1月19日

【放送内容】


今回は「視聴者の声」に答えて・・・と題して、
皆様の質問・お問い合わせにお答えしていきます。
併せて、テレビ朝日よりの「報告」ならび「お詫び」があります。


「視聴者の声」特集

Q.
「12月9日」多くの視聴者の方からお問い合わせ
午前中の生放送中に「画面が乱れる」「音声が乱れる」「音声が聞こえない」と
いった内容のお問い合わせが数多く寄せられました。
A.
この日、東京では平年より24日も早い初雪となり、未明から降り始めた雪は、関東地方では記録的な大雪となりました。
この天気によるトラブルと考えられます。
テレビ朝日では、東京タワーから送出されている電波を常にチェックしています。
12月9日は、監視している中でトラブルは確認されませんでした。
(技術局 鈴村氏談)

Q.
では…、なぜ?
A.
考えられる原因は、2つ。
1.気温の急激な低下による大気の乱れ。
2.アンテナに雪が付着して信号が弱まった。

具体的に…
《1の場合》地上が急激に冷やされたため、上気に温かい空気の層ができた。
その空気の層がプリズムのような役割をして、電波を曲げたと考えられる。
まっすぐ届いた電波と曲がった電波が、混信した状態になった可能性がある。
対処法:自然現象なので長くは続かない。元に戻るのを待つ。
《2の場合》雪がアンテナ線の接続部分などに付着することで接触不良になる場合がある。
結果、受信した電波がテレビに届かず、画像や音声が乱れたのでは。
対処方:近くの電気店に相談。
(通信総合研究所 五十嵐喜良局長談)

この日、同じく、
「イッツ・コミュニケーションズ」(旧東急ケーブルテレビジョン)のケーブルテレビでご覧の一部地域のお宅で
「映像は出ているが、音声だけが聞こえなくなる」といった現象が起きました。
午前7:59〜午前9:30「スーパーモーニング」の放送時間でのことです。

この件は、ケーブル局内でのトラブルであったことがわかりました。
原因は「光電送装置にテレビ朝日の音声信号を送るために設置している復調器に不都合が発見された」ということで「直ちに復調器を交換し復旧した」ということでした。「当日の天候との因果関係は、不明」だそうです。


Q.
「やべっちFC」のテーマソング、B’Zの曲名を教えてください。
(30歳 男性)
A.
タイトル:「熱き鼓動の果て」

この曲は、2002年のテレビ朝日スポーツ番組全般の「テーマソング」として使用していました。
B’Zの曲との出会いは「2001年世界水泳」での大会テーマソング 「ultra soul」。
それ以降、音楽とスポーツのイメージを合わせた形でB’Zが曲を作成。この形でこれからも作っていきたいと思っています。
2003年は「its show time!」という曲に変わります。
(スポーツ局 畠山プロデューサー談)


Q.
「旅の香り、時の遊び」で氷川きよしさんを「若さま」と呼んでいるのはなぜですか?
(62歳 女性)
A.
番組内で「氷川きよしの小さな小さな ふれあい旅」というコーナーがあります。
これは氷川きよしさんが「東京で身近な旅をし」 「人とのふれあいなどを楽しむ」といった内容のものです。
このコーナーで「若」と呼ばれています。
これは、コーナー全体を「時代劇のお忍び」のイメージにしたいと考えたからです。
「若殿が身分を隠して津々浦々を見て回り、人々とふれあう」 そんなイメージです。
(阪本番組プロデューサー談)



Q.
「デジタル放送」が地上波でも始まるとニュースが伝えていました。
すぐに、全部デジタル放送になってしまうのでしょうか。
(35歳 女性)
A.
デジタル放送の予定についてお伝えします。
2003年末    …東京・大阪・名古屋の三大都市圏の一部で放送開始。
2006年末までに…その他の地域でも順次放送開始。
2011年までは  …「アナログ」「デジタル」並行しての放送。

デジタル放送のメリットは、
「高画質」「高精細」「多チャネル」「高機能」

デジタル放送を詳しく紹介するためのホームページ登場。
カウントダウン!地上デジタル放送」 (テレビ朝日ホームページからもアクセスができます)



