● ● ● ● 7月17日 ● ● ● ●

司会 吉澤 一彦 (テレビ朝日アナウンサー)
矢島 悠子 (テレビ朝日アナウンサー)

(今回からレギュラー出演します)


【放送内容】
今回の「はい!テレビ朝日です」は、
視聴者の皆さまから寄せられた、様々なご質問にお答えしていきます。


「VOICE5」について
まずは、「VOICE」のお問い合わせから。
26歳のOLの方からです。

◎視聴者の声(1)
去年の「テレ朝戦隊アナレンジャー」を楽しませていただきましたよ。
同世代の女子アナが大活躍するので、この舞台が大好き!今年の「VOICE」は、どんな内容になりますか。

では、今年の「VOICE5」をご紹介!

■あらすじ紹介
今年で5回目を迎えるアナウンサーによる朗読劇、「VOICE5」
今回のストーリーは、奇想天外!
アナウンス部を卒業した武内アナウンサーが、次に目指したのが総理大臣!だったというお話。
日本初の女性総理になった早々、突如、日本はテロ国家との戦争の危機に!

いったいどんな舞台になるのでしょうか。
これまでの「VOICE」は、アナウンサーがアナウンサー役を演じてきましたが、
今回は政治家など全く違う役柄を演じなければならないのです。
それだけに、かなりの演技力が要求されるとか。

( 田村直己(テレビ朝日)監督のコメント )
コメント:「体を使った表現をアナウンサーたちが、どこまで出来るか。
5回目なので、そこにチャレンジしてもらう。」

( 脚本家、古沢良太 氏の話 )
コメント:「腹黒い官房長官役には、スタッフが「じゃあ、田端さんだね」と即決。(笑)
みんなハマリ役をやってくれている。」

( 武内アナの話 )
コメント:「笑いあり、涙あり、 今まで以上にバラエティにとんだ内容。
これまでは、アナウンサー役だったが、今回は、女優、俳優として演技をしなければならないので頑張ります。」



アナウンサーが、テレビとは違う生身をさらけ出す舞台、「VOICE5」、 ご期待下さい。

※「VOICE5」の公演は、9月10日(土)11日(日) 東京・青山の草月ホールです。

お問い合わせ
チケットスペース:03-3234-9999



この夏期待のスポーツ中継
視聴者からのお問い合わせ。
さて、続いては、サッカーファンの30代の男性からです。

◎視聴者の声(2)
ワールドカップの予選、思いっ切り楽しませてもらいました!
いいですねー、大黒選手!東アジアサッカー選手権は中継してもらえますか?

では、この夏期待のスポーツ中継をご紹介しましょう!
まずは世界水泳から。

『 世界水泳 モントリオール2005 』
アテネで金メダルに沸いた最強ニッポン!
世界水泳 モントリオール大会でもあの感動を再び!

競泳の注目度NO1は北島康介!
100m平泳ぎで金!もちろん、世界新記録も狙います!

( 北島康介選手のコメント )
「ハンセンが持っている世界記録を塗りかえたい!」


この人にも期待が集まります!
女子自由形のエース 柴田亜衣!

( 柴田亜衣選手のコメント )
「400mでも表彰台に上がれるように頑張りたい。」


一方、外国選手で大注目が、アメリカのフェルプス!
この大会では前人未到の8つの金メダル獲得に挑みます!

シンクロも見どころがいっぱい!
ソロでは、フランスのデデューに注目。
史上初、オール満点での連覇を狙います!

そして、もちろんニッポン!
メンバーがフレッシュに生まれ変わり、全種目でメダルを目指します!

『 東アジアサッカー選手権2005 』
先日、ドイツワールドカップ出場を決めた日本代表!
その日本代表の次なる舞台が東アジアサッカー選手権
迎え撃つのが宿命のライバル 韓国!
ワールドカップ敗退の雪辱に燃える北朝鮮!
さらに、中国。
この4か国がぶつかり合う「東アジアサッカー選手権」、その見どころをご紹介します!

この大会は、日本を始めとする東アジア9カ国のうち、予選を勝ち抜いた4カ国が決勝に進出。
二回目の今大会は、韓国を舞台に戦いを繰り広げます。
女子代表も同時開催。

<サッカー解説者 松木安太郎さんの話>
Q.大会の意義は?
「ヨーロッパや南米だけに目を向けるだけではなく、東アジアでお互いがレベルを上げていくという意味で意義のある大会。」 「女子の大会は、あまり見る機会がないのでこれも楽しみ。」
Q.見どころは?
「北朝鮮が今度どういうゲームをしてくるか注目。大黒選手が相手に分析されている。そのなかでどういう働きをみせられるのか。ピンポイントに絞っても、フォーカスしても、見どころのある試合が多い。」


大黒選手の素晴らしいゴールが再び見られるか!
この熱い戦いを、テレビ朝日では、ゴルーデンタイムに独占生中継いたします!

