STORYストーリー

2021年4月8日(木)よる8:00~

第1話 初回2時間スペシャル

 IT企業のシステム担当役員・芦田真司(濱津隆之)の遺体が、東京・芝浦の運河で見つかった。事故なのか事件なのか――捜査の開始を告げる捜査一課長・大岩純一(内藤剛志)に、芝浦署で刑事課に配属になったばかりの勝又克樹(鈴木仁)が捜査本部入りを直訴してきた。しかし、聞き込みに出た勝又が目撃情報として持ち帰って来たのは、「犯人を見た」という双子の幼稚園児が描いた2枚の絵。しかも、それらは画用紙全体が真っ黒に塗りつぶされており、小山田管理官(金田明夫)はあきれてしまう。
 そんな中、芦田が勤めていたIT企業の社長・蓮見才子(水崎綾女)からクレームが入った。才子は、芦田が開発中のプログラムを社外に持ちだそうとして近々厳しい処分が科せられる予定だったことを明かし、自殺に違いないと強く主張。捜査から手を引けと圧力をかけてきた。そんな才子の様子に、大岩は猜疑の念を抱く。
 その矢先、またしても芝浦で殺人事件が発生。被害者は雑誌編集者・宝生綾女(里々佳)で、彼女がコラムの連載を担当していたイラストレーターの桐野梨子(伊原六花)が行方不明とわかる。しかも事件発生時、現場から梨子らしき女が逃げ去る姿が目撃されていた。
 臨場した現場資料班刑事・平井真琴(斉藤由貴)は、現場近くを走る梨子の姿を発見! 勝又とともに、どちらが先に梨子を確保できるか対抗しながら追跡を開始する。しかし大学時代、駅伝選手だった上、ギリギリまで追い込まれると燃えるタイプの梨子にはなかなか追いつくことができず…!?