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2019年10月19日

第3話に中山美穂が登場!撮影初日からはじめての『時効警察』に仰天!?「心臓がバクバクしてます」

中山美穂が思わず「これ、どうなってるんだろう!?」と驚いた時効ワールドに初進出!

 第2話のゲスト発表の瞬間から皆さん、“どうせこれからもギリギリまで内緒にしやがるに違いない”と薄々気づいていたとは思いますが…すみません。お察しの通り、今回もオンエアのきっちり1週間前、ギリッギリのタイミングで第3話(10月25日放送)のゲストを告知しちゃいます。
 なんと…第3話のメインゲストは中山美穂! 「前シリーズの放送時は生活拠点を海外に置いていたため、存在自体を存じ上げなかった」という中山ですが、このたび巡り巡って『時効警察』に初出演することに。「脚本も演出もとても独特ですよね(笑)。シュールで、どちらかと言うと舞台っぽいというか…。最初に脚本を読んだときもセリフの間合いなど、普通のドラマを演じているときとまた違う読み方ができて、“これ、どうなってるんだろう!?”と思ったんです」という、摩訶不思議な時効ワールドに絶妙なあんばいで浸かりながら、主要人物を演じます!

初日から大量のセリフで噛み噛み!? 「申し訳ない」と頭を下げつつ新アプローチを堪能

 中山が演じるのは25年前、婚約者殺害の容疑をかけられた男性のアリバイを証言し、事件を迷宮入りにさせた琴吹町子。その正体は…“婚活の女神”と呼ばれる凄腕婚活アドバイザー! あのぼんやりした霧山ですら、うっかり恋の魔法にかかるほどの(!?)“男性を落とすテク”や“好印象を与えるマナー”の知識が豊富な女性です。「婚活アドバイザーが実際にいるとしたら、ありがたい存在なんだろうなぁ、と思いましたね(笑)」と話す中山ですが…それは(『時効』風に言えば)置いといて!
 第3話の演出を担うのは、今年公開の監督作品、映画「愛がなんだ」が大ヒットした、恋愛映画の旗手・今泉力哉監督から「余裕のある町子さんが理想だ」とリクエストされたという中山。ところが…まぁ言っても町子はこの回のメインキャラクターですから、演じる側としてはもう大変!? 初日から余裕を持って臨んだのか尋ねると、「まったくないです! 心臓がバクバクしてます。初日からセリフも多くて、噛み噛みでしたので、スタッフの皆さんに申し訳ないなぁ…と思いながら、撮影しておりました」との返答が…!
 しか~し! そこは、星の数ほどある出演作で経験を積んできた中山ですから。「“完成作品の想像がつかない中で演じる”というアプローチを楽しんでいます。新しい私も引き出されるといいなぁ」と、ある種の逆境すらも味方につけ、撮影を日々堪能。オダギリ&麻生との初共演にもワックワクさせられたそうで、「お二人とも“テレビで見てきた方々だ!”という感じですね(笑)。初共演で先入観がなかったぶん、役と役で向き合うことができたので、よかったです」と、笑顔で振り返りました。

別所哲也が「二人の女性に挟まれる役」で、色褪せないハンサムっぷりを大放出

 メインゲスト・中山と時効ワールドのマリアージュはもちろん、第3話にも新味の楽しみどころが多め盛りです。監督は前述の今泉監督、そして、綿密に計算されたシチュエーションコメディーに定評のある小峯裕之が脚本を担当し、共に『時効警察』へ初参戦。さらに…! 長年にわたって映像作品に舞台に…と活躍する別所哲也も初出演し、時効事件の“被害者の婚約者”にして“当時の被疑者”(!)で、現在は町子と結婚(!!)している城崎公彦を演じます。別所が中山と共演するのは、映画『波の数だけ抱きしめて』以来、実に28年ぶり!「二人の女性に挟まれる役柄でしたので、誠実に、魅力的に見えるように演じました」という別所。彼の色褪せないハンサムぶりも見逃せない…! というわけで、引き続き見どころ満載の第3話をよろしくお願いします。

