ストーリーSTORY

2019年11月28日(木)よる8:00~

第22話

 工場に勤務する古田憲一(今野浩喜)の遺体が空き地で発見された。後頭部の傷から転落死とみられたが、現場や遺体の状況から何者かにより運び込まれたことが疑われる。所持品にあった児童書『あおぞら探偵団』は、『殺人トリックの魔術師』と呼ばれる人気推理小説家・高柳龍之介(大和田伸也)のデビュー作で、事件当日の日付で作者のサインも入っていた。
 榊マリコ(沢口靖子)と土門薫(内藤剛志)は、高柳からサイン会に来た被害者の様子を聞くが、相手は推理作家だけあり意図が先読みされて…!? まるで捜査状況を把握しているような高柳から「子どもを探すといい」とアドバイスを受けるマリコたち。
 被害者の同僚たちによれば、職場に時おり古田を訪ね、初老の男が来ていたと言う。また被害者の自宅からは子ども向けのお絵描きボードが見つかる。古田の家に子どもが出入りしていたなら、高柳の言葉が的中した形だ。
 さらに古田は9年前に殺人を犯し、仮釈放中だったことも判明。自宅からは恨みを綴った手紙が見つかり、復讐殺人も疑われる。しかしそれを被害者遺族は否定し、筆跡鑑定でも裏付けがとれる。では、いったい誰が恨みの言葉を書いたのか…?
 やがてマリコらは、児童書『あおぞら探偵団』に隠された大きなヒントを見つけ出すのだが…。

ゲスト:大和田伸也、今野浩喜、吉本菜穂子、麻乃佳世