STORYストーリー

2021年6月3日(木)よる8:00~

第8話

 警視庁捜査一課長・大岩純一(内藤剛志)のもとに、“クイズを出題する遺体”が発見されたという知らせが入った。臨場したところ、商社員の海野春人(森田甘路)が自宅マンションの敷地内で刺殺されており、遺体の手には新聞の切り抜き文字で『Q 私 電話光』と記された謎のカードが握られていた。海野は視聴者参加型のクイズ番組で“クイズ王”として活躍しており、普段から切り抜き文字でクイズを記したカードを作っていたことから、『私 電話光』もクイズ問題だと思われた。
 また、死の直前、コンビニエンスストアに寄ったらしく、海野はカフェオレとコーヒーが入ったレジ袋を持っていた。ストローも1本入っていたことから、現場資料班刑事・平井真琴(斉藤由貴)は事件当夜、彼がペットボトルに口紅がつくのを嫌がる女性と会う予定だったのではと考える。
 調べたところ、海野は普段、質素な生活を送っていたが、ここ3カ月の間にクイズ番組で獲得した賞金1000万円を数回に分けておろしていたことが判明。さらに、勤務先で聞き込んだ結果、海野は総務部員の玉森玲(井桁弘恵)と交際していた事実が浮上する。同僚たちは、海野が派手好きな玲に貢いでいたのではないかと話し、2人がもめていたという目撃証言も出現した。
 真琴はさっそく玲を直撃するが、職場で疑いの目を向けられている玲は、元恋人が死んだというのにうんざりした様子。真琴に「一生解けないクイズがあります。さてそれはなんでしょう?」と、わけのわからない難問を出題してくるが…!?