ストーリーSTORY

2018年11月29日(木)よる8:00~

第6話

 日本の昆虫学の権威・花森栄一教授(岩松了)が自身の研究室の中で何者かに襲われ、意識不明の重体となった。花森の指先からドライジン、ライムなどが検出され、花森が事件前夜にバーでカクテルを飲んでいたことが判明。バー店主の話では花森は女性を伴い、6年前の罪を自白しようと思う、と話していたという。マリコ(沢口靖子)は現場に落ちていた蝶の標本に「2012.9.3 JH 宮内あすか」と書かれていたことを思い出し…。

 宮内あすか(小池里奈)は、大学附属病院の小児科に入院しているときに支援学級で花森から理科を教わっていた。土門(内藤剛志)とマリコが事情を聞くと、蝶はアサギマダラで6年前に病気の自分を救ってくれたのだという。

 6年前、花森の授業で渡り蝶のアサギマダラが無事に新しい世界にたどり着けたら自分も難病を克服できる、との願いを込め空へ放ったというあすか。やがてアサギマダラが種子島で見つかったという報告を受け、生きる力と勇気をもらったという。土門はバーで花森と一緒だったのはあすかではないか、と質問するが、あすかは曖昧に否定する。

 犯人の逃走経路と思われる門に残された指紋から、沖縄の不良グループの元リーダー・平良圭介(三浦孝太)という男が浮上した。平良は6年前に発生した未解決の現金輸送車襲撃事件の容疑者。この男と花森にはいったいどういう接点があるというのか?花森の罪とはいったい何なのか?
マリコが一匹の蝶からたどり着いた、衝撃の真相とは!?

ゲスト:岩松 了、渡辺 梓、小池里奈、三浦孝太、山下裕子