STORYストーリー
2021年7月22日(木)よる8:00~
第4話
変わり者の主任・安洛一誠(佐々木蔵之介)が所属する京都府警サイバー総合事犯係は、ひっきりなしにかかってくる電話の対応に追われていた。事の発端は、京都を拠点に活動してきた2人組の匿名音楽ユニット“スノウライト”の“MAY”こと蘭堂明紗(島崎遥香)が前夜のライブ配信で放った発言だった――。
スノウライトは素顔や素性を隠して活動してきたが、半年前、MAYのパートナー“YUKI”こと高原雪世(芦原優愛)の本名や過去がネット上で暴露され、大炎上。YUKIはそれを苦に自ら命を絶ってしまったのだ。怒りがぬぐえないMAYは事務所社長・狭間誠(河相我聞)や弁護士・榊原真次(相島一之)と相談の上、YUKIについて特に悪質な書き込みを行った10人を特定。そして半年の沈黙を破って開いた前夜のライブ配信で、自らの素顔を公表しつつ、その10人に明後日のライブ配信までに実名で謝罪メールを送ってくるよう要求したのだ。さらにMAYは、謝罪しなければライブ配信内で彼らの個人情報を公表するとも宣言。それを機に、MAYに対してバッシングが巻き起こり、「ライブ配信をやめさせろ」などの苦情が京都府警に殺到する状況となったのだ。
安洛は、MAYへの襲撃をほのめかす書き込みが相次いでいることに注目。事件を未然に防ぐため、古宮山絆(福原遥)と多和田昭平(間宮祥太朗)は彼女の警護に当たるが、安洛はその現場にMAYを狙う男がいることに気づいて…!?
はたして、悪質な誹謗中傷を書き込んだ10人はライブ配信までに謝罪メールを送って来るのか――それともMAYは10名の個人情報をさらしてしまうのか――運命のライブ配信がスタートする中、会社役員・屋島修一郎(下元佳好)が何者かに殺害される事件が発生。安洛は、彼が問題の10人のうちのひとりであることに気づくが…!?