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2023年4月4日(火) よる8:00

警視庁・捜査一課長 スペシャル

あらすじ

 政財界のスキャンダルを暴いてきた敏腕記者・徳田寧々(森脇英理子)の遺体が、東京スカイツリーの夜景が映えるスポットで見つかった。知らせを受けた警視庁捜査一課長・大岩純一(内藤剛志)は、すぐさま臨場する。
 彼女は死の直前、インターネットで動画を公開しており、「社会を揺るがすラスボス“GM”の謎に迫るため、直撃取材を行う」と宣言したほか、すべてが公表された暁には捜査一課長が困るはずだと、なぜか警察の関与を匂わせる発言までしていた。GMとはいったい誰のことを指しているのか…!? 警察はそのラスボスにどう関わっているのか…!?  もしや彼女は権力に消されたのか…!? 不穏な予感を抱きながら捜査を開始した大岩たちは、事件の夜の目撃証言を入手。被害者は金髪の若い女性と対峙していたことがわかるが、相手の正体は突き止めることができないままだった。
 まもなく、殺された寧々は最近、起業家・郷城勝(金児憲史)につきまとってトラブルになっていたことが判明。郷城は大物の弱みを握っては陰で彼らを操る政財界のフィクサーで、事件の夜は料亭で食事をしていたらしいが、女将の江口姫子(山下容莉枝)は守秘義務があるため証言はできないと捜査員たちを突っぱねる。また、被害者が所持していた名刺から、人材派遣会社社長・池井景子(石田ニコル)も浮上。彼女の写真を見た大岩は、12年前の記憶をよみがえらせて――。一方、平井真琴(斉藤由貴)は現場で見かけた若い女性・豊福保代(羽瀬川なぎ)のことが気になって後をつけるが…!?

出演者コメント

内藤剛志(大岩純一 役)コメント

――『警視庁・捜査一課長』がスペシャルで帰ってくると聞いたときのお気持ちは?
 『警視庁・捜査一課長』の現場は、僕にとっては“ホーム”。10年以上続けてきた作品ですし、キャスト・スタッフみんなで固めてきた土台があるので、温かい我が家に帰ってくるような感じでうれしかったですね。みんなおしゃべりなので毎日うるさいぐらいですが、撮影は快調です。しかもニコルさんのような美しいゲストとの共演がかない、このまま2~3カ月、撮影を続けたい気持ちです(笑)。

――メインゲスト・石田ニコルさんの印象を教えてください
 もちろんニコルさんのことは存じ上げていて、共演を楽しみにしていました。彼女はパーフェクトですよ! 歌も芝居もできるし、スタイルも美貌も…。今回の役柄についても、すごく頑丈に、しっかりとした役作りをされているなと思います。“若いのにどうしてそんなに完璧なの?”という思いで、ついつい、「何を食べたらそんなに身長が伸びるの?」と聞いてしまいました(笑)。

――視聴者のみなさまにメッセージをお願いいたします!
 ミステリーですので、まずは犯人が誰なのか、2時間たっぷり謎解きを楽しんでいただきたいですね。そして今回の作品で僕たちが伝えたいのは、“他人の評価よりも自分が信じる道を生きよう”“いろいろな人間がいていいんだ”というメッセージ。もちろん難しく描いているわけではありませんので、笑ったり泣いたり、ドラマを楽しんでくださる中でそんな思いが届けばいいなと考えています。
 全国の“一課長”ファンのみなさまには僕が「ホシをあげる!」と号令をかけたら、「はい!」と、テレビの前で言っていただきたいですね。みなさんの声、ちゃんと聞いていますからね! 今回はいつもより多く言っていますので、お楽しみに。僕たちは、この『警視庁・捜査一課長』を刑事ドラマの一作ではなくて、ひとつのジャンルにしたいと思いながら奮闘してきました。この新作も、ほかのどこにもないドラマをお届けしたいと思って撮影していますので、ぜひ楽しみにしていただきたいですね。

石田ニコル(池井景子 役)コメント

――オファーを受けたときのお気持ちは?
 小さな頃からテレビで見ていたベテランのみなさまと一緒にお仕事できるなんて、とても光栄だなと思いました。現場では間近で先輩方のお芝居を見ることができて、毎日勉強させていただいています。みなさん温かく迎え入れてくださって、本当に居心地のよい現場です。

――主演・内藤剛志さんの印象を教えてください
 私、すごく人見知りなので最初は不安で、目をキョロキョロさせていたんですよ。でもすぐに内藤さんが話しかけてくださって、最初からスッと現場になじむことができました。実は、内藤さんには怖いイメージを持っていたので、恐る恐る「初めまして」とご挨拶させていただいたのですが、その直後、とても気さくに話しかけてくださってイメージがガラッと変わりました。内藤さんは大岩一課長と同じく、現場の“大黒柱”。すべてを委ねられるような安心感があります。

――池井景子役を演じるにあたって心がけていることは?
 『警視庁・捜査一課長』は毎回“面白い要素”を取り入れてきた作品なので、私自身どうやったらもっとドラマに楽しさを加えられるのか、どうやったら役の幅を出せるのか、いろいろ考えました。現在や過去などシーンによって変化のある役柄なので、声のトーンでも時間の経過が伝わればいいなと思って、話し方など意識して演じています。衣装やメークも、カチッとしたものから派手なものまでスタッフのみなさんと作っているので、そちらも楽しみにしていただけたらと思います。

――視聴者のみなさまにメッセージをお願いいたします!
 ストーリーも面白いですし、さまざまな“映えスポット”など映像も派手なので、目でも楽しんでいただけます。内藤さんのおっしゃるとおり、こんな刑事ドラマは初めてだと思います!

出演者

大岩純一・・・内藤剛志
平井真琴・・・斉藤由貴
笹川健志・・・本田博太郎
天笠一馬・・・鈴木裕樹
古代学・・・飯島寛騎
板木望子・・・陽月華
井上孝介・・・菊池隆志
奥野親道・・・塙宣之(ナイツ)
大岩小春・・・床嶋佳子
小山田大介・・・金田明夫
<ゲスト>
池井景子・・・石田ニコル
豊福保代・・・羽瀬川なぎ
三田寛治・・・パンツェッタ・ジローラモ
羽場滝奈・・・みりちゃむ(大木美里亜)
江口姫子・・・山下容莉枝

スタッフ

脚本:伊達さん(大人のカフェ)ほか
音楽:山本清香
監督:秋山貴人(テレビ朝日)
ゼネラルプロデューサー:関 拓也(テレビ朝日)
プロデューサー:秋山貴人(テレビ朝日) 島田 薫(東映)
制作:テレビ朝日 東映