● ● ● ● 9月14日 ● ● ● ●

司会 吉澤 一彦 (テレビ朝日アナウンサー)
島本 真衣 (テレビ朝日アナウンサー)
ゲスト 竹内由恵(テレビ朝日新人アナウンサー)
本間智恵(テレビ朝日新人アナウンサー)
八木麻紗子(テレビ朝日新人アナウンサー)

【放送内容】
今年、テレビ朝日に入社した3人の新人女子アナウンサー。
一見華やかそうに見えるアナウンサーの世界の裏側で行われている
地道な研修からアナウンサーデビューまで彼女たちの奮闘ぶりを紹介しながら、
アナウンサーのやりがいや情熱、抱負などに迫ります。


○竹内由恵(テレビ朝日新人アナウンサー)
慶應義塾大学 法学部 卒業
抱負「いろいろな人にインタビューしたい」

○本間智恵(テレビ朝日新人アナウンサー)
慶應義塾大学 環境情報学部 卒業
抱負「人に役立つ情報・楽しさ・笑いを届けたい」

○八木麻紗子(テレビ朝日新人アナウンサー)
京都大学 農学部 卒業
抱負「いつかは報道に・・・、それまではいろんな仕事に挑戦したい」

※新人アナウンサー研修スケジュール(一部抜粋)
5月12日〜16日 開講式〜研修スタート 発声・発音特訓 外郎売 フリートーク
5月19日〜30日 発声・発音特訓 外郎売 原稿読み 野球実況実習
6月2日〜13日 原稿読み(スポーツニュース 天気予報 ニュース ナレーション )
6月16日〜27日 原稿読み ロケ・リポート実習
6月30日〜7月11日 原稿読み 仕上げ
7月12日〜7月27日 「甲子園への道」取材  番組デビュー


VTR1

<「ニュース原稿読み」研修>
ニュースを正確に伝えることは、アナウンサーの基本。
そのため、発声、発音、アクセントなど、細かい点まで注意が求められます。
新人アナウンサーは、今まで何気なく使ってきた言葉を直され、大混乱!

<「新聞読み」研修>
「新聞読み」は、紹介する記事のポイントをとらえ、短い時間で表現する力が求められます。
この日の課題は、大阪府知事に関する記事を一分間で紹介するというもの。
しかし、個人の感想は不要と先輩アナウンサーに指摘されたり、
時間を大幅にオーバーしても気がつかなかったり。

○竹内由恵(テレビ朝日新人アナウンサー)の話
「研修の場で絶対に間違えてはいけない、と思うとプレッシャーで正しく発音できませんでした。」

○八木麻紗子アナ(テレビ朝日新人アナウンサー)の話
「学生時代、研究でタンポポの花びらを1枚1枚顕微鏡で見ていたときに、
将来はぜひ人と関わる仕事がしたいと強く感じ、アナウンサーになりたいと思いました。」



VTR2

<「スポーツ実況」研修>
この研修は、球場で、実際の試合を見ながら実況するものです。
初回のこの日は、「とにかく喋り続ける」ことが、課題となりました。

<「フリートーク」研修>
自分で調べたことを人に分かり易く伝える訓練で、
この日のお題は「六本木ヒルズ私のイチオシスポット」について。

<「外郎売(ういろううり)」>
「外郎売」は、歌舞伎十八番の一つ。
外郎という薬の由来や効能を伝える口上で、発声、 発音、間合い、
滑舌の良さが求められ、アナウンサーの基本がぎっしり。
この日は、講師を相手に全身を使って「薬」を売りこむという研修。
講師陣からは「自分に一生懸命でこっちに伝わってこない。」「どこかが照れくさい、どこかが怖い、
自分の気持ちを開いて人に見せることが物売りとしては弱い」など辛口なコメントが。

○竹内由恵(テレビ朝日新人アナウンサー)の話
「実況実習では緊張のせいか、声がガラガラになってしまい、言葉がうまく出てきませんでした。」

○本間智恵(テレビ朝日新人アナウンサー)の話
「フリートークのとき、顔が怖いと言われてしまった。
自分では意識していなかったのでこれからは気をつけなければ、と思いました。」

