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「ゴルフ中継で解説する際には事前に打ち合わせは行わない。“ゴルフは筋書きのないドラマ”だから実際何が起こるかわからない。自分はプレーする本人になりきってその時思ったことを話すように心がけている」 |
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「解説ブースを出て外で解説をすることがよくある。OBになったボールを走ってこの目で確認してリポートしたり、ターフ(選手のスイングにより削り取られた芝)を手にとり芝の厚さを視聴者に見てもらって実感してもらうなどプレーヤーの視点でいろいろ伝えようと考えている。」 |
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「一番印象に残っているのは2000年の全米オープン3日目、6番ホールでのタイガー・ウッズのセカンドショット。自分では不可能だと思ったプレーをタイガー・ウッズは見事に可能にした。“不可能なことを可能にする”これこそゴルフなのだ、とあらためて思った。あの時はタイガー・ウッズに本当に魅せられた」 |
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「解説をしてみて役に立つことは、人のプレーを見ていて良いところを自分のプレーに生かすことが出来ること。まさに“人の振り見て我が振り直せ”です。これで良いと思ってしまったら人間はこれ以上進歩しない」 |
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「日本のゴルフ中継は、アメリカと違って“笑い”がない、ゴルフは屋外でやっている開放的なスポーツだけにプレー中に面白いことがあったら笑って楽しい雰囲気を出してみても良いと思う。和気あいあいとしながらもプレーの時は集中する、そういうメリハリこそが大事なのではないかと思う」 |