- News -ニュース

2021年7月18日

主演・斎藤工がインスタライブで“腸教”!?撮影現場でも話題の腸活&発酵食品について大熱弁!さらに囲み会見にも出席!!「東京五輪開幕日に漂着します。だまされたと思って1話を見て!!」

斎藤工がインスタライブ&囲み会見で“ヘミングウェイ”の姿をお披露目!!

 これまで積み上げてきたものがあっさり崩れ去ってしまう…誰もがそんな厳しい現実に直面することになった現在――。不安に苛まれる人々の前に現れた<漂着者>が奇跡を起こしていく…?
 先行きが不透明なこのご時世に、稀代のヒットメーカー・秋元康が天才性と狂気、その才能のすべてを注ぎ込んで生み出した問題作『漂着者』。
 来週7月23日(金)に迫った放送スタートを前に、正体不明の漂着者でありながら不思議な能力とカリスマ性で人々を狂信させていくヘミングウェイ役の斎藤工がインスタライブに出演、さらに囲み会見にも出席しました。インスタライブでは、神殿のような柱や謎めいた絵など、独特な雰囲気のセットに、長髪&ヒゲ、白い衣服というヘミングウェイの姿で登場し、「放送事故ではありません(笑)。皆さん、僕のこの姿に早く慣れてください」と言う斎藤に、視聴者から「長髪も似合っていますね」「かっこいい!」などのコメントが多数寄せられ、大いに盛り上がりました!

白石麻衣の降臨に視聴者も大喜び!「白石さんがいると空気がキレイになります」

 「新聞記者・新谷詠美役の白石麻衣さんとのエピソードを教えてください」という視聴者からの質問には、「白石さんが現場にいらっしゃると、空気が澄み渡ってキレイになる。どんな雑踏でも奥多摩のような済んだ空気に変えてくれるんです」と語った斎藤。すると、ライブを見ていた白石本人から「奥多摩担当として頑張ります!」とコメントが! これに気づいた視聴者が大喜びする中、斎藤もすかさず「OKT(奥多摩)ですね(笑)」と返すなど、画面越しに息のあった絶妙な掛け合いを披露しました。
 さらに、斎藤が「この柱は2万8000円です」と通販番組風に独特な雰囲気のセット紹介をし始めると、刑事・野間健太役で出演する戸塚純貴が「買います!」とコメント。斎藤が「事務所に請求書を送ります(笑)」と答えるなど、キャスト陣の交流にコメント欄が沸きました!

撮影現場では斎藤がキャスト陣を“腸教”!? 発酵食品&腸活について大熱弁!

 「撮影現場はどんな雰囲気ですか?」という視聴者からの質問に、斎藤は「実はキャストの皆さんとも発酵食品の話しかしていないんですよね(笑)」と思わず苦笑…。現場で話題になっているという発酵食品の素晴らしさや、「腸を冷やさないでほしい」「寝る前にはおなかに手を置いて腸に感謝しています(笑)」という斎藤が、日々実践している“腸活”についてのエピソードも披露しました。「現場でもこういう話ばっかりしているんです」という、健康に対する意識の高い斎藤に、視聴者が感銘を受けるひと幕もありました。

ファンお待ちかねのスクショタイムでは、物語のカギとなる“ある”ポーズを披露!

 ファン待望の“スクショタイム”には、斎藤がドラマの中で重要なカギを握る“ある”ポーズを披露! さらに、「予言者ともいえるヘミングウェイが無意識に描いた絵は、今後重要なポイントになりますので覚えておいてくださいね」と、セットに掛けられた謎の絵や足首に入ったタトゥーも初お披露目しました。斎藤自ら、物語のキーとなる重要なポイントをひと足先に公開。ますますドラマへの期待が高まってきたところで、「東京オリンピックの開幕という日に漂着します。ぜひ、だまされたと思って、まずは1話を見てください!」と、謎が謎を呼ぶドラマの魅力をアピールし、ライブ配信は幕を閉じました。

 また、インスタライブ配信後に行われた囲み会見では、「インスタライブをした後に記者会見という流れも経験したことがなかったので、現代のSNSの進化というか、時代の変化を感じました。視聴者の方たちが一方的にただ受け取るという従来の形も進化し、質問を頂くなど、見てくださっている方にもポジティブな意味でイニシアチブがあるんだな、と強く感じました」とコメントするなど、視聴者との触れ合いを楽しんだ様子でした。

 このインスタライブは初回放送後までアーカイブにも残しますので、うっかり見逃してしまったという方や、もう一度見直したい!という方は、ぜひ番組の公式アカウントをフォロー&チェックしてくださいね。

斎藤 工さん(ヘミングウェイ・役) コメント

 このドラマのお話をいただいたのは、実はコロナ禍になる前でした。僕は、秋元康さんは未来が見えているある種の予言者だと思うのですが、このドラマが示唆するものが時代に合ってきてしまった気がして、恐怖に近い驚きのようなものを感じています。もちろん娯楽作品ですし、大変な日々の中、一服の清涼剤になることがエンターテインメントの役割だとは思うのですが、今だからこの作品が生まれた意味のようなものも感じています。そんな必然を持ってエンターテインメントを作っていきますので、この作品と現在のただならぬ情勢を重ね合わせながら、我が事として見ていただけたら楽しんでいただけるのではないかと思います。

