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2017年7月6日
七夕ムード満載の制作発表記者会見を開催!
期待のドラマ『遺留捜査』が制作発表! “あの男”が、テレ朝アトリウムに!?
大好評シリーズ『遺留捜査』の第4シーズンが、いよいよ7月13日(木)にはじまります! そのスタートに先がけて、7月5日(水)、制作発表記者会見がテレビ朝日本社1階アトリウムで行われ、主演の上川隆也をはじめ、栗山千明、永井大、甲本雅裕、戸田恵子、段田安則らレギュラーメンバーが出席! 撮影秘話や作品の魅力などについてにぎやかに語りました!
上川隆也ら、レギュラーメンバーの意外な“願い事”が発覚!?
この会見のためにアトリウムに出現したのは、ドラマの舞台である京都の竹林をイメージした、特設ステージ。特別捜査対策室のメンバーは夏らしくさわやかな浴衣姿で登場しましたが、主人公・糸村を演じる上川はスーツにスニーカー、斜め掛けバッグという“糸村スタイル”で颯爽と登壇! 「糸村は新シリーズの中で“変わらないものの象徴”として存在しています。その体現者の一人として、今日は浴衣ではなく、こんな格好(=役衣装)で参りました(笑)」と、上川ならではの作品へのこだわりを語り、会見をスタートしました。
ステージでは、間近に迫った七夕にちなんで、“願いごと”を書いた短冊を発表してもらう場面も――。上川が短冊にしたためた願い事は、『適度な暑さ及び降雨』。そこに込めたのは、「ロケーションも多い撮影ですので、皆さんがスムーズかつ快適に撮影に臨めるよう願っております」という、撮影現場への気遣い。同じ思いから、栗山は『遺留捜査の撮影が無事に終わりますように』と書き、戸田と永井はそれぞれ『台詞が早く覚えられますように』、『脱!緊張!』としたため、難解な説明ゼリフに苦しめられているというエピソードを明かしました。
また、甲本は自身の演じる科捜研係官・村木のシーンがカットされないよう、『ノーカット村木』と綴り、“星に願いを”ならぬ、“スタッフに懇願”を…!?
そんな中、室長役の段田だけが阪神タイガースの上本(博紀)選手の打率復活を願って『00が.300』としたため、「室長なのに、こんな願い事ですみません!」と苦笑いしていました。
「“新しさ”と“変わらなさ”を楽しんでほしい」。上川がみどころをPR!
また、上川は2015年放送のスペシャル以来、約2年ぶりに第4シーズンが復活したことについて「続編に関して心構えも何もなかったところへ、スペシャルではなく1クールでの制作だとのお話を頂いたものですから、なおさらにうれしかったです」と、感激の表情を浮かべながらコメント! 「舞台を大きく変えた上で、『遺留捜査』という“変わらない物語”を紡いでいくことが、今回の大きなトピックかと思います。視聴者の皆さんにはこの“新しさ”と“変わらなさ”を楽しんでいただきたいです」と、第4シーズンの魅力を熱く呼びかけていました!
上川隆也 コメント
続編に関して心構えも何もなかったところへ、スペシャルではなく1クールでの制作だとのお話を頂いたものですから、なおさらにうれしかったです。今回は舞台が東京から京都へ…と大きく変わります。
実は、スペシャルを何作か撮影していた当時から、スタッフの皆さんと「もしかしたら糸村はいろんな場所に行けるかもしれない」という話を軽くしていたのですが、まさか本当にこんな展開になるとは…。個人的にはちょっと仰天しましたが、舞台を大きく変えた上で、『遺留捜査』という“変わらない物語”を紡いでいくことが、今回の大きなトピックかと思います。視聴者の皆さんにはこの“新しさ”と“変わらなさ”を楽しんでいただきたいです。ちなみに、僕が演じる糸村は、新シリーズの中で“変わらないものの象徴”として存在しています。その体現者の一人として、僕も今日は浴衣ではなく、こんな格好(=役衣装)で参りました(笑)。
2年ぶりに帰ってまいりました『遺留捜査』ですが、見終わった後にそばにいる人がちょっと大切に思えるような、またしばらく会えていない人に会いたくなるようなドラマになればいいな、と思っております。糸村が毎回ドラマの最後に展開する“遺留品の謎解き”が今回は本当に3分で終わるのかどうかにも注目しながら(笑)、ぜひご覧になってください。
――共演者についての思いは?
