おさらい講座

2019/2/19(火)放送

アボカドミステリー
腸を老けさせない&脂肪をけちらす アボカドパワーの秘密SP

 
伊藤明子先生(東京大学医学部附属病院・小児科医/赤坂ファミリークリニック院長)

発酵食品とアボカドの組み合わせで栄養価がUP!

アボカド納豆
  • アボカド1/2個
  • 納豆1パック
  • 山芋1/3個
  • のり適量
①かき混ぜた納豆に角切りにしたアボカドを入れる
②さらにすりおろした山芋を加える
③最後にのりをかけて完成
アボカドスムージー
  • アボカド1/2個
  • りんご1/2個
  • バナナ1/2本
  • 砂糖大さじ1
  • 豆乳100cc
  • 牛乳100cc
  • ヨーグルト50g
①アボカド、りんごを細かく切る
②材料をミキサーに全部入れる
③ 飲める程度まで回したら完成
アボカド味噌汁
  • アボカド1/2個
  • 人参1/2本
  • 大根1/4本
  • わかめ適量
  • 豆腐1/2個
  • 味噌50g
  • だし汁100cc
①だし汁に人参・大根・わかめを入れ煮立たせる
②煮立った頃に味噌を入れてとく
③味噌を溶かしたら豆腐を入れ、再度煮立たせる
④アボカドを入れ少し煮立たせたら完成

脂肪をためさせないアボカドの主成分は?

脂肪
脂肪にも2種類ある飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸
アボカドの脂質は脂肪をためさせない不飽和脂肪酸

 

天ぷら
油は不飽和脂肪酸の吸収をより促進させる
ドレッシングのオイルも同じ働きをする

アボカド天ぷら
  • アボカド1/2個
  • 天ぷら粉適量
  • オリーブオイル適量
①水に溶いた天ぷら粉をアボカドに絡ませる
②熱したオリーブオイルで揚げたら完成

おいしいアボカドの選び方

ヘタが無いと中身が傷んでいる可能性が

冬の悩みを改善!最強の食べ合わせフルーツ
キウイの㊙パワー徹底追究

        
          
西山一朗先生(駒沢女子大学教授 理学博士)
         

 

肉にかけて食べる
・アクチニジンは一定以上の温度がないとなかなか働かない
・0℃付近ではほとんど働かないが、
 温度が高くなるにつれてその働きが活発になる。
・消化を高めるには40~60℃が良い
・70℃を超えると一気に活性がなくなる
 一度、活性がなくなると温度を元に戻しても復活しない性質を持つ

 

夜食べる
・キウイの豊富な食物繊維を生かすためには
 腸がよく働く夜に食べるとより効果的
・夜食べると自律神経のバランスが整えられる
 腸の血流がUPして腸が働きやすくなる

糖度が高いキウイの見分け方は?

細長いキウイ 角張っているキウイ

角張っているキウイ
・角張ったキウイの方が細長いキウイより糖度が高いという
・幹に近いものほど栄養分をたくさん蓄える
 ⇒蓄えた栄養がキウイが追熟しているうちに糖に変わって糖度が上がる
※キウイを食べて不調を感じたら早めに医療機関で受診しましょう

     
 

一番下
・1番甘い部分 果頂部(かちょうぶ)に対しビタミンC含有量が多い部分は
 果梗部(かこうぶ)

ホットキウイドリンク
  • グリーンキウイ1個
  • ハチミツ大さじ1
  • レモン汁小さじ1
  • お湯150cc
①刻んだキウイにハチミツ・レモン汁を加え
 50~60℃のお湯を加える
※キウイを食べて不調を感じたら早めに医療機関で受診しましょう
骨を老けさせない最強の食べ合わせ!豆腐とキウイのサラダ
  • 豆腐1/9丁
  • レタス 2枚
  • 紫タマネギお好みで
  • グリーンキウイ1個
  • 白ワインビネガー大さじ1
  • サラダ油大さじ1
  • ライムの搾り汁大さじ1~2
  • 砂糖小さじ1/2
・キウイはトマトと味が似ているので、サラダの他にも  BLKサンドウィッチもオススメ
※キウイを食べて不調を感じたら早めに医療機関で受診しましょう

冬のトラブルを春に持ち越さない!
医学的に正しいあんこの食べ方検定

        
          
川本徹先生(みなと芝クリニック院長)
         

 

つぶあんの和菓子
あずきの皮にポリフェノールが多く含まれている。

     
 

いちご大福とあんみつ
果物に含まれるビタミンCは弱ったポリフェノールを元気にしてくれる。

 

コーヒー
コーヒーにはクロロゲン酸類という抗酸化力の強いポリフェノールが含まれている。
牛乳に含まれるカゼインはポリフェノールの吸収を阻害してしまう可能性がある。

 

こしあん
鉄分は皮より実に多く含まれる。
実が多いこしあんの方が鉄分が多い。

     
 

草餅ときなこおはぎ
草餅の原料のよもぎはほうれん草よりも鉄分が多い。
きなこも鉄分が多く
原料の大豆はたんぱく質が豊富で鉄分の吸収を助けてくれる。

 

一度あずきを冷凍
煮たあずきを冷凍することで細胞壁が壊れ
栄養成分が体内に吸収しやすくなる。

じゃがいも団子のぜんざい(お汁粉)
(3人分)
  • あずき250g
  • 砂糖150g~250g
  • 350ml
  • 少々
  • じゃがいも180g
  • 片栗粉50g
【お汁粉】
①豆を洗い、たっぷりの水を加え強火で沸騰するまで加熱する
②煮立ったらザルに取り、茹で汁を捨てて再び水を加えて中火にかける。これを2回行う(渋抜き)
③渋抜きが終わったら、水350mlを加え弱火で柔らかくなるまで煮る(30分~1時間)※煮詰まってきたら水を足す
④豆が柔らかくなったら砂糖を加えて、弱火で10分煮る
【じゃがいも団子】
①じゃがいもは皮をむき、適当な大きさに切って柔らかくなるまで茹でる
②湯切りをし、ペースト状になるまでつぶす
③片栗粉を加え、滑らかになるまでこねる
④生地を棒状に整えて、1.5センチ幅に切る
⑤熱湯の中に入れ、茹でる。浮かんできたら、お汁粉の中に入れる