□ 現在のテレビは面白いか |
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テレビの人たちが優等生になってきた。安全な道を歩きすぎる。もっと道を切り開き、自分たちで道を作ってほしい。テレビ局に入るとエリートになった気分になるのでは。 |
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昔は映画監督などになれなかったり、記者になれなかった落ちこぼれの人間が、自分勝手にテレビを作っていた。 |
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エリートとは、自分で企画ができる人で、それを実現できて、失敗したときには責任をとれる人である。 |
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□ 地上デジタル放送とテレビの今後 |
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テレビは究極はソフトである。自分のやりたい番組ができていればいい。それを視聴者がみてくれる。 |
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「サンデープロジェクト」「朝まで生テレビ」も作りたい番組にしたいと思っている。さらにそれはスタッフが作り出したもので、みんながそう思っている。番組作りは集団作業。みんな参加意識がある。 |
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地上デジタル放送で双方向がうまく入れば導入したい。双方向はとっても大事である。テレビの視聴者は、映画や舞台などと違い「観客」ではなく、「参加」をしている。双方向で視聴者が番組に「参加」できる方向を考えたらよい。 |
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□ テレビ業界への提言 |
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テレビ業界が続いていくにはどれだけ新しい企画がでるか。どんどん変わらなければダメ。 |
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変わるということは新しい企画、新しいコンテンツをどれだけ出せるかにかかっている。最近は、昔の企画を真似ている。企画が貧困だ。 |