――劇中ではまるで教祖のようにまつり上げられていくことになりますが、もしもご自身がそういう存在になれるとしたら広めたいことはありますか?
 先ほどのインスタライブでさんざん声高に言いましたが(笑)、脳ではなく腸が意識を司っていることを知りましたので、やはり「腸を大切に」という「“腸”教」でしょうか。たぶん腸のマークなんでしょうね。収納された管みたいなマーク…本当にごめんなさい、ちょっと引き返せない状態の僕です(笑)。最近、もう腸のことしか考えてません! 皆様の腸のことも、皆様以上に考えておりますので(笑)。

――初回放送日は東京五輪の開幕式の日でもありますが、五輪に対する思いを教えてください。
 スポーツに関してもエンターテインメントに関しても、数年前から受け取り方がかなり変動しています。リアルタイム(視聴)の価値も当然上がっていると思いますけど、同時に自分のタイミングで楽しむ時代に移行していると思うんです。もちろん、放送時間にチャンネルを合わせて見ていただくことが我々の一番の幸せであり、報いではありますが、特にこの作品に関しては「考察」が一番の楽しみ方だと思います。見直すことで新たな発見も出てくるような作品なので、金曜日のよる11時15分~という放送時間だけがすべてではない、と。オリンピックに対しても同じように感じています。オリンピックも楽しみたいですね。

――秋元康さんの世界観が存分に広がっているこの作品において、最初に台本を読んだ時の感想と、実際にヘミングウェイという難役を演じて気づいたことや、感じたことがあればお聞かせください。
 最初に頂いたのはプロットという未来予想図のようなものだったんですけど、そこにも作品自体が漂着する場所が描かれていなかったんです。映画と違い、結末を知らないまま作品に関わることがプラスに働く作品だな、と思いました。いざ撮影が始まると、新しい物語が活字として手元に届くたび、「ウソでしょ!?」と驚くような要素が毎話ある! しかも、一過性の刺激的な展開にするためだけのものじゃなくて、非常にロジカルな背景があることに、また驚愕するという…。そうやって物語と日々出合う衝撃が、記憶のない男を演じることと連動するので、このまま秋元さんの手のひらで踊らされていたいな、と思います。

――もし実際にヘミングウェイがいたら、どんなことを予言してもらいたいですか?
 今、東京では4度目の緊急事態宣言、熱海では水害が発生、そしてかつての震災の傷跡もまだ癒えてはいないという状況でもあります。日本にはたくさんの良さがあるのと同時に、天災によって大きなダメージを受けてしまう国でもあると思います。この先、同じようなことが起きないとは言い切れないので、そういった天災の予言をしていただいて、それによってたくさんの方が助かるといいなと思います。

――髪が長く、ヒゲも生えている、というインパクトのあるビジュアルを演じるにあたって、意識したことや大変だったことはありますか?
 漂着時には爪も長い状態だったので、スマートフォンを操作するときに“キャバ嬢の爪の接地面”のようで(笑)、鼻でやるほうが早いんじゃないかと思うときもありました。初期段階はなるべくオーガニックな姿で、と思っていたので、私生活においてそういった弊害がありましたね(笑)。

――初共演となる白石麻衣さんの印象は変化しましたか?
 撮影に入る前は「白」というイメージがぴったりだったのですが、今はもう「白」を通り越して「半透明」までいきましたね。白石さんの周りの空気が浄化されているのを感じるんです。僕単体で長時間画面に映るのは厳しいのでは…!?と思う中、白石麻衣さん演じる新谷詠美がそこにいるということで、放送コード的にも、ひとつのエンターテインメントとしても、とても重要なことなのかな、と心から思っています。

――全裸での漂着シーンを撮影するにあたって準備したことはありますか?
 人工的なものは極力やめようかなと思って臨みました。食べ物もそうなのですが、機械でトレーニングをするのも控えました。僕は逆立ちをすると、自分の体重だけでなく体調もわかるような気がしていまして、お風呂上がりに逆立ちをしています。お風呂上がりだから“脱衣状態”の逆立ちで…そういう意味ではヘミングウェイの登場(漂着)と同じ状態で逆立ちをしてきた日々が多少生かされているかな、と思っています。
 また、今は放送コード的にお尻をしっかりと映せないと聞いたのですが、なんとか「全裸漂着」はやりたいとお願いして実現しました。スタッフさんが海水パンツは用意してくださっていたのですが、そのシーンがクランクインだったということもあり、主役としての心意気もお伝えしたかったのと、漂着した僕を発見する役の方々も、海パンを履いて横たわった人より、オーガニックな姿の人にリアクションをするほうが、お芝居する上でもきっと違うだろうな、と思ったので…(笑)。ただ全裸で海に入っていたため、上がれなくなってしまいまして、ずっと浜で地球の一部と化していたら、ヤドカリなどの海洋生物が体の溝という溝に入り込んでくる、という貴重な体験をさせていただきました。

- Backnumber -バックナンバー