【放送内容】
今年、テレビ朝日に入社した3人の新人女子アナウンサー。
一見華やかそうに見えるアナウンサーの世界の裏側で行われている 地道な研修からアナウンサーデビューまで彼女たちの奮闘ぶりを紹介しながら、
アナウンサーのやりがいや情熱、抱負などに迫ります。
○竹内由恵(テレビ朝日新人アナウンサー)
慶應義塾大学 法学部 卒業
抱負「いろいろな人にインタビューしたい」
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○本間智恵(テレビ朝日新人アナウンサー)
慶應義塾大学 環境情報学部 卒業
抱負「人に役立つ情報・楽しさ・笑いを届けたい」
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○八木麻紗子(テレビ朝日新人アナウンサー)
京都大学 農学部 卒業
抱負「いつかは報道に・・・、それまではいろんな仕事に挑戦したい」
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※新人アナウンサー研修スケジュール(一部抜粋)
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5月12日~16日 |
開講式~研修スタート 発声・発音特訓 外郎売 フリートーク |
5月19日~30日 |
発声・発音特訓 外郎売 原稿読み 野球実況実習 |
6月2日~13日 |
原稿読み(スポーツニュース 天気予報 ニュース ナレーション ) |
6月16日~27日 |
原稿読み ロケ・リポート実習 |
6月30日~7月11日 |
原稿読み 仕上げ |
7月12日~7月27日 |
「甲子園への道」取材 番組デビュー |
VTR1
<「ニュース原稿読み」研修>
ニュースを正確に伝えることは、アナウンサーの基本。
そのため、発声、発音、アクセントなど、細かい点まで注意が求められます。
新人アナウンサーは、今まで何気なく使ってきた言葉を直され、大混乱!
<「新聞読み」研修>
「新聞読み」は、紹介する記事のポイントをとらえ、短い時間で表現する力が求められます。
この日の課題は、大阪府知事に関する記事を一分間で紹介するというもの。
しかし、個人の感想は不要と先輩アナウンサーに指摘されたり、
時間を大幅にオーバーしても気がつかなかったり。
○竹内由恵(テレビ朝日新人アナウンサー)の話
「研修の場で絶対に間違えてはいけない、と思うとプレッシャーで正しく発音できませんでした。」
○八木麻紗子アナ(テレビ朝日新人アナウンサー)の話
「学生時代、研究でタンポポの花びらを1枚1枚顕微鏡で見ていたときに、
将来はぜひ人と関わる仕事がしたいと強く感じ、アナウンサーになりたいと思いました。」
VTR2
<「スポーツ実況」研修>
この研修は、球場で、実際の試合を見ながら実況するものです。
初回のこの日は、「とにかく喋り続ける」ことが、課題となりました。
<「フリートーク」研修>
自分で調べたことを人に分かり易く伝える訓練で、
この日のお題は「六本木ヒルズ私のイチオシスポット」について。
<「外郎売(ういろううり)」>
「外郎売」は、歌舞伎十八番の一つ。
外郎という薬の由来や効能を伝える口上で、発声、
発音、間合い、 滑舌の良さが求められ、アナウンサーの基本がぎっしり。
この日は、講師を相手に全身を使って「薬」を売りこむという研修。
講師陣からは「自分に一生懸命でこっちに伝わってこない。」「どこかが照れくさい、どこかが怖い、 自分の気持ちを開いて人に見せることが物売りとしては弱い」など辛口なコメントが。
○竹内由恵(テレビ朝日新人アナウンサー)の話
「実況実習では緊張のせいか、声がガラガラになってしまい、言葉がうまく出てきませんでした。」
○本間智恵(テレビ朝日新人アナウンサー)の話
「フリートークのとき、顔が怖いと言われてしまった。 自分では意識していなかったのでこれからは気をつけなければ、と思いました。」
○八木麻紗子(テレビ朝日新人アナウンサー)の話
「『外郎売』では体を使って表現するとき、恥ずかしくてうまくできませんでした。」