中山美穂(琴吹町子・役) コメント

『時効警察はじめました』へのご出演が決まったときのお気持ちをお聞かせください。

 前シリーズの放送時は生活拠点を海外に置いていたため、存在自体を存じ上げなかったのですが、今回出演するにあたって情報を得て「そんなに面白いドラマだったんだ!」と、ワクワクしました。また、12年経ってまた同じメンバーでやれるなんて、とてもうらやましいこと。今回ご一緒した主要メンバーはオダギリジョーさん、麻生久美子さん、吉岡里帆さんのお三方だけでしたけど、チーム感が出来上がっているなって思いました。

世界観や設定など、作品自体に対しては、どんな感想をお持ちですか?

 脚本も演出もとても独特ですよね(笑)。シュールで、どちらかと言うと舞台っぽいというか…。最初に脚本を読んだときもセリフの間合いなど、普通のドラマを演じているときとまた違う読み方ができて、「これ、どうなってるんだろう!?」と思ったんです。それで、改めて前シリーズを見させていただいて「あっ、こういうことか!」と。すぐに舞台調なイメージが湧いてきました。

今回演じる町子像については、どうやって構築されたんですか?

 ゲストは『時効警察』独特の空気に馴染みすぎてもいけないだろうし、あんばいについては考えました。いずれにせよ、町子は婚活アドバイザーなので、マナーに長けた女性という感じはお芝居で出せたらなぁ、と。本当は撮影前に、本物の婚活アドバイザーの方にお話を伺えればよかったんですけどね。誰からもその存在を聞いたことがなかったので、自分の中でイメージを膨らませました。そんな中、婚活アドバイザーが実際にいるとしたら、ありがたい存在なんだろうなぁ、と思いましたね(笑)。

演じるにあたって、今泉力哉監督から何かリクエストはありましたか?

 余裕のある町子さんが理想だ、とおっしゃっていました。

じゃ、初日から余裕を持って…。

 まったくないです! 心臓がバクバクしてます。初日からセリフも多くて、噛み噛みでしたので、スタッフの皆さんに申し訳ないなぁ…と思いながら、撮影しておりました。

オダギリジョーさんと麻生久美子さんとは初共演。どんな印象を受けましたか?

 お二人とも「テレビで見てきた方々だ!」という感じですね(笑)。初共演で先入観がなかったぶん、役と役で向き合うことができたので、よかったです。また、撮影自体も新鮮で…! 今回また新しいタイプの監督さんに出会った感じがしました。今泉監督は一つのシーンをいろんな角度から撮られますし、たぶん編集でいろいろ面白くされる方なんじゃないかな。私自身も“完成作品の想像がつかない中で演じる”というアプローチを楽しんでいます。新しい私も引き出されるといいなぁと思いますし、何よりも皆さんが楽しんできた『時効警察』がさらに楽しい作品になるよう、頑張ります。

別所哲也(城崎公彦・役) コメント

『時効警察はじめました』へのご出演が決まったときのお気持ちをお聞かせください。

 今回の第3シリーズが発表になり、すでに話題になっていた中で、その作品へ参加できることに対し、率直な喜びと共に緊張感を覚え、撮影が楽しみになりました。

台本を読んで、どんな感想を持たれましたか?

 コメディーテイストな中にも、人間模様や喜怒哀楽が凝縮されており、人はなぜ罪を犯すのか、また、時効の意味についても、深く考えさせられました。

今回演じるのは被害者の婚約者・城崎公彦ですが、何を心がけて演じられましたか?

 二人の女性に挟まれる役柄でしたので、誠実に、魅力的に見えるように演じました。

撮影中、特に印象に残っているエピソードを教えてください。

 回想シーンが多く、その時代や、当時何をしていたか…俳優を始めた頃のことが、次々と思い出され、初心に帰った気分になりました。

最後に、見どころも含めた視聴者へのメッセージをお願いします。

 皆さんお待ちかねの第3シーズン、出演回はもちろん、私もすべての回がとても楽しみです!