第10話2016年1月28日

 榊マリコ(沢口靖子)と涌田亜美(山本ひかる)は、路上で男が女性に暴力をふるう場面に遭遇! 男は亜美を突き飛ばして逃走、マリコは被害者の水橋奈々子(大塚千弘)を保護し交番に連れて行く。
 奈々子によると、その男・後藤佑馬(鈴木裕樹)は元恋人だったが、別れ話を機に暴力をふるいはじめ、ストーカー被害届を提出したところ逆上。職場に押しかけられ、転居先も突き止めてきたという。
 「あの男が生きている限り、一生おびえて暮らさなければならない…」と震える奈々子は、交番巡査・織田将太(内野謙太)の紹介で保護シェルターに入居することとなった。
 ところがその2カ月後、後藤が鴨川べりで刺殺死体となって発見される。事件直後から奈々子は姿を消しており、彼女の犯行が濃厚と思われた。
 まもなく、行方不明だった奈々子が見つかり、彼女は犯行を認めたものの、正当防衛を主張! さらに、現場までの足取りについてはなぜか堅く口を閉ざす。
 そんな中、マリコらの鑑定により、後藤の遺体から盆栽、陶芸の材料となる葉や土砂が検出され、彼が2カ月ほど前から園芸店で働いていたことが判明する。元保護観察官の店主・瀬戸内光彦(田村亮)は、後藤はトラブルもなく真面目に働き、まるで自分自身と向き合うかのように丹精込めて盆栽の手入れをしていたと話す。マリコは、真面目に働きはじめた一方で、執拗にストーカー行為を続けていたという後藤の行動の矛盾が気になって…!?
 一方、土門刑事(内藤剛志)は、瀬戸内が保護観察官時代に担当した男が、更生しきれずストーカー殺人に走ったという事実を知り、瀬戸内が第二の悲劇を防ぐために後藤を殺害したのではないかとにらんで…!?

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