■放送スケジュール
※「世界水泳」は7月21日(木)~8月1日(月) カナダのモントリオール。
※「東アジアサッカー選手権2005」は7月31日(日)~8月7日(日) 韓国 太田など各地の競技場。
※そのほかにもワールドカップアジア地区最終予選日本対イランが8月17日(水)に横浜で行われます。



出前授業について
3番目のご質問です。
中学生の子どもを持つお母さんからです。

◎視聴者の声(3)
テレビ朝日の「出前授業」の記事を新聞で読みました。
どんな事をしているのですか。もう少し詳しく知りたいのですが。

■出前授業とは?
テレビ朝日が取り組んでいる「出前授業」は、小・中学校に経験豊富なスタッフを派遣して、生徒たちにテレビの仕事やニュースの制作について、わかりやすく伝えようという試みです。この日の出前授業は、実際に放送で使っているテレビ中継車まで“出前”をするという本格的なもの。
※注 毎回テレビ中継車を出前することではありません。


講師を努めるのはカメラマン、音声、照明…。
スタッフは11名、。
全員が実際に第一線で働いている人たちです。
生徒たちには、授業に先立ち、宿題として台本を作っておいてもらいました。
その内容は学校が力を入れている、“古典暗唱クラブ”の活動を、1分間の生中継で伝えるという内容です。

今回の出前授業で、中心となって生徒たちを指導するテレビ朝日のスタッフは、
制作技術センターの金子さんと、お客様フロント部の小林プロデューサー。

( 小林プロデューサーの話 )
コメント:「テレビを見ていると簡単にリポーターが話しているように見えるが、その陰にはカメラマンや音声など大勢のスタッフの力で、放送が成り立っていることを肌で感じてもらいたい。」


放送の仕組みについての座学
授業を受けるのは、2年生と3年生。あわせて19人。
出前授業に積極的に参加してきた生徒たちです。

授業前に、金子さんが、テレビ中継される映像が、どのように家庭まで届くかを説明しました。

その後、テレビ中継車の見学へ。
このテレビ中継車は、アンテナが自動的に放送衛星をとらえ、乱れのない映像を中継することができるという日本に数台しかない最先端のもの。マラソン中継などでも威力を発揮します。
生徒達は、初めて見る中継車を、興味深そうに見入ってました。
リポーター、ディレクター、カメラマン、…、
それぞれの役割は、生徒たち自身が決めました。
自分がどういうことをすればいいのか、確かめつつ、本物の中継車を見て期待と不安が入り混じっているという感じのようです。


撮影準備開始
ディレクターの指示の元、スタッフ全員で撮影ポイントやカメラの配置、リポーターの立つ位置、など、事前に下見し決定しました。

決められた生中継の時間は、1分間。みんなが協力しないと、うまくいきません。

使用するカメラは2台。
カメラ担当の生徒は、初めて触れるプロの機材に少々戸惑い気味のようです。先生もちょっぴり心配そう。

ディレクター担当の瀧戸クンが、カメラマンに撮影の段取りを説明します。
そして出演する「古典暗唱クラブ」のメンバーに立ち位置や並び方を指示。

フロア・ディレクター担当は、桑原(くわばら)クン。二年生。
中継車からの指示を受けて、リポーターやカメラマンに伝える重要な役割です。

音声担当。
マイクが大きすぎて、扱い方に苦労しているようです。

照明担当。
リポーターなど、被写体がよりよく写るよう、レフ板という照明機材で光をあてます。
テクニカル・ディレクターは、2台のカメラをレポートに応じて切り替えていきます。


リハーサル
リハーサルが始まりました。
フロア・ディレクターの桑原くん、ディレクターの指示を受け、出演者である古典暗唱クラブの皆に、暗唱のストップをかけたいようですが、ストップと書いたボードの位置が遠すぎて見えない!

さらに、フロア・ディレクターと中継車との連絡がうまくいかないようです。
それを見て、出演者もなんだか不安そうな様子でした。

現場へやってきたディレクターの瀧戸くん、
撮りたいことリポーターやフロアディレクターに、うまく伝えることが出来ません。

現場を仕切るフロア・ディレクターもディレクターの意思を皆に伝えなければならないので、大変。
だんだん日が傾いてきました。時間があまりありません!


