● ● ● ● 11月21日「食彩の王国 舞台裏」 ● ● ● ●


司 会 吉澤一彦(テレビ朝日アナウンサー) 森葉子 (テレビ朝日アナウンサー)
スタジオ出演 高階秀之(テレビ朝日報道局ニュース情報センター「食彩の王国」プロデューサー)

【放送内容】「食彩の王国 舞台裏
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2003年に放送が始まった「食彩の王国」(土曜あさ9:30-9:55)は、
毎回ひとつの食材をテーマに取り上げ、そこに秘められた人と食の歴史、
食材が生み出されるまでの手間や情熱を紐解いていく番組。
旬の食材が収穫される様子、職人のこだわりの料理法などを"ハイビジョンの美しい映像"と
"女優・薬師丸ひろ子さんのナレーション"で綴るこの番組は、
他のグルメ番組とは一線を画すこだわりの制作姿勢が根強いファンに支持されています。

今回は、そんな「食彩の王国」の番組制作の舞台裏を紹介します。
11月13日放送「焼き麩」がどのように作られたのか、
この回を担当した吉井ディレクターの取材に密着、
彼女はどんな思いで「焼き麩」と向き合ったのでしょうか…。

スタジオの高階プロデューサーからは、"スタッフは女性が多い"、
"食材だけでなく人にこだわり丁寧に時間をかけて作っている"、
"食材へのアプローチにディレクターの個性が出る"といった番組の制作体制や、
番組コンセプトなどを聞きました。




およそ2ヶ月に及ぶ番組制作過程の中で、様々な"人"とも出会います。
山形県東根市六田で、田舎料理の店を営む横尾千代乃さん。
千代乃おばあちゃんが作る"六田麩"を使った料理は、東根に昔から伝わる味が人気の秘訣。


● 千代乃おばあちゃんの「麩旨い(フーマイ)」(六田麩を使ったシューマイ)

吉井ディレクターは、おばあちゃんが若い世代にも"六田麩"の味を伝えたいと考案した、
シューマイならぬ「麩旨い(フーマイ)」に、今回こだわりました。
お麩を使っていながら、まるでお肉のような食感に、
料理取材には慣れているはずのベテラン・吉井ディレクターもびっくり。
料理のおいしそうな映像は、動画でみていただくとして、
ここでは、その「秘伝のレシピ」を、少しだけご紹介しましょう。
 
 @ 「六田麩」を水に浸し(約5分)戻す
 A 水気を十分絞ったら、細かく刻む。(みじん切り)
 B タマネギもみじん切りにし、お麩と混ぜ合わせ、サラダ油で炒める。
 C みりん、醤油、水を加え、汁気がなくなるまで炒める
 D 水溶き片栗粉でとろみを付け、さらに炒めて水分を飛ばす
 E 市販のシューマイの皮で、タネを包み、約7〜8分蒸したらできあがり。



タマネギとお麩だけのシンプルな「麩旨い(フーマイ)」。
雪深く、なかなか肉や魚が手に入らなかったこの地方に、
昔から伝わるお麩の調理方法とのことでした。
おばあちゃんの手作りですので、分量はすべて、「適量」という感じです。
「六田麩」が入手できないない場合は、一般的な「焼き麩」でも代用できるのでは? 
皆さんもぜひ、我が家の味の『フーマイ』づくりにトライしてみてください。






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