戦後70年を迎えた今、テレビが果たしてきた役割や、これからのテレビについて考える 「シリーズ テレビと戦後」。2回目のゲストは、数々の名作ドラマを生み出した脚本家の倉本聰さん。北海道 富良野にある「富良野塾アトリエ」を訪ね、これまでの創作人生を振り返るとともに、作品に込められた思いに迫ります。
■トークテーマ
*北海道・富良野での暮らしと創作活動
*20年続いたドラマ「北の国から」で描きたかったこと
*“倉本流ドラマ創り”人物設定
*“倉本流ドラマ創り”テーマ
* 創作を続ける源 “褒められたい”
*“創る”と“作る”の違い
* 戦後70年の今、思うこと
倉本聰 プロフィール 1935年、東京都出身。脚本家・劇作家・演出家。
東京大学文学部美学科卒業後、1959年ニッポン放送入社。1963年に退社後、脚本家として独立。映画、テレビドラマの脚本を数多く手がける。1977年、富良野に移住。代表作に「北の国から」「前略おふくろ様」「昨日、悲別で」「ライスカレー」「優しい時間」「風のガーデン」など多数。1984年から、役者やシナリオライターを養成する私塾「富良野塾」を主宰。2006年には「NPO法人C・C・C富良野自然塾」も主宰し、閉鎖されたゴルフ場に植樹をし、元の森に返す自然返還事業や、そのフィールドを使った教育プログラムにも力を入れている。