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2019年9月25日

完成披露試写会&トークイベントを開催!いきなり謝罪会見風になったと思えば、変顔や微妙ギャグまで披露…!?オダギリジョー&麻生久美子&吉岡里帆&磯村勇斗が『時効』ファンの前でゆるトーク

 10月11日(金)から12年ぶりの最新シリーズ『時効警察はじめました』を世に放つ本作が、9月24日(火)にTOHOシネマズ六本木ヒルズにて完成披露試写会を開催! 約50倍もの当選倍率をくぐり抜けた超ラッキーな方々に、2日前に完成したばかりの正真正銘・復活第一作『時効警察・復活スペシャル』(9月29日【日】よる9:00~放送)を“世界で初めて”ご覧いただきました。
 さらに! 試写会の後にはオダギリジョー、麻生久美子、吉岡里帆、磯村勇斗による禁断の(!?)トークイベントも開催。時効ワールドさながらの、息の合ったゆるゆるトークで会場を沸かせました。

オダギリ&麻生、他人行儀だった再会がウソのような、夫婦漫才トークを連発!

 今回12年ぶりに『時効警察』に戻ってきたオダギリと麻生。実は10年以上連絡を取っていなかったそうで、トークイベントでは「本当に他人でしたよね」(オダギリ)、「再会したときにはすっごい緊張しました」(麻生)という“他人行儀な再会”の様子を再現。想像以上のギクシャクぶりで会場を笑わせました。
 そんなオダギリ&麻生ですが、今ではすっかり元通り…いやそれ以上(!?)の関係になり、トークイベントでも夫婦漫才さながらのやりとりを連発! 麻生が「(現場でもこんなふうに)ずっとしゃべっているので、ゲストの方にもご迷惑をかけていて、反省しているんですよ」と漏らせば、オダギリがニヤニヤしつつ「ちゃんと皆さんの前で謝ったら?」と、立ち上がっての謝罪を強要。この悪ノリに乗った麻生がまた「本当に調子に乗って、すいませんでした。自分を抑え切れずに、本当に申し訳ありませんでした!」と謝るという、“謎の謝罪会見”が執り行われる一幕もありました。
 しかも、2人の愉快なやりとりは、それだけでは終わらない…!? 麻生がゲスト出演者だった某芸人に伝授してもらった2種類のギャグのうち、1つをドラマの本番でぶっこんだらドン滑りした話を披露したかと思うと、オダギリにもう1つのギャグを今ここでやるよう指令。オダギリは渋々ながらも全力でギャグを披露するも、会場には微妙な空気が流れてしまい、麻生に見事逆襲される形となったのでした。
 どうやら、この独特な鉄板『時効』コンビのやりとりは日常茶飯事のよう。今回から新参戦した磯村も「現場でもいつも、こういうやりとりをずっと見守っている感じです」と、すっかり見慣れた風でした。

吉岡が撮影現場でオダギリのためにした“アントニオ猪木の変顔”を生披露!

 この日はゆるいトークが続く一方で、なんだか目頭が熱くなるイイ話もオダギリから飛び出しました。それは現場で「オカちゃん」と呼ばれ愛されている吉岡にまつわるエピソード。なんでもオダギリによれば「撮影が深夜まで続いていて、全員が疲れていたときに、監督から笑うシーンで『大笑いしてほしい』と言われたんです。でも、僕はウソをつけないタイプだから『笑えない。無理です』って言ったんですよ。そしたら、オカちゃんが本番でいきなり僕を笑わせようと、目の前で変顔をしてくれた」そう。麻生もそんな吉岡を「オダギリさんの代わりに私が抱きしめました」と言うほど、愛おしかったといいます。
 このエピソードに、会場もなんだか感動モードになり、客席からはその変顔を「やって」とのリクエストも! すると…さすがは吉岡、実は「アントニオ猪木さんの顔マネだった」という変顔を、臆することなく会場で生披露。まさかの出血大サービスで、共演者と観客をとりこにしていました。

吉岡と磯村がそれぞれ主演を務める『時効警察とくべつへん』の配信を大発表!

 また、この日はついついニヤけてしまう発表も…! なんと「AbemaTV」と「ビデオパス」で『時効警察とくべつへん』として、『鑑識課・又来康知』&『刑事課・彩雲真空』が配信されることが決定したのです。各とくべつへんで主演を務める吉岡&磯村は「新キャラクターの深掘りエピソードが見られたり、いつもの『時効警察』の皆さんのまた違う一面が見られたりするので、ぜひ見てみてください」(吉岡)、「本編とは違うところにスポットを当てて、より本編を楽しんでもらえる作りになっているので、僕自身も見るのが非常に楽しみです」(磯村)とアピール。こちらの“とくべつへん”、もちろんオダギリ&麻生も出演して、いろいろ面白いことをしてくれていますので、どうぞよろしくお願いします。