○八木麻紗子(テレビ朝日新人アナウンサー)の話
「『外郎売』では体を使って表現するとき、恥ずかしくてうまくできませんでした。」



VTR3

高校野球の地方予選を紹介する番組「速報!甲子園への道」。
これが3人の新人アナウンサーの初仕事です。
本番20日前、スタッフと打ち合わせ。代表になってくことを前提に「勝ち目線」で取材する。
アナウンサーは視聴者が聞きたいことを代表して聞くスタンスで臨むこと。
選手と接するときは慣れ慣れしくしない。
基本は敬語で話す、など番組の狙いや取材の注意の説明を受けました。
このあと、3人は担当地区に別れて取材を行い、いよいよデビューの日を迎えました。
神奈川県担当は竹内アナウンサー。注目するのは、名門・横浜高校。
ディレクターの前で、リポートの練習。
リポートは、試合前の練習風景をバックに短時間で終えなければなりません。
前の試合が終わり、まもなく初リポート。
本番ぎりぎりまで練習を繰り返し、竹内アナウンサー、いよいよデビューの瞬間です。
緊張したのでしょう。本番1発目では、声が裏返ってしまいました。2回目でディレクターからOKが出ました。

茨城・群馬・千葉担当の八木アナウンサー。
取材で何度か足を運ぶうちに、「しっかりしないと。」とアナウンサーとしての自覚を持つようになりました。
この日は、茨城県の決勝戦。自分でもスコアを付けながら、試合のポイントをチェックします。
試合終了後、優勝チームの選手にインタビューすることになっているのです。
試合終了。インタビューは、9回に同点タイムリーを打った選手に決まりました。
インタビュー本番。用意した質問は全て聞き終え、八木アナウンサー、ディレクターに目で合図。
その瞬間、ディレクターから追加質問。
実は、よくあることなのですが動揺する八木アナウンサーでした。

東京を担当する本間アナウンサー、取材をするうちに、すっかり「高校野球」の虜になっていました。
打ち合わせが始まるとすぐに、担当のディレクターから、
3年間甲子園に出場していない強豪チームに狙いを絞るという指示が出ました。
狙いのチームの大量リードで迎えた7回、相手チームに4点をとられ9対7と試合は緊迫してきました。
しかし、追加点を入れ、勝利を決定的に。
急遽、ディレクターと打ち合わせ。チームを引っ張るキャプテンにインタビューすることが決まりました。
インタビューのテーマは『最後の夏、甲子園に懸ける思い』。
取材から局に戻れば、今度は編集とナレーション収録。
放送に間に合わせるため、気が抜けません。
ナレーション収録では緊張のあまり、NGの連発。
初日は、すっかり落ち込んでしまった本間アナウンサーでしたが、日を追うごとに自信を取り戻したようです。

○本間智恵(テレビ朝日新人アナウンサー)の話
「球場に何度も足を運ぶうちに野球が好きになり、選手と仲良くなって毎日がとても楽しかった。」
「これからは人に楽しさや元気を与えられるようなアナウンサーになりたい。」

○竹内由恵(テレビ朝日新人アナウンサー)の話
「いつかインタビュー番組を担当して、人の魅力を引き出したいと思っています。」

○八木麻紗子(テレビ朝日新人アナウンサー)の話
「見ている人が元気になるような明るいアナウンサーになりたい。
いつか秘境の地に行って珍しい動物などのリポートをしてみたい。」



VTR4

ここは、「総務省 地デジコールセンター」。
3年後に迫った「地デジ」完全実施に向けての質問や相談に対応しています。
7月16日、日本テレビの馬場典子アナウンサー、TBSの竹内香苗アナウンサー、
テレビ朝日の上宮菜々子アナウンサーら3人の「地デジ推進大使」が
ここでインフォマーシャル(お知らせVTR)の撮影を行いました。
その内容はこれまで問い合わせの多かった質問に答えるものです。

上宮菜々子(テレビ朝日アナウンサー)のコメント
「3年後にはアナログ波が停波してしまうので、地デジの魅力を私たちが
アピールして少しでも早く地デジに切り替えてもらいたいと思います。」

※ 地上デジタルに関する質問は
地デジコールセンター 0570−07−0101
IP電話の場合 03−4334−1111







番組では、テレビをご覧の皆さまからのお問い合わせ、ご要望をお待ちしています。
次回の放送は、9日21日(日)の予定です。