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2018年8月12日

◆長崎県・小値賀島を訪れるのは
女優の田中律子

◆岩手県・八幡平を訪れるのは
俳優の原田龍二

何もかもが便利になりどこにでも簡単に行けるとも言える今日。しかし、南北に約3000Kmある日本列島には、なかなか人が足を踏み入れ難い「秘境」と呼ばれる場所がいくつかあります。

でも、その「秘境」にも人々の生活があり、暮らしがあります。山奥にひっそりとある隠れ里。平家の落人伝説なども…。また、秘境だからこその手つかずの自然や絶景も存在します。

今回番組では、長崎県・小値賀島、岩手県・八幡平をタレントが訪問。その秘境でしか見ることが出来ない「最高の日の出」を見るために野宿旅を行います。
さらに、そこに住む人の暮らしを見て、ふれあい、地元ならではのグルメに舌つづみを打ちます。
果たして、2人が見る「最高の日の出」とは!?

◆長崎県・小値賀島を訪れるのは女優の田中律子。

小値賀島は五島列島に浮かぶ風光明媚な離島で、同じ町内の野崎島には今年7月に世界文化遺産に認定されたばかりの『潜伏キリシタン関連遺産』の1つがある。
小値賀島へ入るには1日3便のフェリー、高速艇を利用するのみ。
今回田中は『カツオの生節の角煮』『アワビ飯』『郷土料理 ぼぶらぞーせ』の3つの秘境グルメを探す。
晴天の海上を走る高速艇の中からスタート。
上陸し島の絶景やグルメの情報を掴むべく田中は地元の人を探し聞き込みを開始。
真夏の小値賀島、ロケ時の最高気温はなんと34℃。
汗だくになりながら聞き込みを続けると、港の近くにカツオの生節を作っている作業場があるとのこと。
うだるような暑さの中、教えてもらった作業場へ向かう田中だったが、到着して唖然…
そこには「サザエを獲りに行っています 16時までいません」との張り紙。
現在小値賀島では海士漁の解禁時期らしく、作業場の方も海へ行っているらしい…。
手がかりを失い、再度港で聞き込む事に…
「せっかく来たんだから世界文化遺産になった場所を見たい!」とグルメ探しとは別に文化遺産のある野崎島を渡る方法を探し始める田中。
そんな事をしていて3つの秘境グルメに巡り合う事が出来るのか!?
そして島の人たちオススメの朝日は見ることができるのか!?
そして肝心のテントはどこに張るのか!?

◆岩手県・八幡平を訪れるのは俳優の原田龍二。

水戸黄門の助さん役でもお馴染みで鍛え上げられた身体と体力の持ち主の原田龍二
やってきたのは岩手県八幡平市田山・舘市地区。
奥羽山脈の北部に位置し標高の高い山間に囲まれた人を寄せ付けぬ自然から日本秘境100選にもなった山群の八幡平。
今回原田は『ヤマメ』『八幡平牛』『香茸』の3つの秘境グルメを探し出す。
盛岡駅から1日7本の電車に揺られ1時間40分、降りたった無人駅の兄畑駅
ここから原田の旅は始まった。民家はあるが人影が一切ない駅周辺。
勘と体力に任せガンガンと歩いていく、人影を見つければ声をかけ原田の捜索はまるで刑事ドラマの様である。5kmは歩いたかのところで1人の老人と出会う。この出会いが後の原田の運命を左右することに。
原田の歩くスピードは、速くスタッフが着いていくのもやっとのスピード。
その上なかなか発見できない秘境グルメに原田にも焦りが、そして更にスピードが増していく。
やがてあたりは真っ暗、遠くから太鼓の音が響いてくる。原田が近づいて見てみると年に一度の祭りの稽古に打ち込む子供たちの姿が、早速一緒になって太鼓を叩く原田。
子供たちとも打ち解けていく。
歩きつくした末、八幡平で集めた情報を基に原田が野宿ポイントに選んだのは?
雪深い冬は多くの人が集まり、夏はあまり足を踏み入れることのないスキーのジャンプ台
目のすくむような急斜面の上に人生初めてのテント泊。果たしてどんな朝を迎えるのか?
原田が目にした秘境の絶景とは?