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オダギリジョー(霧山修一朗・役) コメント

 先ほどテレビ朝日に入る駐車場で、うちのマネージャーさんが守衛さんに「『時効警察』のオダギリです」って言ったんですが…どうも反応が悪いんです。守衛さんは、ノートをペラペラしながらずっと名前を探していて、結局「オダユリさんですか?」って。“時効警察のオダギリ”ってそんなに知られていないのかなと(笑)…そんなこんなで、どうぞよろしくお願いします。

『時効警察・復活スペシャル』をご覧になった感想を教えてください。

 自分が出ている作品なので、あんまり分からないですけど…。オカちゃん(=吉岡里帆)は「面白かった」って言ってました。ちなみに、柳葉敏郎さんは“ギバちゃん”じゃないですか。だから“オカちゃん”なんです。

12年ぶりに復活した『時効警察』ですが、おなじみのメンバーとの久々の再会はいかがでしたか? 皆さん、以前と変わったところなどありましたか?

 麻生(久美子)さんとは10年以上連絡も取っていなかったので、もはや他人…他人行儀でした。僕は結構人見知りなので、10年も空いた人はもうゼロに近いんですよね(笑)。

撮影中、印象に残ったエピソードを教えてください。

 撮影が深夜まで続いていて、全員が疲れていたときに、監督から笑うシーンで「大笑いしてほしい」と言われたんです。でも、僕はウソをつけないタイプだから「笑えない。無理です」って言ったんですよ。そしたら、オカちゃんが本番でいきなり僕を笑わせようと、目の前で変顔をしてくれたんです! 「笑えない」って言い始めた、困った先輩のために変顔をしてくれる優しさ! あれがなければ、あそこまで笑えてなかったと思います。

磯村勇斗さんにとってオダギリさんは憧れの人だそうです。それを聞いていかがですか?

 現場でそういう空気全然出さないから、未だに壮大なドッキリじゃないかと思っています。本当に恐れ多いです。僕がさっき「強めのウソをつけ」って言っておいたからですかね(笑)?

今だから話せる、もう時効なエピソードがあれば教えてください。

 ゲストの芸人さんから教わった三日月のギャグがあるんです。脚本には入ってなかったんですけど、「ここでやってみたら?」って僕が言って、麻生さんがやったら、ドン滑りしていました(笑)。

「AbemaTV」「ビデオパス」では『時効警察とくべつへん』が配信されますが…?

 取調べ中の彩雲真空を外から見ているのは、麻生さんと僕と豊原(功補)さんと緋田(康人)さんという昔からのチームだったので、好き放題していました(笑)。台本もあってないようなもの、という状態で楽しかったです。

麻生久美子(三日月しずか・役) コメント

 12年経って、また大好きな役をやらせていただくことができて、本当に幸せでした! 撮影はすごく暑かったり、いろいろ大変だったりしたのですが、やっぱり『時効警察』って楽しいなと思いながら日々、幸せを感じていました。

『時効警察・復活スペシャル』をご覧になった感想を教えてください。

 オカちゃん(=吉岡里帆)が、カッコよかったです! オカちゃんは“デキる刑事役”なのですが、ご本人がかわいいので、お芝居もかわいい方向に振ることができるのに、ちょっぴり男っぽく、声も低めに出していたりして…。そういうところが、個人的に好きでした。

12年ぶりに復活した『時効警察』ですが、おなじみのメンバーとの久々の再会はいかがでしたか? 皆さん、以前と変わったところなどありましたか?

 オダギリさんとはずっとお会いしていなかったので、他人行儀なところからはじまりました。(立ち上がって再開示の様子を実演しつつ…)すごく緊張して、「おはようございます…全然変わってないですね…全然変わってないですね…」って言いながら、ずーっと笑っていました。もう、恥ずかしすぎて…。

新メンバーの吉岡里帆さん、磯村勇斗さんの印象をお聞かせください。

 磯村くんはまったく緊張していなかったと思います。立派でしたよ! 私なら緊張して芝居がちゃんとできなかったと思います。本当に素晴らしかった! オカちゃんは本当に優しくて、いい子ですね。忘れられないのが、撮影が深夜までかかったとき、爆笑するシーンの本番でいきなり変顔して笑わせてくれたこと。変顔したと同時に顔が赤くなって、それがたまらなくかわいかったんですよ。だから、オダギリさんの代わりに私がオカちゃんを抱きしめました。あの変顔がなかったら、あそこまで笑えなかったと思うので…本当にありがとうございました!

今だから話せる、もう時効なエピソードがあれば教えてください。

 この『時効警察』の中で、ある芸人さんからギャグを頂いたんです。“麻生久美子用”と“三日月しずか用”のギャグを頂いたのですが、オダギリさんに言われて本番で三日月用のギャグをやらせていただいたら、結構なドン滑りで…。オダギリさんはいつも“ああしろ、こうしろ”って、ちょいちょい言ってくるんですよ(笑)。私用のバージョンのギャグはもう封印ですね!

「AbemaTV」「ビデオパス」では『時効警察とくべつへん』が配信されますが…?

