第11話2014年2月6日放送

 ドイツでの短期研修を終えた榊マリコ(沢口靖子)は帰国早々、作曲家・伊東知也(加藤重樹)が撲殺死体となって見つかった事件の現場に急行する。
 現場である被害者の自宅で彼の妻に対面したマリコは、あまりの偶然に驚く。つい先ほど、関西空港で知り合ったばかりの人気バイオリニスト・伊東冴子(黒坂真美)だったのだ。冴子もまたマリコと同じ便でドイツから戻ったばかりで、仕事のため迎えにやって来たマネージャーの品田栄子(瀬奈じゅん)と自宅に入ったところ、夫の死体を発見したという。
 暖房がつけっぱなしになっていた状況を考えて死後4日が経過していることが判明、1週間ドイツに滞在していた冴子の犯行は不可能だとわかる。冴子によると貴金属や宝石類がなくなっており、付近で連続空き巣事件が発生していることから、窃盗犯が被害者と鉢合わせして殺害したものと思われた。
 冴子の所属事務所社長・吉成匡彦(斉藤陽一郎)によると、伊東はギャンブルにおぼれて借金を抱え、妻の大切なバイオリンを売り払おうとしたこともあったという。そんなとき、連続空き巣事件の犯人が逮捕され、土門刑事(内藤剛志)が取調べるが…!?

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