この夏、テレビ朝日では注目の新ドラマが続々スタート!
見逃せないラインナップを紹介するとともに、中央大学文学部・宇佐美毅教授に、新ドラマの注目する点を聞きます。また、ドラマを学問的に捉えると何が見えてくるのか、考えていきます。
<テレビ朝日 7月新ドラマ ラインナップ>
・「刑事7人」
水曜よる9時 (7月13日スタート)
・木曜ミステリー「女たちの特捜最前線」
木曜よる8時 (7月21日スタート)
・木曜ドラマ「はじめまして、愛しています。」
木曜よる9時 (7月14日スタート)
・金曜ナイトドラマ 「グ・ラ・メ!~総理の料理番~」
金曜よる11時15分 (7月22日スタート)
後半では、宇佐美先生の大学でのドラマに関する講義をご紹介。脚本家から読み解くドラマ論について考えを聞きます。
宇佐美先生の今年度の講義は、毎回一人のドラマ脚本家にスポットを当て、手がけたドラマの系譜をたどりながら、その作家性や、根底にあるメッセージについて、詳しく解説するというもの。ヒットメーカー・遊川和彦さんに関する講義をVTRで紹介。スタジオでは、宇佐美先生に、「女王の教室」「家政婦のミタ」など、異色のドラマを次々に生み出す遊川脚本の特色について解説していただきます。また、7月14日(木)にスタートする遊川一彦脚本による最新作「はじめまして、愛しています。」(木曜夜9時放送 主演・尾野真千子)の見どころを聞きます。
<ゲスト・プロフィール>
宇佐美毅 うさみ・たけし(中央大学文学部教授)
1958年東京生まれ 東京学芸大学、東京大学大学院に学ぶ 著書に「小説表現としての近代」「テレビドラマを学問する」など
【専門分野】日本文学 現代日本文化
【研究テーマ】
・現代文化としてのテレビドラマ研究(主として日本のテレビドラマ番組と視聴状況をフィクション研究の対象として考察)
・現代文学の小説史的研究(村上春樹をはじめとする現代文学を歴史的観点から考察し、明治期以降の日本の小説史に位置づける研究)
・近代文学成立期の小説表現