第7話2015年12月3日

 毒舌で有名な料理評論家の宇田川綾子(久世星佳)が、生放送中に料理を口にしたとたん苦悶し、死亡するという衝撃的な事件が起きた。番組プロデューサーの百瀬伸也(近江谷太朗)や共演者のなだぎ武(なだぎ武)によると、「料理は科学」と言い切り、歯に衣着せぬ評論をする綾子に恨みを抱く相手は多く、テレビ局には番組から降ろせという脅迫状も届いていたらしい。
 榊マリコ(沢口靖子)たち科捜研のメンバーは、綾子がロケ現場で食べた料理や使用した調理器具などを調べたが、毒物は見つからない。そこで胃の内容物を詳細に調べた結果、“イチイ”という常緑樹のタネのかけらが発見された。イチイのタネには猛毒成分“タキシン”が含まれており、そのタキシンは摂取してから2、3時間後に急激に作用する毒だった。
 また、胃の中からはゴーヤやクレソン、ハチミツ、牛乳なども検出され、消化具合から考えて死亡の約2時間前にそれらの材料で作られた“スムージー”を飲んでいたこともわかった。犯人は、スムージーにイチイのタネを混ぜて、綾子に飲ませたのだろうか…!? しかし、タキシンにはどんな材料を混ぜてもごまかせないほどの強烈な苦みがある。犯人はいったいどうやって綾子にタキシン入りのスムージーを飲ませたのかは、大きな謎だった。
 夜、綾子の自宅を訪れたマリコたちは、彼女の高校生の息子・岳人(平岡拓真)に会う。岳人はイタズラが好きらしく、死体のふりをしてマリコたちを翻弄する。そして、事件当日の朝、綾子に弁当を作ってもらったが、母親の弁当はいつもマズイのだと話す。それを聞いたマリコは、綾子は味覚障害だったのではないかという疑いを抱いて…!?
 そんな中、かつて綾子に酷評された有名シェフ・大曲昭久(遠山俊也)が最近、店でスムージーを提供していることがわかるが…!?

バックナンバー