アイドルをメディア論的に研究してきた法政大学・稲増龍夫教授をゲストに、「アイドルとテレビ」の関係について考えます。
稲増教授は、映像メディアやネットが、現代社会や文化に与える影響について研究してきました。その中で、「アイドル」をメディア現象としてとらえ独自のアイドル理論を構築。テレビとアイドルの関係は切っても切れないものであり、80年代からは「アイドルがメディアとなった」と語っています。
稲増先生の分析に基づき、アイドル“第一期黄金時代”である1970年代から、現在のAKB48グループまで、時代ごとにアイドルの特徴や変容について伺いました。
稲増龍夫(いなます・たつお)プロフィール
法政大学社会学部メディア社会学科教授 社会心理学・メディア文化論
1952年東京生まれ 東京大学文学部社会学科卒
「アイドル」をメディア論的に読み解いた著書「アイドル工学」(1989年)は今やアイドル研究の古典となっている