このメンバーが揃うのは“特別捜査対策室”でのお芝居が多いのですが、最初にセリフにないことを振ってくれるのが永井(大)くん。そこから話も広がったりするんです。いつも“場を温めることに気を使ってくださる方だなぁ”と思いながら、永井くんの立ち居振る舞いを見守っております。
戸田(恵子)さんとは久々の共演になりますが、現場でまた会えたということが非常にうれしかったです。前作では僕が雇用主で、戸田さんは従業員という役どころだったのですが、今回は立場が逆転。役どころが変わることによって、また違った目線で再会することができることは、役者の楽しみのひとつであるなぁ、と改めて感じた次第です。
第1シーズンから出ていらっしゃるのが甲本(雅裕)さん。彼がいないことには『遺留捜査』らしさが失われてしまいますので、京都に来てくれて本当によかった、と思っております。
――短冊にしたためた願い事は?
『適度な暑さ及び降雨』です(笑)。京都でのロケーションも多い撮影ですので、皆さんがスムーズかつ快適に撮影に臨めるよう願っております。また、梅雨もまだ明け切らぬ時期ですので、雨もほどほどに…。ただ、まったく降らないと農業等にも差し障りますので、適度な降雨を望みたい、と思っております。
――遺留品にこだわる糸村のように、“こだわり”を持っていることは?
愛犬(♀)の健康です。それ以外は特にこだわっておりません。彼女がいなければ、僕の毎日は立ち行きません(笑)。
栗山千明 コメント
大人気のシリーズに携わることができて、とてもうれしく思っています。上川さんとは初共演ではないのですが、今回改めて糸村さんの姿でお会いしたら“もしかしたら上川さんって糸村に似た部分があるんじゃないかな”と思うほど、現場でも飄々としていらっしゃるんです! “特別捜査対策室”のシーンは緊張感のある中で撮影しているのですが、先輩方がほぐしてくださるおかげで、難しいセリフもなんとか頑張って撮影できておりますし、楽しく和やかにやらせていただいています。
――短冊にしたためた願い事は?
『遺留捜査の撮影が無事に終わりますように』。上川さんと思いは一緒です! 天候やみなさんの体調など、最後までみなさんと乗り切れたら、と思って書きました!
――遺留品にこだわる糸村のように、“こだわり”を持っていることは?
実は、洋服とかぬいぐるみについている“タグ”がないと寝られないタイプなんです。そのタグにもこだわりがあって、アメリカ製のちょっと硬いものがいいんです。それを触りながら就寝しています(笑)。
戸田恵子 コメント
私は永井さんとコンビを組んで外回りを専門にやらせていただいております。昔は永井さんと親子の役をやったことがあり、そんな方と外回りをさせていただけるのはうれしい限りです。ただ、私と実年齢がほとんど変わらない段田さんは、室内でクールに「どうだ?」と報告を聞いたり、「行ってこい」と命令したりする役。そんな段田さんに私たちは走らされていると思うと、早くエラくなりたいと思います(笑)。永井さんは長身なので2人で会話をするとき、“私が見上げている”ところに注目していただければうれしいです(笑)。
16年前、上川さんと財前直見さんと『お水の花道』というドラマを2シリーズやりました。今回、財前さんが初回のゲストに来てくださって久しぶりに3人で記念写真を撮るなどしましたが、3人とも16年間この世界でお仕事できていることを喜び合い、また3人で現場で出会えてよかったね、としみじみ話し合いました。
――短冊にしたためた願い事は?
『台詞が早く覚えられますように』です。この作品は難解なセリフが多く、連続ドラマはこんなに日々覚えることに追われるんだなと感じております。
――遺留品にこだわる糸村のように、“こだわり”を持っていることは?
