キャスト

引谷太郎(ひきたに・たろう) 滝藤賢一

武蔵野中央署生活安全課総務2係、通称「ひきこもり係」のキャップ。元公安部の警察官。いつの頃か署に住み着き、私物化した部屋にずっとひきこもっている。捜査でも一歩も部屋から出ることなく、すべて携帯のテレビ電話越し。だが、冷静沈着で洞察力が鋭く、その実力は確か。

百田桜(ももた・さくら) 山本舞香

武蔵野中央署ひきこもり係所属。元ハッカー。IQが高く、SNSで100個以上のアカウントを使いこなし、全フォロワーを足したらその数1億人。パソコンやSNSを駆使し、並外れたリサーチ力を持つ。不愛想で、基本は漫画喫茶にこもってリモート。

草壁栄次(くさかべ・えいじ) 戸塚純貴

武蔵野中央署ひきこもり係所属。かつては代表にも選ばれた陸上の選手で刑事課に所属していたが、事件で負った怪我が原因で、リハビリの甲斐なく入庁5年で戦力外通告を受ける。ひきこもり予備軍ではあるものの、唯一外に出て捜査を行える貴重な存在。

家藤時子(いえふじ・ときこ) 富田靖子

武蔵野中央署ひきこもり係所属。元科捜研。寝たきりの母の介護のため休職し、いつしか介護中心の生活となってひきこもるようになっていた。現在も基本は自宅からリモートで、たまに署に来た際も常に帰宅時間を気にしてばかりだが、その解析力は確か。

花房等(はなふさ・ひとし) 高田純次

武蔵野中央署ひきこもり係の嘱託署員。現役時代は数々の難事件を解決したベテラン刑事で、3年前に定年退職。警視監から依頼され、ひきこもり係のワケありメンバーを集めた張本人。一人ひとりをよく理解しており、見守る。フットワーク軽く、他部署から捜査資料を調達してくることも。