 中継本番 
中継車ではカメラの最終確認
ディレクターの秒読みが始まりました。緊張する一瞬。
本番スタート!
フロア・ディレクターの桑原クン。暗唱のタイミングをうまく出演者に伝えられるでしょうか。
きっちりと出演者に合図を出すことが出来ました。
レポーター担当の永澤さんも、しっかりと打ち合わせ通りにリポート出来ました。
そして持ち時間の1分が過ぎました。

「うまくいった!OK」の声が出ました。

なんとか無事終了。
中継車のディレクター担当 瀧戸クンもホッとした表情でした。

思わず出た言葉が 「大変だ~!」
そう、テレビ中継とは大変な仕事なのです。


( 横浜中学校 岩間先生のコメント )
「普段テレビで見ている映像がつくるのが大変だ ということをまず分かって欲しい。
苦労しているということを、知ると知らないとでは簡単にテレビ番組を批評することはできなくなると思う。」


中継も、無事終わり、最後はプレビュー。
その出来ばえはどうだったのでしょうか。

生徒たちの今回の出前授業を通じての感想は?

( 生徒たちの感想 )
ディレクター担当 瀧戸くん
「テレビに映っているものは何気ないものだけどかくれた努力が秘められているということが印象的だった。」

テクニカルディレクター担当 松岡くん
「どのカメラを使えば伝えたいことが映るのかということを自分で考えて出す、ということが勉強になった。」

フロアディレクター担当 桑原くん
「ひとりひとりの努力、協力が必要だということを学びました。」 リポーター担当 永澤さん
「テレビ局の人たちの大変さを知りました。ひとりひとりの人が団結してひとつの番組ができることを知りました。」

(講師役である金子さんの話)
コメント:「今回は初めて中継車を出前いたしましたが、授業は講師によってさまざまな内容があります。」

「最初は、中継車や本物のテレビ機材に戸惑っていましたが使いこなすのも早かった。プロ顔負けの生徒もいてびっくり」
カメラワークをはじめ我々がびっくりするような感性でした。

「講師役であるその他のスタッフも、今回の授業を楽しみにしていました。参加したスタッフ一人一人が自分自身の仕事を見つめなおす良い機会にもなっています。」



「出前授業」 二学期は9月からスタートです。
お問い合わせは、テレビ朝日お客さまフロント部のこちらまで!

お問い合わせ
電話番号:03-6406-2020
メールアドレス:front@tv-asahi.co.jp



ハイビジョン番組のマークについて
続いては、4番目のご意見です。
50代の主婦の方から、こんなご質問をいただきました。

◎視聴者の声(4)
テレビを見ていると、画面の右上に HV というマークが出ますが、これはどういう意味なのでしょうか?

6月20日から7月24日まで、「レッツ!地デジ ‘05夏」キャンペーンを行っています。
これは、広く地上デジタル放送の魅力を知ってもらうというキャンペーンです。

ご質問にあったHVマークは、地上デジタル放送で見ることができるハイビョン番組のことです。

テレビ朝日では、現在、全放送のおよそ50パーセントがハイビジョン番組なのです。
ゴールデンだけではなく、午後11時15分からの金曜ナイトドラマの「はるか17」も、デジタルハイビジョン番組でお送りしています。
地上デジタル放送は、映像の美しさだけではなく、データ放送など、さまざまな楽しみ方が出来ます。
「はるか17」の場合、どのようなコンテンツが楽しめるのでしょうか。

( デジタルコンテンツ 尾曲さんのコメント )
「本編の画面に合わせて、色んな情報が出てくる。登場人物紹介やストーリー紹介」
より詳しく知りたい方は、テレビ朝日1階アトリウムに地上デジタル放送を体験できるコーナーがありますので、ぜひその魅力にぜひ触れて下さい。


※現在の地上アナログ放送は、2011年、あと5年あまりで、終了します。

放送番組審議会からの報告》
6月17日に開催された放送番組審議会では、「SmaSTATION-4」について審議されました。
毎週土曜日の夜に生放送でお送りしている「SmaSTATION-4」は、2001年10月にスタート。
司会は、SMAPの香取慎吾さん。世の中で注目されているさまざまなトピックスを特集。
「報道エンタテイメント」という新しいジャンルの番組を目指しています。
次のような意見がでました。

「ベラベラステーション」などは英語の勉強になる。
こういう番組こそ青少年に見てもらいたい番組。子どもが見られる時間に放送してほしい。
ニュースを分かりやすく解説してくれるので、リラックスしながら勉強できる。
受験生にも好評。
最近は「ニュース」部分の割合が減り、「報道とバラエティの融合」という当初のテーマが少しずつ変わってきている。
変化するのは良いが、初心を忘れないで欲しい。
香取慎吾さんが番組とともに成長しているところが、素晴らしい。ワクワクしながら見ている。
普段あまりゲストとして出演しないような人を出してほしい。
ギャップがあった方が番組の幅が広がるのでは。

以上、放送番組審議会からの報告でした。

次回の放送は、7月31日(日)の予定です。