“ヌカ床”ですね! 今年は地方に出ることが少ないだろうと見越して昨年からはじめたのですが、京都に来ることになって、ヌカ床をどうやって維持していけばいいのか、気になるのはそのことばかりです(笑)。いよいよ新幹線でヌカ床を運ぶしかないかな、と考えています。
永井 大 コメント
『遺留捜査』に新たに参加させていただくことを、とてもうれしく思っています。現場では動き回って頑張っております! 達者な大先輩方ばかりで、セリフの言い回しや伝え方がお上手で、毎回緊張しまくっています。刑事ドラマは難しいセリフがいっぱいあって、特にこの『遺留捜査』はワンカットで長いシーンを撮ることも多く、舞台のように「よーい、スタート」で最初から最後まで撮ってしまうんです。その中で難しい説明ゼリフを言わなくてはならないので、小道具の写真を持つ手がブルブルと震えてしまうことも…(笑)。
――短冊にしたためた願い事は?
『脱!緊張!』です。緊張感のあるシーンが多いので、緊張しすぎないように…と思って書きました(笑)。
――遺留品にこだわる糸村のように、“こだわり”を持っていることは?
せっかく京都で撮影をしていますので、毎回帰りに京都ならではのものをお土産に買って帰っています。とてもおいしい湯葉が京都駅に売っているので、そこのだし醤油と一緒に買ったり、その隣のベーカリーのサンドウィッチや抹茶ゼリーなど、京都でしか楽しめないものを買って帰ることにこだわりを持っています!
甲本雅裕 コメント
シリーズの最初から出させていただき、今回は京都まで行っちゃいました(笑)。糸村さんがさまざまな場所に赴くのは、作品として面白味があるだろうなと思っていましたが、村木まで京都に行くことになるとは…! 「京都にはすごい科捜研の人がいるじゃないか!大丈夫かな?(笑)」と思いましたが、なんとかやっております。今シーズンでも、糸村さんが科捜研に来るシーンは毎回、変わらずにあります。変わらないからこそ、皆さんに新鮮に見てもらえるよう、上川さんと試行錯誤しながら楽しくやっています。(上川から「彼がいないと『遺留捜査』ではなくなってしまう、京都に来てくれて本当によかった」のコメントを受けて)…うわー!! もう死んでもいいです(笑)。
――短冊にしたためた願い事は?
『ノーカット村木』…これ、芸人さんの名前じゃないですよ(笑)。僕のシーンを絶対にカットされないように願って書きました!
――遺留品にこだわる糸村のように、“こだわり”を持っていることは?
車の運転中も歩いているときも道路の白線の数を必ず数えます。数えることに集中していると、悩みがなくなるんですよ。
段田安則 コメント
念願かなって、『遺留捜査』に出演させていただくことになりました。“特別捜査対策室”の室長という、この中で最もエライ役をやっております。毎回エピソードが面白く、演じていながらにしてオンエアを見るのが楽しみです。
撮影も6、7話まで進み、ようやく役名を覚えたところなのに、もう終盤(笑)。桧山は室内のシーンばかりなので、せっかく地元・京都での撮影なのに少し残念です。ただ、第1話では“岡崎”での撮影があり、初めて女の子と出かけたスケート場や、最後のバッターになったグラウンドなど思い出深い地がいっぱいございました。余裕があれば、また外にも出てみたいと思います。特別捜査対策室での撮影は、いろいろと難しい警察用語が出てくるので、緊張感の中でセリフを言い合っています。僕は間違えるのですが、皆さんは全然、間違えない。永井さんなんかは完璧でございます!(笑)
――短冊にしたためた願い事は?
『00が.300』です。阪神タイガースの上本(博紀)選手が、三割を打ちますように、という願いですね(笑)。室長なのに、こんな願い事ですみません!
――遺留品にこだわる糸村のように、“こだわり”を持っていることは?
こだわりはほとんどないのですが、今回の撮影では、警察官としてのリアリティーを失ってはいけない、ということをこだわりにしております。