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● 3月24日 ●
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【放送内容】
今回は、「メディアリテラシー」を番組で取り上げての第5弾。
視聴者の方にビデオ制作を体験していただきました。
新聞・テレビ等の「メディア」からの情報を 「一方的な受け手」になるだけでなく、 メディアの仕組みや現状などをよく知り、情報の選択をする能力を身につけること。
「メディアリテラシー」で「体験する」(実際にビデオ制作をする)ということは作品のできとは別に、メディアを身近に感じ、理解する上で重要な行為。
(水越氏 談)
| ビデオ制作メンバー: |
横浜市保土ヶ谷区の「まちのメディア研究会」のみなさん8名。
男性4名・女性4名の2チームに分かれ、ビデオを制作。
「まちのメディア研究会」とは、20代〜70代のメディアに関心がある人々が、定期的に集まり、意見の交換・研究などを行う市民グループ。 |
| 『制作開始』・・・3分のビデオ作品を作る |
| テーマ:「保土ヶ谷」 |
| 女性グループ・・・ |
保土ヶ谷在住の世界的舞踊家「大野一雄氏」(95歳)を通して「保土ヶ谷」を描く。 |
| 男性グループ・・・ |
保土ヶ谷の宿場町ができて400年。
「保土ヶ谷宿400年倶楽部」(市民サークル)を通して町づくりを描く。 |
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| 『事前用意』 |
制作にあたり、担当を決め、準備にかかる。
機材の取扱等は、テレビ朝日スタッフから事前に講習を受ける。
皆の意見を出し合い、ディレクターがロケ台本を作る。 |
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| 『ロケ当日』 |
集合場所で機材等のチェックをし、ロケ現場へ移動。
ディレクターの指示のもと、撮る場所・モノを決め、ロケを開始。
お互いに相談し合う。
移動中やロケ現場でテレビ朝日スタッフが、アドバイスをする。 |
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| 『取材を終えて』・・・制作者の感想 |
(女性グループ)
- 取材対象にドンドン引き込まれていくような気がした。
出来上がりが楽しみ。
- リポーターを担当した。相手があまり話さない方だったので進行が上手くいかず、取材対象の魅力が引き出せたかどうか不安が残る。
- カメラを回していた。最初は緊張していたが、ドンドン楽しくなってきた。
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(男性グループ)
- 思うようなモノが撮れているか、撮ったモノをみるのが楽しみ。
撮りたいモノはある程度は撮れた気がするが不安。
- 実際にカメラを回してみて多くのことを知った。
- 限られた時間の中で話を聞くのは大変だと思った。
- 良い素材が揃った。編集が楽しみ。
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(テレビ朝日スタッフ)
- ロケを体験して、ビデオを作ること、
その為の音を取ることが楽ではないということが分かっていただけたのではないか。
- 作る立場の状況も多少理解してもらえたかもしれない。
これから、テレビの見方も変わるかもしれない。
このことが「一生の宝物」になるのでは。
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| 『スタジオ』 |
ロケ中に色々なことを体験する。
撮影時の画づくりや音声の問題・明かりのあて方・・・など
実際に体験し、「感じる事」が重要なこと。
今回のビデオ制作を体験する中で「足りなかったこと」「失敗したこと」は必ず、次に生きてくる。
(水越氏 談) |
3月10日 文京区本郷(東京大学安田講堂)にて
メディアリテラシーのシンポジューム開催されました。
テーマ:
「民放連プロジェクト テレビと地域コミュニティーの形成」
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