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10月24日(土)放送
【今回紹介した ヤーヌスな話】
その(1)
西遊記にまつわる 信じていたはず なのに 事実は違う話
西遊記と言えば、実在の僧侶をモデルとした三蔵法師
暴れん坊のサル、孫悟空
食いしん坊のブタ、猪八戒
そしてカッパの沙悟浄…
というのが私たちの常識
なのに
中国人の常識ではカッパではありません。
中国には赤い髪形に、ガッチリとした体格…
私たちの知らない真の沙悟浄の姿がありました。
その(2)
スウェーデン人の親子にまつわる 楽しい家族旅行 なのに やりすぎてしまった話
ジャーナリストであり、大学でも教鞭をとるカールさんは
平和の尊さ、大切さを訴え続けています。
そんな彼の愛する二人にはどうしてもほしいものがありました。
それは戦争をテーマにしたテレビゲーム。
二人はカールさんに「買って!!」と頼み込んできましたが、
当然カールさんの答えは「NO!!」
しかし、子供たちは何度も何度も食い下がります。
そこでカールさんはこう提案しました。
「今度の休みに家族で旅行に行こう、帰ったらゲームを買ってあげるよ」
旅行に行けるうえ、ゲームも買ってもらえる。息子たちは大喜び!!
なのに
お父さんは息子たちを本当の戦争に連れて行ってしまいました。
カールさんの行動は世界中の人から非難されたそうですが、
子供たちはゲームを欲しがらなくなりました。
その(3)
北海道のある観光地にまつわる
過去に恐ろしすぎる惨劇が起きた場所 なのに 道案内の看板がかわいすぎる話
今から100年前、
北海道苫前町の民家に全長2.7m、重さ340kgの熊が出没、
7人もの命が奪われたこの事件は「三毛別羆事件」と呼ばれ
「国内史上最悪の獣害事件」とも言われています。
なのに
その現場を取材したら、かわいい看板が道案内をしてくれる観光地になってきました。
事件を風化させたくない、熊と共存できる街にしたいそんな想いで
多くの観光客に訪れてもらいたいが、
かわいい看板にしないと来てもらえない…
そんなヤーヌスな葛藤がありました。
【今回紹介した なのにミュージック】
合唱曲 なのに ディスられる
「日記のうた」
