ニュース

2022年11月11日

藤ヶ谷太輔さん、関水渚さん、天沢アキさん(原作) コメント

藤ヶ谷太輔さん(設楽紘一 役) コメント

――本作に出演が決まった時のお気持ちは?
 最近出させていただいた作品は、ちょっと重めのものが多かったんです。だから今回、お話をいただいた時は、なんで僕なんだろうって驚いたんですが(笑)、別のジャンルにトライすると面白いことに繋がるんじゃないかと思いました。あと、僕がやりたい役ややりたい作品って“キュン”がないので(笑)、応援してくださっているファンの皆さんは“キュン”が見たいと思ってくれているんじゃないか…というのもちょっとあって。きれいごとに聞こえるかもしれないんですけど、今まであまり視野に入れていなかった“キュン”のジャンルに挑戦することで、少しでもファンの皆さんに恩返しできたらいいなと思っています。

――原作を読んだ感想をお聞かせください。
 実は僕、少女マンガを読んだことがないんです。今回初めて読んだので、“少女マンガの読み方”がわからなくて戸惑いました。いろんな方にお話を聞くと、「こういう展開がきたら、絶対ここから面白くなる」とかお約束のようなものがあるらしくて、それが全然わからなかったです(笑)。あと、個人的には、どういうところが読者の“キュン”に繋がるのかもよく分からなくて(笑)。男性は別にキュンとさせようとしてやっているわけじゃないけど、女性には響くのか…とか。まだまだ“キュン”って難しいなと思うことばかりなんですが(笑)、原作の雰囲気や良さはそのままに、チーム一丸となって、いいものをお届けできるよう頑張ります。

――“ラブコメ”というジャンルの本作に、どんな風に取り組もうと思っていますか?
 コメディーってお芝居のジャンルの中でも、めちゃめちゃ難しいと思うんですよね。泣かせるパターンは無限にあるらしいんですけど、笑わせるのは数パターンしかないらしいんですよ。狙いに行きすぎてもスベるし…。さらにラブコメというあまり触れてこなかったジャンルなので、早めに感覚をつかみたいなと思っています。女性のスタッフさんがすごく多いので、今は「髪型はこれ」「衣装はこれ」と言われるがままにすべてを委ねています(笑)。それによって新しく見えてくることもあると思うので楽しみです。

――初共演となる関水渚さんの印象は?
 40分ぐらいに前にお会いしたばかりで、いきなり距離の近い撮影をしたんです。その撮影では“あごクイ”をされるカットもあったんですよ。会ったばっかりの年上相手に“あごクイ”って気を遣いますよね? だから「お好きにどうぞ」という感じでお任せしたら、「先輩、失礼します!」って言いながらクイッとされました(笑)。ほかにもネクタイを引っ張れとか、シャツをはだけろとか、初対面で戸惑う僕たちとスタッフさんの温度差がすごかったです(笑)。でもそのおかげで、すでにチームワークが出来上がったと思います。お互いの呼び方を決めて、僕は「なぎちゃん」と呼ばせていただくことになりました。
 どの現場でもそうなんですけど、せっかく限られた時間の中でご一緒するわけですし、その作品でしか会えない方もいらっしゃるので、お互い気を遣わずに楽しく撮影できたらいいなと思います。

――視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。
 この作品は、30代の仕事のポジションや、やらなきゃいけないことなど、リアリティーのある部分もたくさん含まれているドラマです。そういう会社員としてのリアルも描かれていますので、僕のように少女マンガ初心者の方にも楽しんでいただけると思います。今はまだまだ大変なことが多い状況ですけど、ドラマのオンエア中30分間は、いろんなことを忘れて気楽に楽しんでいただけたらうれしいです。ひょっとしたら、“この時間を楽しみに1週間頑張れる”なんてこともあるかもしれないですし、見てくださった方の心が少しでも軽くなったらいいな、と思います。

関水 渚さん(西島いつか 役) コメント

――本作に出演が決まった時のお気持ちは?
 がっつり恋愛モノの作品に出たことがないんですが、ずっとやってみたかったんです。だから、お話をいただいた時は、「私もラブコメができるんだ!」って、すごくうれしかったです。

――原作を読んだ感想をお聞かせください。
 私が今まで読んできた少女マンガは、「好きだけど、私には叶わない相手だから…」みたいな感じのものが多くて、女子の方からグイグイ行く作品がなかったんです。だから、この原作を読んだ時は、「新しいな!」と思いました。いつかちゃんも結構グイグイ攻めて行きますし、“頭の中がお花畑”みたいになっていないので(笑)、男性でも読みやすいんじゃないかなと思いました。ただ、ドラマ化するにあたっては、自分がここまで攻めるのか、おぉ…すごいなって思いました(笑)。私は、原作を読んでいつかちゃんのことがすごく好きになったんです。共感する部分も多いし、似ていない部分も含めてすごく愛おしい女の子なんですよね。だから、その大好きないつかちゃんを大事に演じていきたいなと思います。

――本作がラブコメ初挑戦とのことですが、どんな風に取り組もうと思っていますか?
 先日、仮の台本をいただいて、いつかちゃんの気持ちを読み解いたりしながら読ませていただいたんですが、今はラブコメということはあまり意識せず、いつも通りやってみようかなと作戦を立てているところです(笑)。でもたぶん、ラブコメのプロの方たちからしたら「もうちょっとこうした方がいい」など、いろいろな意見があると思うので、そういうのを教えていただきながら楽しくやっていけたらなって思ってます。

――初共演となる藤ヶ谷太輔さんの印象は?
 芸能界の先輩です! 「初めまして」ってご挨拶してすぐに距離の近い撮影をしたんですけど、本当に先輩が優しくて…ありがたいことに“たいちゃん”と呼ばせていただくことになりました(笑)。

――視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。
 いつかちゃんと設楽さんはなかなか素直になれるタイプじゃないから、“いろんなアクシデントが起きて、それによって距離が縮まっていく”ということをプロデューサーさんからお聞きしました。私もまだどうなっていくのか全然わからないんですが、たぶん視聴者の皆さんがキャーッってなるようなアクシデントが起こるんだと思います。皆さんに楽しんでいただけるように、私も全力で頑張ります!

天沢アキさん(原作) コメント

『ハマる男に蹴りたい女』のドラマ化が決定してうれしいです。
私がTVで拝見していた藤ヶ谷さんはスマートで爽やかな印象なので、エリート人生から転落したちょっと情けない設楽をどう演じてくださるのかとても楽しみです。
関水さんもフレッシュな魅力あふれる方で、すごく可愛いいつかになりそうでワクワクしています。
素敵なキャストやスタッフの方々によってどんなドラマになるのか今から放映が待ち遠しいです。

バックナンバー