おさらい講座

2019/3/12(火)放送

春に知るべき!医学的に正しい
入浴 睡眠 食事法 3時間SP

 
一石英一郎先生(国際医療福祉大学病院 内科/予防医学センター教授)

心臓・血管

 

40℃
血栓を溶かすt-PAが約40℃のお風呂に浸かることで増加。
より血管を丈夫にしてくれる。
しかし、風邪で熱のある場合はt-PAの効果が抑制されてしまう

 

10分
心臓や肺に負担をかけずにt-PAの増加が期待出来る最適な入浴時間
10分以上の入浴は、動脈硬化などのリスクが高くなる。

 

コーヒー
コーヒーに含まれるカフェインには血管促進
入浴前にコーヒーを飲むことで、さらに血流改善の効果が期待出来る。

 

お風呂で歌をうたう
歌をうたうということは自然と呼吸をする回数が増えることによりよりリラックス効果が高まり脳内のアセチルコリンが増加。
また、入浴中に音楽を聴くだけでもリラックス効果が高まる。

お風呂での読書は認知症予防にはオススメできない

 

足の裏
体温を上げるとリラックス効果が高まり
アセチルコリンの分泌がアップ。
足裏をマッサージすると全身の血液循環が改善する。

 

ゆずの香り
アセチルコリンは年齢とともに濃度が下がるため認知症になるリスクが高くなる
ゆずに含まれるリモネンはアセチルコリンが分解されるのをを抑制する
湯気に含まれたリモネンを鼻から吸い込み
お湯に浸かることで肌からも取り込める

疲労・睡眠

 

運動を終えた1時間後
運動後の入浴は30分〜1時間あけるのがベスト
運動後は、まず傷ついた細胞を冷やし修復させてから
再びお風呂であたためる事が大切。

汗やニオイが気になる方は軽くシャワーで流し、時間をおいて改めて湯船につかる

 

寝る2時間前
入浴後直後だと心拍数が上がり興奮状態で寝付けない。
更に快眠を妨げとなり疲労が蓄積することがある。

 

背中
肩甲骨を動かすことで温められた血液が全身にめぐる。
背中を入念に洗い効率的に体温をUP

謎を解き明かせ!キノコミステリー

        
          
馬渕知子先生(マブチメディカルクリニック院長
学校法人食糧学院 副学院長)
         

 

味噌汁

 

ホタテ

 

冷凍庫

 

そのまま調理

 

まいたけ入り豚の生姜焼き

えのき氷
  • えのき茸300g
  • 400g
①えのき茸は石づき(約1.5cm)を除き、ざく切りにする。
②ミキサーにかける前に、日光に当てる(約1時間)と、ビタミンD2がアップします。
③ミキサーにかけペースト状にする。(約30秒)
④鍋にペーストを入れ、60分かき混ぜながら煮詰める。(焦げ、ふきこぼれに注意)
⑤火加減は弱火で、沸騰が続く程度。
⑥はじめは700gの材料が、煮詰めると約500gになります。
⑦あら熱をとる。
⑧製氷皿に流し冷凍庫で凍らせる。
えのき氷 味噌汁
(2人分)
  • ねぎ(小口切り)2~3本
  • カットわかめ3g
  • 合わせ味噌小さじ1.5
  • 360㏄
  • えのき氷2個
  • 豆腐1/2個
①沸騰した鍋にねぎ、わかめ、豆腐、えのき氷を入れます。
②①に味噌を溶かせば完成
えのき氷 親子丼
(2人分)
  • 鳥もも肉1/2枚
  • 玉ねぎ1/2個
  • えのき氷2個
  • 3個
  • だし40cc
  • みりん80cc
  • 大さじ2/3
  • 1カップ
①鍋に水、だし、みりん、酒、を入れる
②①に鶏肉、玉ねぎのスライス、えのき氷を入れ一煮立ちさせる
③えのき氷が溶けたら、解いた卵を入れる。
えのきステーキ
(1人分)
  • えのきの軸1個
  • 小麦粉適量
  • バター(有塩)10g
  • しょうゆ適量
①えのきの石づきを落とし、下から3㎝切り、切った断面に小麦粉を適量まぶす。
②フライパンにバター半量を熱し、溶けてきたら①を乗せる。軽く焼き目がついたら、水を適量入れて蓋をし、弱火にして蒸し焼きにする。
③水がなくなったら、蓋をはずし、残りのバターを入れてえのきをひっくり返し、半面も焼く。焼き目がついたら、えのきにしょうゆを回しかける。

ちっちゃいけど大きいやつよりスゴい!健康長寿につながる!ミニ野菜ベスト3

        
          
矢澤一良先生(早稲田大学研究院教授)
         

     
 

さやえんどう

     
 

普通のトマトに比べ皮が厚いから

 

温めて食べる

     
 

キャベツより芯が大きい

     
 

     
 

豆苗の赤ちゃんだから大人のさやえんどうより苦味成分が多い

ミニトマトのだご汁
(4人分)
  • ミニトマト70g
  • 小麦粉100g
  • 少々
  • レンコン(5mm幅のイチョウ切)
  • 白菜(1cm幅の細切り)
  • 長ネギ(1cm幅の斜め切り)
  • しめじ(子房に分ける)
  • だし汁800ml
  • 薄口しょうゆ大さじ2
  • みりん大さじ1
①ミニトマトはお湯に入れて皮を湯剥きし、つぶす(タネを取り除くとなめらかな仕上がりになります)
②小麦粉、塩、①を混ぜ棒状に練っていく(水分が足りなければトマトジュースか水で調整する)
③鍋にだし汁を入れ煮立たせ、薄口しょうゆ、みりん、塩で味付けし、レンコン、白菜、長ネギ、しめじを入れ火が通ったら②を食べやすい大きさにちぎって入れ
最後にミニトマトを入れる。