3月5日(土)新宿明治安田生命ホールで、テレビ朝日×朝日新聞「第5回メディアフォーラム 震災報道を考える」が開催されました。
今回も池上彰さんがコーディネーターをつとめ、震災から5年を迎えた今、メディアはどのようにあるべきか、どんな役割を果たせばいいのか?など、3時間にわたって話し合いました。そのメディアフォーラムの模様を2週にわたって放送します。
<前編>では、5人のパネリストを迎えての、討論(1)「震災から5年・メディアは今」、討論(2)「映画『無知の知』から考える震災報道」の模様を中心にお伝えします。
<パネリスト プロフィール>
石田朝也 映画監督
テレビ制作会社のディレクターを経て独立 海外映画合作などに携わる
2014年福島第一原発事故をテーマとした記録映画「無知の知」を発表
菊池由貴子 大槌新聞
岩手県大槌町生まれ 被災地に必要な情報を伝えるため
2012年6月から週刊の「大槌新聞」発行
長 典俊 朝日新聞 ゼネラルエディター兼編成局長
福島支局 名古屋本社社会部 東京本社社会部などを経て
現在は紙面全体の責任者として震災・原発報道の取材を指揮
大月規義 朝日新聞編集委員
大学院で原子力工学を専攻 1994年東京電力入社 5カ月後
朝日新聞に転職 震災2カ月後から福島総局で取材キャップ
2014年4月から復興担当の編集委員
久慈省平 テレビ朝日災害報道担当部長
東日本大震災では被災3県で現地デスクを務め
2012年からANN系列の災害報道全般に携わる