VTR3
高校野球の地方予選を紹介する番組「速報!甲子園への道」。 これが3人の新人アナウンサーの初仕事です。 本番20日前、スタッフと打ち合わせ。代表になってくことを前提に「勝ち目線」で取材する。 アナウンサーは視聴者が聞きたいことを代表して聞くスタンスで臨むこと。 選手と接するときは慣れ慣れしくしない。 基本は敬語で話す、など番組の狙いや取材の注意の説明を受けました。 このあと、3人は担当地区に別れて取材を行い、いよいよデビューの日を迎えました。 神奈川県担当は竹内アナウンサー。注目するのは、名門・横浜高校。 ディレクターの前で、リポートの練習。 リポートは、試合前の練習風景をバックに短時間で終えなければなりません。 前の試合が終わり、まもなく初リポート。 本番ぎりぎりまで練習を繰り返し、竹内アナウンサー、いよいよデビューの瞬間です。 緊張したのでしょう。本番1発目では、声が裏返ってしまいました。2回目でディレクターからOKが出ました。
茨城・群馬・千葉担当の八木アナウンサー。 取材で何度か足を運ぶうちに、「しっかりしないと。」とアナウンサーとしての自覚を持つようになりました。
この日は、茨城県の決勝戦。自分でもスコアを付けながら、試合のポイントをチェックします。 試合終了後、優勝チームの選手にインタビューすることになっているのです。
試合終了。インタビューは、9回に同点タイムリーを打った選手に決まりました。 インタビュー本番。用意した質問は全て聞き終え、八木アナウンサー、ディレクターに目で合図。 その瞬間、ディレクターから追加質問。 実は、よくあることなのですが動揺する八木アナウンサーでした。
東京を担当する本間アナウンサー、取材をするうちに、すっかり「高校野球」の虜になっていました。 打ち合わせが始まるとすぐに、担当のディレクターから、 3年間甲子園に出場していない強豪チームに狙いを絞るという指示が出ました。 狙いのチームの大量リードで迎えた7回、相手チームに4点をとられ9対7と試合は緊迫してきました。 しかし、追加点を入れ、勝利を決定的に。 急遽、ディレクターと打ち合わせ。チームを引っ張るキャプテンにインタビューすることが決まりました。 インタビューのテーマは『最後の夏、甲子園に懸ける思い』。 取材から局に戻れば、今度は編集とナレーション収録。 放送に間に合わせるため、気が抜けません。 ナレーション収録では緊張のあまり、NGの連発。 初日は、すっかり落ち込んでしまった本間アナウンサーでしたが、日を追うごとに自信を取り戻したようです。
○本間智恵(テレビ朝日新人アナウンサー)の話
「球場に何度も足を運ぶうちに野球が好きになり、選手と仲良くなって毎日がとても楽しかった。」
「これからは人に楽しさや元気を与えられるようなアナウンサーになりたい。」
○竹内由恵(テレビ朝日新人アナウンサー)の話
「いつかインタビュー番組を担当して、人の魅力を引き出したいと思っています。」
○八木麻紗子(テレビ朝日新人アナウンサー)の話
「見ている人が元気になるような明るいアナウンサーになりたい。
いつか秘境の地に行って珍しい動物などのリポートをしてみたい。」
VTR4
ここは、「総務省 地デジコールセンター」。 3年後に迫った「地デジ」完全実施に向けての質問や相談に対応しています。 7月16日、日本テレビの馬場典子アナウンサー、TBSの竹内香苗アナウンサー、 テレビ朝日の上宮菜々子アナウンサーら3人の「地デジ推進大使」が ここでインフォマーシャル(お知らせVTR)の撮影を行いました。 その内容はこれまで問い合わせの多かった質問に答えるものです。
上宮菜々子(テレビ朝日アナウンサー)のコメント
「3年後にはアナログ波が停波してしまうので、地デジの魅力を私たちが アピールして少しでも早く地デジに切り替えてもらいたいと思います。」
※ 地上デジタルに関する質問は
地デジコールセンター 0570-07-0101
IP電話の場合 03-4334-1111
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