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2019年11月15日

現役レスラーも参戦/60分1本勝負の第6話プロレス回 寺島しのぶがプロレスラーに!?「アドリブでオダギリさんに卍固めをかけようかと…」寺島のプロレス愛が…!
「夢が叶って最高」柳葉敏郎の『時効警察』愛が…大炸裂!!

気合十分…いや十二分!寺島しのぶ&柳葉敏郎が『時効警察』という名のリングに上がる

 来週11月22日(金)放送の第6話(脚本/田中眞一、監督/大九明子)では、試合前に何者かに負わされた頭部の傷が原因となり、プロレスラーがリング上で息絶えた時効事件を、霧山が捜査します。しかも…死んだレスラーが所属していた「気合プロレス」のCEO役に寺島しのぶ、彼女を“お嬢”と呼んで慕うレフェリー役に柳葉敏郎を配役。熟練ゲスト2人が『時効警察』という名のリングに上がり、キラッキラに磨きのかかった芝居の技をかけまくります。
 「女子プロレスが全盛期だったときにクラッシュ・ギャルズさんが大好きで、しょっちゅう技を練習していた」という寺島はファイティングポーズを取りながら、「人生初のプロレス団体CEO、そしてプロレス技をかけるのも得意という役柄。気合を入れて臨みたいと思います!」と声高らかに宣言。一方、「以前から『時効警察』が大ファンで…! 出演できるなら人間の役じゃなくてもいい。なんなら墓石の役でもいいと思っていた」と打ち明ける柳葉も、念願の出演に「夢がかなって最高で~す!」と、興奮冷めやらぬ様子。気合十分…いや十二分の2人が『時効』ワールドで展開するドリームマッチに注目です。
 なお、寺島&柳葉が大暴れする “プロレス編”の映像は、今夜11:15~放送の第5話『伝説の芸人ラジオ生放送殺人!?』で流れる次回予告で初披露されます!

「ウズウズしちゃって…」――寺島しのぶ、昔の血が騒いで現役プロレスラーにも卍固め!

 寺島が演じる枕木葵は「気合プロレス」を人気団体に押し上げたカリスマCEO。「出演の決め手は役どころと題材」という寺島は、撮影初日から本物のリングに上がり、てんやわんやの大興奮…! 「リングに上がれただけで、ロープをまたげただけでもう…。リングは聖域ですよ! マットの感触とかね…」と、ウットリする一幕もありました。
 そんな寺島のプロレス愛はもう、ストップがきかないほどダダ漏れ状態で…。「ほかの出演者が技をかけるシーンを見ていたらウズウズしちゃって、現場にいらっしゃった現役プロレスラーの方にお願いして、卍固めをかけさせていただいちゃいました。そしたら『技のかけ方が速い』と褒められて、すごくうれしくて! やっぱり体が覚えているんです(笑)!…って、私はレスラーか!?」と、自らにツッコむほどスパーク。「劇中でもアドリブで、オダギリくんに卍固めをかけちゃおうかなぁと思っていたんですけど(笑)、肩を最近痛めたと小耳に挟んだので止めよう、と。肩を痛めてなかったら、本当にやっちゃっていたかもしれないです」と、プロレス好きが高じた裏エピソードも教えてくれました。
 もちろん、その熱は芝居にも昇華! 劇中ではなんと霧山にジャーマンスープレックスをかけるシーン(!?)もあるなど、寺島の気合がほとばしる熱き一戦に、胸を熱くしてください。

『時効』ファン・柳葉敏郎、好きすぎてオダギリジョー&麻生久美子に告白できず仕舞い!?