Q.
テレビ朝日「新社屋」の情報を番組でみました。いつからスタートするのですか?
(30歳 女性)
A.
2003年、5月。グランドオープンする「六本木ヒルズ」 この一角に「テレビ朝日新社屋」があります。
新社屋が本格的に稼働するのは、10月の予定です。
新社屋1Fには「アトリウム」があり、オープン後は、一般の方々が自由に 出入りできるスペースになります。カフェなどもあります。



Q.
ドラマなどによく使われる「特別出演」と「友情出演」との違いは?
(65歳 女性)
A.
出演者スーパーの中に「特別出演」「友情出演」という言葉が出てきます。
この違いは…?
「特別出演」…主役とは別に「主役に匹敵する」「主役より格が上」
         「他業界の方で本来ならば出演のない方」などの出演スーパーに
         格を上げるために付けます。
         本来は、映画の世界に多く、テレビの世界では
         あまり使われることはありません。(ドラマぐらい)
「友情出演」…文字通り、出演者(主役方)などと深いお付き合いのある方、
         仲の良い俳優さんに出ていただく場合に付けます。
(ハ丁堀の七人 川田プロデューサー談)



テレビ朝日からの
「報告」ならび「お詫び」です。

テレビ朝日では、3年前の8月に「週刊ワイドコロシアム」という番組で、
その年の5月に熊本県で発生した交通事故のニュースを放送しました。

この事故は、乗用車が崖から転落し、乗っていた4人全員が亡くなったもので、
そのうちの3人には、およそ60億円の保険金が掛けられていました。
しかし、その後の警察や検察などの捜査で、報道の内容に次のような誤りがありました。
以下、それをご報告いたします。

  • 放送の中で田中喜代重弁護士や交通事故鑑定人から「事故は故意の可能性が高い」
    との発言がありましたが、
    その後、熊本地検の捜査でも裏付けられたように、全くの誤りでした。
  • また放送の中で、亡くなられた方々が属していた医療法人「林田会」が保険を掛けたときの状況や
    保険金請求の経緯に不審な点があると報道しましたが、これは発言者の事実誤認に
    基づくもので、全くの誤りでした。
  • 視聴者に対し、この事故は保険金目当てに医療法人らが故意に引き起こしたものだ
    という印象を与えましたが、全く事実無根でした。

なお、熊本地方検察庁はおととしの7月にこの事故を「被疑者死亡」で不起訴処分としましたが、
その際、「この事故は保険契約とは全く無関係な交通事故であることが明らかとなりました」
というコメントを発表しています。

こうしたことから、テレビ朝日としては、

  • この事故は、何者かによって意図的に引き起こされたものではなく、運転手の過失
    によるものであること。
  • この医療法人は、財務状況などからみて優良病院であり、経営状況からみても保険
    契約に何らの不自然さもないこと。
  • この報道により、この医療法人および関係者が精神的かつ経済的に重大な被害を
    被ったこと。
以上を確認いたします。
また、この件に関して「BRC−放送と人権等権利に関する委員会」は去年3月に
「委員会決定」を出し、
  • テレビ朝日は事故鑑定人による現場の状況の解析から、当時の速度などを割り出し、それを作為的な事故の有力な証拠としているが、それだけでは、故意による事故と決定付けることは困難だ。しかも、運転者に故意に事故を起こす原因なども見出せなかったことを考えれば、作為的な事故と信じるに足る理由があったとは認められない。
  • 保険金額は巨額であるが、法人契約によるもので、病院の年収から見れば、敢えて不自然と言うには足りない。また当時、自殺してまで保険金を取得させるような窮迫状況も認められないことから、放送内容は保険金疑惑に結び付かないような慎重な配慮が必要だった。
    と述べ、この放送が「申立て人の名誉を毀損し、信用を失墜させた」と結論づけました。
これらの事実を踏まえ、テレビ朝日としては、重大な名誉毀損を犯した責任を深く自覚し、関係者の方々に改めて謝罪いたしますとともに、今後の取材報道活動に際しましては、再び同様の誤りを犯さぬよう徹底いたします。 これらの事実を踏まえ、テレビ朝日としては、重大な名誉毀損を犯した責任を深く自覚し、
関係者の方々に改めて謝罪いたしますとともに、今後の取材報道活動に際しましては、
再び同様の誤りを犯さぬように徹底いたします。