2019年11月23日
「今まで見せたことのない私を見ていただけると思います」
世界観から役柄、役作りまで…第7話ゲスト・檀れい。
何かと無茶が過ぎる『時効警察』ではじめて尽くしの新挑戦!!

正統派女優・檀れいが『時効警察』に初参戦! “新たな挑戦”で“新しい檀れい”を開拓
気づけば、放送も残り2回となりましたが…ラス前となる来週11月29日(金)放送の第7話(脚本/田中眞一、監督/今泉力哉)も何気にしれっと気合が入っています。なにせ、まさかのアノ人…正統派女優・檀れいが、メインゲストとして登場! コメディーど真ん中の作品にはあまり出演してこなかった彼女が、思い切って“禁断の果実”ともいうべき『時効警察』に初参戦します。
オファーを受けたときは喜びと驚きに加え、「私の芝居が『時効警察』の世界観にちゃんとハマるのかなぁ…という不安もありました」と打ち明ける檀ですが、「新たな挑戦をしたく、この世界に飛び込みました」と意欲満々! 撮影最終日には「今まで見せたことのない私を見ていただけると思いますし、皆さんにぜひぜひ楽しんでいただきたいです」と、やりきった感あふれる清々しい笑顔で視聴者に呼びかけ、期待をあおってくれました。
亡き夫には13股疑惑、名前は“多恵子”なのにツイてない、ついでに言動も不可解!?
開運メガネを売るパラドックスだらけの女社長役は「役作りも今までとはテイストが違った」
「パッと気持ちを切り替えたいときや、何かすっきり物事がうまく進まないな…というときは、家の水回りを掃除します。自分自身の気持ちもスッキリして、“あっ、なんかうまくいくんじゃないかな”と、心の持ちようも変わりますから」という檀。そんな彼女が『時効警察』では、効果絶大と噂される「開運メガネ」なる商品を売るカリスマ女社長・桃瀬多恵子を演じます。
実は多恵子、開運メガネを売っているのに、えらく恵まれてる感てんこ盛りの名前なのに…自称「ツイてない女」。自らわざとツイてないシチュエーションを演出している疑惑も一部ある半面、“健気に支えてきた一発屋歌手の夫・蝙蝠ユキオ(前野健太)に13股をかけられていた”という、そりゃねぇわぁ…な逸話があったり、果ては蝙蝠が殺された時効事件で霧山から疑いの目を注がれたり…と、まぁなかなかに荒めの波風が立ちっぱなしの人物なのです。
この役どころについて、檀は「多恵子は突然、突拍子もないことをしてしまう人で…。“私はツイてないのよ”と言いながら、わざとお財布を忘れたり、バナナの皮をカバンから出して踏んで転ぼうとしたり…と、人として心がまったくつながらないキャラクターなんです(笑)。だから、役作りも今までとはテイストが違いましたね。イメージを膨らませて…というよりは、台本に沿って、楽しく見ていただけるように役を作れたらな、と思いました」とコメント。実際、本人もこの新テイストを思う存分楽しめたようで、「初めての『時効警察』、初めての役や世界観へのアプローチでしたが、撮影を終えた今、いい作品になったんじゃないかという手応えを感じています」と、自信をのぞかせました。
オダギリジョー&麻生久美子の「ふわっと寄り添ってピタッと合う空気感」に檀もほれぼれ
オダギリ&麻生とも初共演を果たした檀。撮影現場では、二人の名コンビぶりにほれぼれしたそう。「お芝居をしていてもお互いの空気感がふわっと寄り添って、ピタッと合うんです。現場でもとってもいい雰囲気で、お二人で“ここはこうしようか、ああしようか”と相談しつつ、劇中のやりとりを作ってらっしゃるんですよ。そんなお二人をはたから見ながら、“ずっと一緒に積み重ねてきた結果なんだなぁ。素敵だなぁ”と思っていました」と、微笑ましそうに回顧します。
そんな檀ですが、劇中ではオダギリ&麻生を相手に、ついつい笑っちゃうような芝居も含め、いろいろやっちゃってくれることに! そして演出は、映画「愛がなんだ」が異例の大ヒットを記録した恋愛映画の旗手・今泉力哉監督です。さらに、殺された人気メガネ歌手・蝙蝠ユキオ役には、フジロック、サマーソニックなど大型ロックフェスにも出演し、色気のある歌声で多くのファンを熱狂させ続けるシンガーソングライター・前野健太を起用。『時効警察』のために書き下ろしたオリジナル曲2曲をドラマ内で初披露します!…と、いつもながらザックリな予告ではありますが、とにかく『時効警察はじめました』は第7話も見逃せないということで…。次回もご視聴よろしくお願いします。
檀れい(桃瀬多恵子・役) コメント
『時効警察はじめました』へのご出演が決まったときのお気持ちをお聞かせください。
実は台本を読んで、クスッと笑ってしまいまして…。こういうテイストのドラマにあまり出演したことがないので、うれしかったと同時に驚きました(笑)。「私の芝居が『時効警察』の世界観にちゃんとハマるのかなぁ…」という不安もありましたが、新たな挑戦をしたく、この世界に飛び込みました。
今回演じる多恵子から受けた印象、演じる上で心掛けたことを教えてください。
多恵子は突然、突拍子もないことをしてしまう人で…。「私はツイてないのよ」と言いながら、わざとお財布を忘れたり、バナナの皮をカバンから出して踏んで転ぼうとしたり…と、人として心がまったくつながらないキャラクターなんです(笑)。だから、役作りも今までとはテイストが違いましたね。イメージを膨らませて…というよりは、台本に沿って、楽しく見ていただけるように役を作れたらな、と思いました。
初めての『時効警察』、初めての役や世界観へのアプローチでしたが、撮影を終えた今、いい作品になったんじゃないかという手応えを感じています。今まで見せたことのない私を見ていただけると思いますし、皆さんにぜひぜひ楽しんでいただきたいです。
オダギリジョーさんと麻生久美子さんとは初共演ですが、どんな印象を受けましたか?
お二人はこの作品で長年コンビを組んでらっしゃるだけあって、お芝居をしていてもお互いの空気感がふわっと寄り添って、ピタッと合うんです。現場でもとってもいい雰囲気で、お二人で「ここはこうしようか、ああしようか」と相談しつつ、劇中のやりとりを作ってらっしゃるんですよ。そんなお二人をはたから見ながら、「ずっと一緒に積み重ねてきた結果なんだなぁ。素敵だなぁ」と思っていました。
多恵子が売る「開運メガネ」にちなんで、檀さん自身が実践している開運法はありますか?
パッと気持ちを切り替えたいときや、何かすっきり物事がうまく進まないな…というときは、家の水回りを掃除します。キッチンや洗面所、お風呂場の排水溝など、徹底的に掃除すると自分自身の気持ちもスッキリして、「あっ、なんかうまくいくんじゃないかな」と、心の持ちようも変わりますから。これは昔からずっと続けていますね。