第15話(最終回)2016年3月10日

 殺人容疑で逮捕送致しながらも不起訴となった覚せい剤の売人・工藤貴志(岡田義徳)を再び逮捕するため、組織犯罪対策第三課刑事・落合佐妃子(池上季実子)が証拠をねつ造したおそれが高いことが発覚! 榊マリコ(沢口靖子)、土門刑事(内藤剛志)は、憤りを隠せない。
 しかし、2人の前に現れた佐妃子は「どんな手を使っても工藤を逮捕しなきゃいけない!」と開き直るばかり。「だからといって、証拠をねつ造するなんて絶対に認めない」と憤るマリコに「法律やルールがぜんぶ正義だと思っているの?」と問いかけ、「拘束するなら令状を持ってきて」と言い捨てて去っていく。
 工藤は地検からまた京都府警に戻ってきたが、逮捕後48時間以内に送致しなければ釈放せざるを得ない。マリコたちが急いでねつ造された証拠の再鑑定をはじめようとした矢先、突如、工藤が釈放された。弁護士やマスコミからの圧力を案じた佐伯本部長(西田健)が決断したのだ。
 そんな中、最初の事件の被害者の婚約者・松井真奈美(福田沙紀)がマリコを訪ねてくる。真奈美は工藤をずっと張り込んでいたといい、工藤が第二の事件の現場に入っていくのを見たと告白、マスコミに事実を打ち明けるという。
 その矢先、佐妃子と突然、連絡が取れなくなった。胸騒ぎを感じるマリコ…!その予感は的中し、佐妃子が思いもよらぬ行動に出て…!?

バックナンバー