。すさんだ生き方を改めようと一念発起した最年長の努力家・松永大我(佐野岳)や、元子役でリーダーシップもある大橋剣人(松島庄汰)、すぐに涙を流す泣き虫の西尾ユズキ(川野快晴)など個性あふれるメンバーばかりだったが、防犯カメラの映像を確認した結果、事件発生後、誰も合宿所を出入りしていないことがわかる。ということは、犯人はこの中にいる誰かに違いない――。土門薫刑事(内藤剛志)は全員、合宿所に留まるよう指示する。
 まもなく、輝の死因は額の傷ではなく、窒息死であることが判明。さらに、口に付着していたのはアクリル系繊維のフェイクファーと鑑定され、犯人はピンクのフェイクファーで輝の口と鼻を塞いで窒息させたものと考えられた。マリコたち科捜研メンバーが合宿所内を捜索したところ、殺された輝から度々嫌がらせを受けていたユズキが、ピンクのフェイクファーで作られたウエストポーチを隠していたことが発覚! そればかりか、ほかの面々の所持品からフェイクファーアイテムが続々と見つかって…!? マリコはそれらの繊維を検証するが、やがて真犯人を絞り込むため、被疑者となったメンバーにある“テスト”を行うことに…!?