12回目の新シリーズスタートにあたり、視聴者の方々の出演者を募集。
応募総数527通。
その中から最終選考、結果7名が決定。
この7名の方々はエキストラとして「江戸の町の人々」に扮し、主演の松平健さんと共演。
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第4話・第8話の撮影に密着 |
エキストラ出演者:京都市在住 下村 渓子さん
千葉県在住 植田 洋介さん
植田 豊子さん ご夫妻
(その他の方は、別の放送回に出演予定) |
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午前7:00 |
植田夫妻、東京出発、京都へ。 |
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午前9:30 |
東映京都撮影所到着。京都在住の下村さんと合流。
撮影スタッフの案内にて撮影準備に入る。
撮影所内の「俳優会館」にてメークや衣装などの出演準備をする。 |
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「俳優会館」到着。
すぐに結髪室(*)にて「かつら合わせ」。
結髪担当が、役柄にあった「かつら」を選び、サイズ合わせやのせ具合の調整。 |
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「結髪」… |
役者の髪型を準備する専門の人達のこと。
時代劇など時代考証が難しいものについては、熟練の結髪さんが担当。
女性は、一度かつらをはずしメークをする。
メーク終了後、最終的にかつらをつける。
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“視聴者エキストラを迎えて気を付けた点は?”(結髪担当:山田真佐子氏) |
「かつら」を付けることが初めての人は、付けたときの違和感(痛みなど)の具合がよくわからなかったりすることがある。
季節的な事なども考慮しつつ、本人に合ったものを選ぶ。
また、撮影は長いので、かつらをつけるタイミングなども考える。
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次に「美粧室」にてメーク。
ここでは、全ての役者さんが浴衣姿。
時代劇用のメークがしやすいように。
男性の場合は「メーク」と「かつら」を両方ともここで行う。
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“メークをするときに心がけることは?”(美粧担当:久斗敏厚氏) |
その人達の良い面を出してあげるように心がけている。
持ち味を活かした化粧をする。
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「衣裳室」にて衣装をつける。
時代考証や役柄、身分に至るまで衣装で表現。
担当は、衣装の着方や付けている小物、細部にわたり神経を使う。
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“視聴者エキストラに対する感想は?”(衣裳担当:下村千里氏) |
ありがたいと思います。
今回のような体験をしていただくことによって、裏で支えるスタッフのことも感じてもらえるようになるでしょう。自分達もさらに一生懸命になると思います。
その結果、より作品を楽しんでもらえるようになるのでは…。
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撮影現場へ移動。
助監督より撮影スタッフへ出演者紹介。 |
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撮影準備。
今回は「4話:植田夫妻出演」と「8話:下村さん出演」の回を一度に撮影。
話数が違っていても「同じ場所でのシーン」がある時にこのような撮影方法をとることがある。 |
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段取りを説明。 |
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リハーサル。 |
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本番。 |
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午後 |
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2:30 |
2組の出演シーンのみ、撮影終了。
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“視聴者エキストラに対する感想は?”(森本浩史監督 談) |
日常での動きとは別に、撮影の中での動き(決まり事)などがあり、
その事を気にしながら自然に見せることが難しい。
そんなことも含めて良い経験をされたのではないでしょうか。
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“エキストラ出演を終えての感想” |
下村渓子さん: |
一生に一度あるかないかの経験。貴重な体験ができました。
相手の役者さんが自然に話しかけてくれたことで、撮影中はとてもリラックスができました。
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植田洋介さん: |
突然セリフをもらった事に驚いた。
実際やってみて心配してたよりはスムーズにできたように思いました。
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植田豊子さん: |
今までテレビで見ていて、多少思っていたところはあったが、思っていた以上に撮影は大変だということを実感しました。
今後、番組の見方が多少変わるように思います。 |
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