カメラマン、音声、照明など、大勢の技術スタッフが働くテレビ番組の制作現場。
その中でもＶＥ（ビデオエンジニア）の仕事は、
カメラの色や明るさの調整、ＶＴＲ、中継の信号管理など映像全般に関わります。
中継、スタジオ収録、生放送…。
どんな現場にも欠かせないＶＥの知られざる仕事ぶりをご紹介します。

今年、テレビ朝日技術局制作技術センターに配属された新人ＶＥは２名。
今回はそのうちの一人、横山ＶＥの新人研修に密着しました。
ビデオエンジニアとは一体どんな仕事をするのでしょうか。
スタジオには、その横山ＶＥとタッグを組む先生役、ベテランの小野田ＶＥにも来てもらい、
ビデオエンジニアの難しさ、やりがいなども聞きました。

ほぼ半年間をかけ、ベテランと２人１組となって「修行」をしていくというのがＶＥの研修システム。
技術スタッフの中でも覚えることが多いのでこのようなシステムをとっているのです。
そして「いきなり黄金伝説。３時間ＳＰ」の担当となった横山くんの番組収録現場での一日を追いました。

さらに、３Ｄ元年といわれる今年。
国内メーカーからも次々と３Ｄテレビが発表となりました。
そんな中、テレビ朝日としてどのように３Ｄに取り組んでいるのでしょうか。
実際に３Ｄカメラはどうなっているのか、仕組みや最新の３Ｄ事情なども合わせてお伝えします。