 かたや、レフェリーのシューレス猿又を演じる柳葉は、長年温めてきた『時効警察』愛をみなぎらせながらクランクイン。「とにかく『時効警察』の空気に溶け込めれば、それでいい!」という一心だったそうで、「おそらく今回ほど、監督のなすがままにやった仕事はエキストラ以来です」と明かします。
 さらに、柳葉は第1シリーズから『時効警察』の要であるオダギリ&麻生との共演にも、高ぶる思いを隠せません。“男は黙って…”そのものの硬派なイメージの強い柳葉ですが、いとも簡単に我を忘れるほどハッスルし、「最高で~す! だって、ファンなんだもん! その人たちに会えるなんて、こんな最高なことはないですよね。口元がずっとにやけてる自分がいました」と告白。しかも、そのファン精神はピュアもピュア…! オダギリと麻生にその思いを伝えたのか尋ねると、恋する乙女のように照れながら「そんなこと、恥ずかしくて言えないです。だって、ファンだから! しつこくされると、あまりいい気持ちにならないだろうし、そんな気持ちにさせたくないですから」と、気遣いを忍ばせました。
 とにかくもう、ファン代表と言っても過言ではない柳葉。彼の『時効』愛あふれる芝居は必見です。

HARASHIMA、佐々木大輔、男色ディーノら「DDTプロレスリング」の現役レスラーも参戦!

 第6話には「DDTプロレスリング」の人気プロレスラーたちも出演。HARASHIMAが「気合プロレス」の現エース・高原本気を、佐々木大輔が時効事件で殺された看板選手・丸山真剣を、男色ディーノが丸山にベルトを奪取された元チャンピオン・土倉髑髏を演じます。3人は「いつもと違う僕を見て楽しんで下さい! プロレスに興味をもってくれる人が増えたら、うれしいです!」(HARASHIMA)、「私の夢でありました役者デビュー。もうこの世に未練はありません!」(佐々木)、「DDTプロレスファンの皆様には『これからは私のことを俳優、いや名優と呼べ!』と言ってやりたいです」(男色)と、気合たっぷり! 芝居という異種リングで戦う彼らにもご声援のほど、よろしくお願いします。

寺島しのぶ(枕木葵・役) コメント

『時効警察はじめました』出演の決め手をお聞かせください。

 出演の決め手はプロレスという題材とプロレス団体CEOという役どころでしたね。私は一時期、本気で女子プロレスラーを目指していたこともあって、女子プロレスが全盛期だったときにはクラッシュ・ギャルズさんが大好きで、当時はしょっちゅう技を練習していたんです。だから、撮影でも初日から興奮して! ほかの出演者が技をかけるシーンを見ていたらウズウズしちゃって、現場にいらっしゃった現役プロレスラーの方にお願いして、卍固めをかけさせていただいちゃいました。そしたら「技のかけ方が速い」と褒められて、すごくうれしくて! やっぱり体が覚えているんです(笑)!…って、私はレスラーか!? 昔、良く練習していたので体が勝手に動いてしまう部分は、葵を演じる上でも出せたらいいな、と思っています。今回は人生初のプロレス団体CEO、そしてプロレス技をかけるのも得意という役柄。気合を入れて臨みたいと思います!

葵は「気合プロレス」のCEOでプロレス技をかけるのも得意。どんなイメージをもって役に臨みましたか?

 葵は下火になった「気合プロレス」のため、健気に頑張った人なんじゃないかなぁ、と思います。演じるにあたっては、いつものように自分であまり決め込まず、監督が望むことや共演者との掛け合いの中で芝居を作っていきましたね。その方が振れ幅も広くなって面白いし、何かがハッと生まれてきますから。実は今回、大九明子監督もプロレスがお好きだそうで、わざわざ言葉にしなくても「こういう感じですよね」と分かり合える部分があったんです。プロレス好きってやっぱり、いい人が多いですよね!

実際の撮影はいかがでしたか? 何か印象的なエピソードなどはありますか?