 (麻生がオダギリの顔に手を近づけたらクサイと言われるシーンがあり…)私の手が近づいたら、「クサイ!クサイ!」って、ヒドイですよね~! あれ、オダギリさんのアドリブなんですよ! アロマオイルがちょっと虫よけのにおいに似ているだけで、本当はいい匂いなんです!
『とくべつへん』の台本はありましたが、あってないようなもので、そのぐらい自由度が高かったですね。オダギリさん、豊原功補さん、緋田康人さんとの4人のシーンもありましたが、なかなかない組み合わせだったので、そういう意味でもすごく楽しかったです!

吉岡里帆(彩雲真空・役) コメント

 今回は新しい役ということで、3歩、4歩、5歩くらい引いた場所で、存在しようと思っています。これからスペシャル、第1話…と放送されていって、終わる頃には皆さんに「許してやるか」と思ってもらえたら…。頑張って撮っているので、ぜひ最後まで見ていただけたらうれしいです。

『時効警察・復活スペシャル』をご覧になった感想を教えてください。

 めちゃくちゃ面白かったです!

吉岡さんは今回から『時効警察』に参戦されましたが、12年前からのメンバーもそろっている中、現場に入られていかがでしたか?

 現場で皆さんを見たときはビックリしました。最初に「時効管理課」内でのシーンを優先的に撮ったんですけど、すごく緊張したし、すごくドキドキしました! お二人(オダギリ&麻生)がこういう雰囲気でいてくださるので、どんどんリラックスしていきましたし、仲間に入れていただいてうれしかったです。

撮影中、印象に残ったエピソードを教えてください。

 (“復活”にかけて、何か豆知識を、とムチャぶりされて…)怖い、怖い、怖い…。すごくないですか、このムチャぶり! これで先輩の前でうまいこと言えなかったら、後ですごく怖い目に遭うんじゃないかって…(と言いながら、劇中に登場する総武署のマスコットキャラクター「そーぶさん」の話を披露)。

今だから話せる、もう時効なエピソードがあれば教えてください。

 撮影を5月から始めていたので、ずっと『時効警察』は7月期のドラマだと思っていたんです。でも10月期なんです。10月11日から第1話がスタートします。スペシャルは9月29日。「7月期、『時効警察』出るんだ」って、周りの人にも言ってしまって、同じ7月期に出ている女優のお友達に「そうなんだ、うれしい!」って言ってもらえていたのですが、その後なかなか本当は10月期だと言い出せていなくて…。結局、今もまだ言っていないです(笑)。罪悪感もありつつ、マネージャーさんとかも一緒に間違っていたので…。そろそろ、間違って伝えていた人たちから、連絡が来ると思います(笑)。

「AbemaTV」「ビデオパス」では『時効警察とくべつへん』が配信されますが…?

 今回は『時効警察とくべつへん』ということで、彩雲真空と又来康知という新キャラクターがなぜ生まれたのか…など、本編では見られない新キャラクターの深掘りエピソードが見られたり、いつもの『時効警察』の皆さんのまた違う一面も見られます。スマートフォンなどで、気軽に見られるのでぜひ見てみてください。

磯村勇斗(又来康知・役) コメント

 『時効警察』は僕自身、本当に大好きな作品でした。この作品に携われることが非常に楽しかったですし、うれしかったです。とにかく撮影は緊張しました! あれだけのメンバーの中でやらせていただくのですから、本当に緊張しました。とにかく早く、多くの皆さんに見ていただきたいな、と思っています。

オダギリジョーさんは磯村さんの“憧れの人”だそうですが、共演されていかがでしたか?

 僕、オダギリさんの大ファンだということを、現場では言えなかったんです。なぜお話ししなかったかというと、すごく恥ずかしかったんですよ。それをお話しする勇気がなかったんです…。
 実は20~21歳の頃、ファッションや髪形もオダギリさんの真似をしていたんですよ。オダギリさんに憧れて髪を伸ばしていたので、今日のオダギリさんみたいに前髪を上げてリーゼントみたいなヘアスタイルもやっていたんです。実は、今回の『時効警察はじめました』でも、オダギリさんへの憧れからきた髪形を、どこかで披露します。
 今回は本当にオダギリさんと共演させていただいて、ありがたかったですね。オダギリさんは本当に優しいんです。女性に対しても、男性に対しても…(「優しい?」と、オダギリにツッコまれ…)あのぅ…「盛って話して」と言われたので、話を盛ったのですが…まだまだ勉強不足でした(笑)。

「AbemaTV」「ビデオパス」では『時効警察とくべつへん』が配信されますが…?

 本編とは違うところにスポットを当てた作品になっています。空気感は一緒なのですが、より本編を楽しんでもらえる作りになっています。より人物を深掘りしている部分があって、“こういうキャラなのか!”というところも見えたりするので、僕自身も見るのが非常に楽しみですし、本編を充実させるためにもぜひ見ていただきたいですね。