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 事件現場に残された“遺留品”が持つ意味を徹底的に探り、声なき遺体が訴えたかったメッセージを代弁。事件そのものを解決するだけでなく、遺族の心情をも救う優しさと、超マイペースで空気を読まない不思議キャラで、視聴者を虜にしてきた刑事・糸村聡(上川隆也)――。彼の活躍を描いてきた大好評シリーズ『遺留捜査』の第4シーズンが、いよいよ7月13日(木)にスタートします! その初回伊東四朗、財前直見ら豪華ゲストを迎えた2時間スペシャルとしてお送りすることが決定しました…!

この『遺留捜査』第4シーズンは、京都が舞台! 糸村が新たに着任するのは、強行犯捜査を担う京都府警捜査一課の中にあって、特殊な事情のある案件に優先的に投入されるチーム“特別捜査対策室”、通称“特対”。世間の耳目を集めるような派手な事件から、高度な情報管理が義務づけられる隠密捜査、他府県との合同捜査などを担当する、プロフェッショナル集団で、難事件を鮮やかに処理することから“火消し”ともよばれている部署です。糸村が“遺留品”から事件の真相をひも解いていく過程はもちろん、マイペースな糸村の加入によって、この特別捜査対策室のメンバー内に沸き起こる“化学反応”も大きなみどころです。
 初回2時間スペシャルで特別捜査対策室メンバーが挑むのは、神戸港を周遊する遊覧船で爆発が起き、乗員乗客を人質に取られるという、奇怪な事件。財前は、その遊覧船に乗り合わせた衆議院議員で “女性初の総理候補”との呼び声も高い長部麗子を演じます。
 この第4シーズンには戸田恵子も“特別捜査対策室”のメンバー・佐倉路花役でレギュラー出演しており、上川、財前、戸田の3人といえば連続ドラマ『お水の花道 女30歳ガケップチ』(1999年)、『新・お水の花道』(2001年)(共にフジテレビ)で共演した間柄。『お水の花道』では、舞台となったクラブのオーナー・石崎役を上川が演じ、ヒロインのホステス・明菜を財前、明菜の親友でもある最年長ホステス・よおこ役を戸田が演じていました。
 上川と財前は2015年にドラマ(『花咲舞が黙ってない』/日本テレビ)で共演していますが、この3人が揃うのは『お水の花道』以来、なんと16年ぶり! 上川は財前、戸田との久々の共演実現について、「年月を経てそれぞれ現場にいられることを噛みしめあったというか、落ち着いてお会いできたことがなんともいえずうれしかったです。3ショットの写真も撮っていただきましたが、ぜひ手袋をしている写真に注目していただけたら…わかる方にはわかっていただけるかと思います(笑)。3人の役柄が当時と全然違うのも面白い」と、再会を喜んでいました。

また、物語の重要なカギを握る人物・黒沢恒之助役で登場する伊東四朗は、『遺留捜査』シリーズに出演するのは今回が初めてでありながら、実は伊東のある“ひと言”が、糸村を演じ続ける上川の大きな心の支えとなっていたことが明らかに…!
 上川は「以前、別の作品でご一緒した際、『遺留捜査』が好きだと言ってくださったことがあって……。“軽演劇の神様”のような存在である伊東さんが“あの刑事いいね! 面白いね!”と変わり者の糸村をほめてくださったことが、何よりの励みになったんです。だからこそ、脇目もふらず糸村の変人ぶりに邁進できたところがあります。糸村を演じ続ける上で僕を大きく支えてくださったひと言でした」と秘話を告白。「その伊東さんが今回、ご出演くださるということで本当にありがたいやら、うれしいやらでテンションが上がりました(笑)」と、『遺留捜査』での共演実現に大感激していました。

 豪華ゲスト陣を迎えてお送りする、初回2時間スペシャル――! ドラマの世界観はそのままに、京都を舞台にさらなる歴史を刻んでいく『遺留捜査』の幕開けを、ぜひお見逃しなく!

――財前直見、戸田恵子との3ショットが久々に実現しましたが?
財前さん、戸田さんは今をさかのぼること約16年前、あるドラマでご一緒させていただいた方々です。16年を経てそれぞれ現場にいられることを噛みしめあったというか、落ち着いてお会いできたことがなんともいえずうれしかったです。
 3ショットの写真も撮っていただきましたが、ぜひ手袋をしている写真に注目していただけたら……わかる方にはわかっていただけるかと思います(笑)。3人の役柄が当時と全然違うのも面白いです。

――伊東四朗との共演した感想は?
 シーズン2の頃だったと思いますが、伊東四朗さんとお会いした際、『遺留捜査』が好きだと言ってくださったことがあって…。僕自身、風変わりな糸村を演じていく上でさまざま迷いもあったのですが、“軽演劇の神様”のような存在である伊東さんが「あの刑事いいね! 面白いね!」と変わり者の糸村をほめてくださったことが、何よりの励みになったんです。だからこそ、脇目もふらず糸村の変人ぶりに邁進できたところがあります。それは、糸村を演じ続ける上で、僕を大きく支えてくださったひと言でしたね。その伊東さんが今回ご出演くださって本当にありがたいやら、うれしいやらで、軽い言葉になってしまいますが、とてもテンションが上がりましたし、ドラマとしての格も上がりました(笑)。

――いよいよ7月13日(木)初回2時間スペシャルからスタートしますが、視聴者にメッセージを!
 今回、舞台が京都に移り、メンバーも大きく変わるなどさまざまな変容が『遺留捜査』にもたらされていますが、根幹の部分は何ひとつ変わっていません。その大きな要素として、甲本雅裕さん演じる村木の存在があります。“変わらない糸村”と、“その糸村にあきれ続ける村木”という構図が京都でも展開する……という謂わば『御約束』が今回も大きな柱の一本だと思います。これまで『遺留捜査』をご覧いただいていた方には何の不安もなく新シーズンを楽しんでいただけると思いますし、はじめてご覧になる方には、これまでどんなストーリーだったのだろうと思っていただけるような作品になっていると思います。見返していただいたときに「ああ、なるほど!」と変わらなさを実感していただける、まさに『遺留捜査』らしさを大事にしている作品ですので、そこも含めて楽しんでいただければうれしいです(笑)

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