 リングの上で撮影が始まって、いい初日を迎えられました。リングに上がれただけで、ロープをまたげただけでもう…。リングは聖域です! マットの感触とかね…。実は興奮しすぎて、劇中でもアドリブで、オダギリ(ジョー)くんに卍固めをかけちゃおうかなぁと思っていたんですけど(笑)、肩を最近痛めたと小耳に挟んだので止めよう、と。肩を痛めてなかったら、本当にやっちゃっていたかもしれないです。

柳葉敏郎(シューレス猿又・役) コメント

『時効警察はじめました』への出演オファーが来たときのお気持ちをお聞かせください。

 以前から『時効警察』が大ファンで…! 出演できるなら人間の役じゃなくてもいい。なんなら墓石の役でもいいと思っていたほど、出演を熱望していたんです。今回やっと出演が実現し、オダギリジョーさんが演じる霧山くんにも会えて、うれしい限りです。ドラマを拝見しながら「きっと楽しい現場なんだろうなぁ」と感じていたし、「そういう現場に行ってみたいなぁ」という夢がかなって最高で~す(笑)!

今回はレフェリーのシューレス猿又を演じますが、演じる上でこだわったことはありますか?

 今回に関しては自分のこだわりはどうでもよくて、「とにかく『時効警察』の空気に溶け込めれば、それでいい!」と思っていたんですよ。おそらく今回ほど、監督のなすがままにやった仕事はエキストラ以来です。撮影中はもう“楽しんでいる自分”しかいなかったですね。目の前に、会うのが楽しみで仕方なかった生霧山がいるし、いつものメンバーがいるし…。空気を一緒に吸えている喜びでいっぱいでした! 本っ当に久しぶりに、肩に力を入れず、毎日を過ごしたなぁって思いますね。

オダギリジョーさんと麻生久美子さんの印象についても教えてください。

 最高で~す! だって、ファンなんだもん! その人たちに会えるなんて、こんな最高なことはないですよね。口元がずっとにやけてる自分がいました。(2人にファンだと伝えたのか尋ねると…)そんなこと、恥ずかしくて言えないです(照れ笑い)。だって、ファンだから! しつこくされると、あまりいい気持ちにならないだろうし、そんな気持ちにさせたくないですから。とにかく、今回は『時効警察』のコミカルさの根底にある“現場の真剣さ”を体感させていただき、うれしかったです。『時効警察』、最高で~す!

HARASHIMA(高原本気・役) コメント

 出演が決まったときはビックリしましたし、プロレスをテーマにしていただけたことを、うれしく感じました。そして、あの世界観の中に入れるワクワク感で溢れていました! 撮影現場でのオダギリジョーさんは朴とつな感じ、麻生久美子さんはいつも綺麗で、吉岡里帆さんはとても優しかったです。慣れないことばかりで大変でしたが、とてもいい経験になりました。皆さん、いつもと違う僕を見て楽しんで下さい! この作品でプロレスに興味をもってくれる人が増えたら、うれしいです!

佐々木大輔(丸山真剣・役) コメント

 私の夢でありました役者デビューが、なんと『時効警察はじめました』への出演でかない、感激です。もうこの世に未練はありません! どうもありがとうございます。私が主に共演したのは寺島しのぶさん、柳葉敏郎さんでしたが、芝居初心者の私とも真正面から芝居をしてくださり、感激でした。私、普段はDDTプロレスでDAMNATIONという世捨て人軍団を率いていますので、今回の役は真逆の姿となっています。普段の私たちも素敵なので、プロレスもぜひ見てください。それでは来世で会いましょう。

男色ディーノ(土倉髑髏・役) コメント

 このたびは『時効警察』ファンの皆様、お目汚し失礼いたします。下手にプロレスラーであるが故に、『時効警察』という素敵なドラマに出させてもらうことができました。オダギリジョーさん、麻生久美子さん、吉岡里帆さん…3人とも優しくて、演技の素養もない私をフォローして下さいました。特にオダギリさんは、緊張してセリフを忘れた私に「セリフなんて流れに沿っていれば、あとは適当だよ」って言ってくれて、気が楽になりました。その通りに適当にセリフ言ったら、監督にちょっと怒られました(笑)。が、演技のプロではないので、そこら辺は差し引いて甘やかした目でご覧下さい。DDTプロレスファンの皆様には「これからは私のことを俳優、いや名優と呼べ!」と言ってやりたいです。いずれにせよ、監督、キャスト、スタッフの皆さんが面白く仕上げてくださいますので、皆さんお楽しみに!