● ● ● ● 9月4日「大船渡こどもテレビ局 〜みんなが伝えたかったこと〜」 (前編) ● ● ● ●


司 会 吉澤一彦(テレビ朝日アナウンサー) 森葉子 (テレビ朝日アナウンサー)
スタジオ出演 五嶋正治 (東海大学 文学部広報メディア学科 准教授)

【放送内容】「大船渡こどもテレビ局 〜みんなが伝えたかったこと〜」 (前編)
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この夏、岩手県大船渡市で、東海大学の学生たちが地元の小中学生をサポートして、
「テレビ番組」を制作するというプロジェクトが行われました。
今年5月、東海大学は、ボランティア活動の一環として、
津波で大きな被害を受けた大船渡市の小学校に、文房具を寄付しました。
このとき、五嶋准教授は「子どもたちにも、表現する機会を与えられないか」
という地元の声を聞き、3か月の準備期間をかけて、今回のプロジェクトに取り組んできました。

「大船渡こどもテレビ局」に参加した子どもたちは、小学3年生〜中学2年生まで10人。
大津波から逃れるため、上履きで教室から避難した子どもたちも参加しました。

プロジェクトの舞台となったのは、大船渡市三陸町に震災後に建てられた仮設の公民館です。
子どもたちは3グループにわかれ、それぞれ5分ほどのVTRを作成し
スタジオ収録を行い30分ほどの一つの番組にまとめるという計画です。

スケジュールは、 1日目・番組企画会議 
            2・3日目 撮影
            4日目 編集
            5日目 スタジオ収録
            6日目 上映会

VTRのテーマは、小学生の2グループが「大船渡いいとこめぐり」「お父さんお母さんにインタビューしました」。
そして、女子中学生2人による「小さい頃の記憶」。
「大好きな大船渡の町を紹介したい」「震災後歩くことのなかった私たちの町を、
自分の足で歩いてよく確かめたい」と、それぞれの思いを込めました。

表現する楽しさと、伝えることの難しさ。子どもたちは悩みながら自分と向き合い番組制作を行いました。
大学生たちも、子どもたちの思いを大切に、プロジェクトを必死にサポートしました。

被災地の子どもたちは、この夏、何を伝えるのでしょうか?

「大船渡こどもテレビ局」 (後編)は
次回、9月18日 日曜日に放送予定です。


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次回の放送は、9月18日(日)を予定しています。